【カルティエ】タンク マストが品番変更・仕様変更!ソーラービートとクォーツ、それぞれの旧モデルとの新旧の違いは?WSTA0089 WSTA0110【スタッフブログ】

老若男女問わず大人気のカルティエのウォッチ「タンクマスト」で仕様変更とそれに伴う品番(=リファレンス)変更が行われています。対象となっているのはソーラービート ムーブメント搭載のタンク マストSM ソーラービート ムーブメント WSTA0060とタンクマストLM ソーラービート ムーブメント WSTA0059、さらにクォーツ ムーブメントのタンク マストSM WSTA0042も仕様変更と品番変更でマイナーチェンジをしております。

 カルティエ タンク マスト 仕様変更 WSTA0042 WSTA0110 WSTA0089 WSTA0090

以前当ブログではカルティエのパンテール ウォッチの型番&仕様変更について記事を書かせて頂きましたが、カルティエ製品の仕様変更と型番(品番)変更は大々的な発表を行うことなく突然行われていることがありますのでカルティエ製品の購入を検討中の方や、ユーザーは困惑することもあるかと思います。

今回は「タンク マスト ソーラービート ムーブメント モデル2種」と「タンク マスト クォーツ ムーブメント モデル」の仕様&品番変更について解説を行います。

・タンク マスト ウォッチ SM ソーラービート™ 品番 WSTA0060
→タンク マスト ウォッチ、スモールモデル、光起電発電 ソーラービート™ 品番 WSTA0089

・タンク マスト ウォッチ LM ソーラービート™ 品番 WSTA0059
タンク マスト ウォッチ、ラージモデル、光起電発電 ソーラービート™ 品番 WSTA0090

カルティエ タンク マスト

カルティエより2021年のウォッチ&ワンダーズで新作として発表されたのがタンク マストのソーラーバッテリー ウォッチです。カルティエ史上初のソーラーバッテリーウォッチとして発表された 「タンク マストSM ソーラービート™」と「タンク マストLM ソーラービート™」です。約16年間稼働できるというカルティエの革新的な開発は人気を呼び、正規店にて品切れ状態が続くと言うこともありました。

新品番&仕様変更されたタンク マストWSTA0060とWSTA0059は日本国内では2024年11月8日より全国発売となったようです。

新生タンクマスト スモール WSTA0060とラージ WSTA0059には外観上の変更点はありません。

海外ではサイレントリリースとされており、カルティエは大々的に発表していませんが搭載ムーブメントのソーラービート™がVersion 1(V1)からVersion2(V2)へと進化しているようです。

カルティエの日本公式サイトの商品ユーザーガイドでは紹介されておりませんが、海外では旧タンク マスト ソーラービート™のV1と新タンク マスト ソーラービート™のV2の違いが公式より紹介されています。

タンク マスト ソーラービート V1とV2の違い
旧 ソーラービート
WSTA0060 WSTA0059
【V1】
新 ソーラービート
WSTA0090 WSTA0089
【V2】
晴れの日の太陽光での❝1日分❞の充電4分2分
晴れの日の太陽光での❝再起動❞の充電1時間30分
晴れの日の太陽光での❝5カ月分❞の充電9時間5時間
充電方法下記下記
旧ソーラービート V1 WSTA0059 WSTA0060

旧ソーラービート™ V1ではローマ数字部分がくり抜かれていて、その部分から光を取り込んでいました。通常セイコーやシチズンなどに代表されるソーラーウォッチはその充電効率を最大化するために半透明とも言える独特な文字盤を使用せざるを得ませんでした。カルティエは自らのデザイン性を損なわないためにもローマ数字インデックスを切り抜くという策に出たのがこれまでのソーラービートでした。

新ソーラービート V2 WSTA0089 WSTA0090

2024年11月から発売されている新ソーラービート™ V2では文字盤に肉眼では確認のできないごく微小の穴が無数に空いており、文字盤全体から光を取り込むことができます。

カルティエは2021年のソーラービートモデル発表から約3年でV2という新たなムーブメントと光を取り込む方法のシステムを開発したことになります。新品番になったタイミングでの定価の改定はありませんでした。¥517,000。

タンク マスト SMのクォーツムーブメント モデルであるWSTA0042も2025年現在、品番の変更と仕様の変更がされています。新品番はWSTA0110となっています。

タンク マスト WSTA0042 WSTA0110 違い

旧品番WSTA0042と新品番WSTA0110を比較して異なる点は一つで「裏蓋に使用されているネジの形状の変化」です。これまでは一般的なマイナス型のネジが使用されていましたが、カルティエでは昨今徐々にウォッチに使用されるネジを特殊な形状のものへと変更していっています。

特殊形状のネジに合うドライバーは、即座に用意できるためのものではないためカルティエは社外で自社の時計が開閉されることを防ぎに入ったということでしょう。

現在は仕様と品番の変更が無いLMサイズについてもほぼ間違いなく今後同様の変更が行われることは間違い無いでしょう。

ソーラービート™ モデルについては今後V1のWSTA0059やWSTA0060と新型V2のWSTA089とWSTA0090に相場の違いが出てくると思います。

充電効率を見ると、この2種類の新旧の違いは大きなものでありユーザー目線で見たときに新型ソーラービート™ ムーブメント搭載モデルの需要が高まると思います。ですがV1でも日常生活に十分なクオリティのムーブメントであるのは間違いありませんので、相場に違いが出ても1割程度の差になるのではないでしょうか。

カルティエ 買取 質入れ・質預かり 相場

一方でクォーツムーブメントのWSTA0110については相場への影響があるかは現時点では予測不能です。

理由としてカルティエのタンク マスト クォーツは電池交換の頻度が高いわけではなく、また延長保証に入ることで8年間の正規保障が付きます。さらに裏蓋に使用されている特殊なネジ形状についても、おそらく近い将来にはカルティエ専用のドライバーという形で工具が商品化されると思います。

国内販売定価が同じタンク マストのソーラービートとクォーツですが、2025年3月現在時点でソーラービート™モデルの方がクォーツモデルよりもやや高値です。CHRONO24では旧ソーラービート™のタンク マストSM WSTA0060が新品未使用品で57~60万円で販売されているのに対し、クォーツのタンクマスト SM WSTA0042の新品未使用品は45万円~58万円で販売されているなどの差があります。

海外を含めてSNSなどを見渡してもソーラービート™モデルはウェイティング状態の方も見られるなど需要に対して供給が追い付いていないようにも映ります。

カルティエは今回のタンク マストの仕様変更と品番変更でも分かる通り❝サイレントリリース❞しがちであります。笑 通常であれば大きな展示会のタイミング、時計であれば毎年3~4月に開催されるウォッチ&ワンダーズなどで発表される所ですがカルティエはいつの間にかに変更がされています。

ムーブメントの進化・変更などは他ブランドでは大ニュースですが、それを❝サイレント❞で行ってしまうのがカルティエの凄い所です。

カルティエはやや相場の下落が見られている高級時計史上において相場の上昇が見られる数少ないブランドの一つです。世界五大ジュエラーに数えられながら時計史においても重要な役割を担っています。

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【クレドール】セイコー クレドール の「ロコモティブ」が新シリーズとして正式販売開始。【スタッフブログ】【大和屋質店】

セイコーのドレスウォッチラインにしてフランス語で「黄金の頂き」を意味する「CRÊTE D’OR」が由来となっているクレドールが誕生したのは1974年のこと。同じくセイコーの高級ラインであるグランドセイコーと比べて、より優雅で煌びやかなデザインなのが特徴です。

そのクレドール生誕50周年を記念して2024年に発表されたのが時計デザイナーのジェラルド・ジェンタ氏監修の元1979年に製作された❝ロコモティブ❞の復刻モデルでした。

クレドール 50周年記念 LOCOMOTIVE 限定モデルは世界300本限定(日本国内200本)でしたが、2025年5月23日に正式に新シリーズとして通常ラインナップに加わることが発表されました。

昨今資産価値としての目線も強くなっている高級時計。新しい時計を購入する際には、その資産性というのも気になるポイントの一つです。

クレドールのロコモティブはどうなのかについても解説します。

GCCR999

クレドール ロコモティブ GCCR999
品番GCCR999
希望小売価格(税込)1,760,000円
素材ブライトチタン
ケースサイズ外径 38.8mm 厚さ 8.9mm
数量300本(国内200本)
発売日2024年8月9日

クレドール50周年を記念して発表されたGCCR999。ケースとバンドにブライトチタンを使用し、1979年当時のクォーツだったのに対しGCCR999はオートマティック製。ダイヤルはロコモティブ=機関車の意味からインスパイヤされた蒸気をイメージした約1,600本の凹凸線パターンです。

発売後即完売で現在は2次流通市場でも購入も難しくなっております。
CHRONO24では約270万円で1本だけ販売が見つかります。(2025年2月現在)

GCCR997

クレドール ロコモティブ GCCR997
品番GCCR997
希望小売価格(税込)1,870,000円
素材ブライトチタン
ケースサイズ外径 38.8mm 厚さ 8.9mm
数量
発売日2025年5月23日

そして2月初旬に発表されたのが2025年5月23日発売予定のCCCR997は限定数の表記は無いため通常ラインナップに加わるようです。またセイコーの発表では「クレドールのオリジナリティの確立に大きな影響を与えた「Locomotive(ロコモティブ)」を、<クレドール>の新たなデザインシリーズ」という表現がされているため、クレソールの新たなコレクション、シリーズの1本として今後もリリースされていくことも示唆されています。

資産性としてキーになってくるのが❝ジェラルド・ジェンタ デザイン❞という点です。「時計界のピカソ」とも称されるデザイナーは多くの有名メゾンの時計デザインを手がけております。時計デザイナーとしては最も有名な人物です。2011年に他界したことで今後ジェラルド・ジェンタ本人のデザインが生まれる可能性は無くなっています。

ジェラルド・ジェンタ

ジェラルド・ジェンタ氏は昨今のラグジュアリースポーツウォッチブームに火をつけた張本人と言っても過言ではありません。ジェラルド・ジェンタが携わった時計を列挙するだけでも彼の凄さが分かります。

✔ 1962年 オメガのシーマスター Cライン
✔ 1972年 オーデマピゲのロイヤルオーク
✔ 1974年 IWCのインヂュニア
✔ 1976年 パテック・フィリップのノーチラス
✔ 1976年 ブルガリのブルガリ・ローマ(後のブルガリ・ブルガリ)
✔ 1979年 セイコークレドールのロコモティブ

と錚々たる有名ブランドと歴史に残るアイコンウォッチの数々です。いずれも高級時計として資産性はありますが、この中でオーデマ・ピゲのロイヤルオークとパテック・フィリップのノーチラスは共に時計界の頂点に君臨する「世界三大時計」の内の2つで、ラグュアリーブランドが出すスポーツウォッチとしてそれぞれロイヤルークとノーチラスは顧客でも順番待ちで買えず、店頭に並ぶことすら無い言わすと知れたプレミアムウォッチです。

クレドールのロコモティブの資産性を考慮するにはIWC(インターナショナルウォッチカンパニー)の❝インヂュニア❞の現状を見ると良いかもしれません。

インヂュニア IW3289

ブルガリ・ローマやオメガのCラインといったジェラルド・ジェンタ氏デザインの時計は革バンドのモデルなのに対し、APのロイヤルークやパテック・フィリップのノーチラス、IWCのインヂュニアはケースとバンドが一体化されたこれぞジェラルド・ジェンタ デザインと呼べる時計です。それ以外にもクレドールのロコモティブとIWCのインヂュニアについては共通項が多く見られます。

                インヂュニア IW328907
ブランドクレドールインヂュニア
初代発表年1979年1976年
復刻モデル発売2024年2023年
2025年現在価格1,870,000円税込1,776,500円税込
素材チタンステンレススチール
デザインジェラルド・ジェンタジェラルド・ジェンタ
概要当時ジェンタ氏のデザイン画を技術、コスト面で再現するのが難しかったが、新作では完全再現+現代技術で細部を再解釈。当時ジェンタ氏のデザイン画を技術、コスト面で再現するのが難しかったが、新作では完全再現+現代技術で細部を再解釈。
購入難易度正規店で購入可能

このようにどちらも70年代後半にジェラルド・ジェンタ氏がデザインを行い発売、「当時のブランドの設定価格ではジェラルド・ジェンタのデザインを忠実に再現することが出来なかった。(ブランドの平均価格を大きく上回ってしまう。)」…時を経て、オリジナルデザインに忠実なモデルが完成。

というストーリーも似通っています。「クレドール」と「IWC」共にブランドの格という上でも時計業界では8-15位に位置するランクですし、販売価格もロコモティブが1,870,000円、インヂュニアが1,776,500円(2023年発表当時は1,567,500円)と同じような価格帯です。

IWC インヂュニア

2023年の発売直後はその過熱ぶりからすぐに在庫切れとなり当時の定価1,567,500円を上回る価格で2次流通市場に出ていましたが、発売から1年半が経過した2025年現在は概ね正規店での購入が可能な在庫状況になっています。

現在の定価1,776,500円に対して2次流通市場では130万円台くらいから品物が見つかります。

定価を上回る価格ではありませんが仮に売却した際にでも定価の5-6割ほどになる事もありますのでリセールバリューは十分高いと言えます。

※これは2025年現在時点での話であり、さらに長期間に渡り時計を保有することでその資産性が増していくことも考えられます。

という結論に現時点では至りました。

おそらく2025年5月23日の販売開始直後はIWCのインヂュニア同様に即座に完売し、定価以上の価格で2次流通市場に出回ることになると思います。しかしセイコーが少数生産しかしないとなれば話は別ですが、「新たなデザインシリーズ」と謳っている以上 一定の生産と新たなカラーの追加などシリーズの拡張もされていくと考えるのが普通です。

IWCのインヂュニアやオメガのスピードマスタープロフェッショナル白文字盤と同様に発売開始後1年ほどを目途に落ち着いていき、正規店での購入が可能となるのでは無いでしょうか。

・これ以上増えることが無い巨匠ジェラルド・ジェンタ デザイン
・日本を代表するセイコーのクレドール

と言った偉大な事実が時計界で今後どのような評価を得ていくのかは分かりません。時計にも車にも共通して「国産が良い!」という方はいらっしゃいますので「国産時計のラグジュアリースポーツデザイン」をお探しの方には資産性を見ても最高のモデルでは無いでしょうか。

こちらは1979年発売の初代ロコモティブ。復刻版とは異なりステンレススチール製でクォーツでした。「Seiko Design 140」というセイコーの140年の歴史のモデルを振り返る特設サイトに掲載されています。

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【 チューダー (チュードル) 】 ブラックベイ など今おすすめしたいチューダーのモデルはこれ!30代以上の方にもおすすめ。 その魅力に迫ります。【スタッフブログ】

2018年に日本正式上陸を果たしそれまで日本国内で呼ばれていた「チュードル」という名称から公式で「チューダー」とし、一気に人気が拡大している時計メーカーです。前述の通り日本では正規販売が2018年まで無かったことからブランド知名度では「ロレックス」「オメガ」などには及びませんが長い歴史を持つ有名メゾンの一つです。

この後に改めてチューダーのブランドとして成り立ちなどを説明していきますが近年ではグローバルアンバサダーにサッカー選手で元イングランド代表のキャプテン、マンチェスターユナイテッド、レアル・マドリード、ACミラン、パリサンジェルマン、LAギャラクシーなど各国の名門ビッグクラブを渡り歩いた「貴公子」ことデイヴィッド・ベッカムを起用するなど、ブランドとしての新たな道を歩みだしています。
日本でも2002年の日韓ワールドカップでベッカムフィーバーを巻き起こすなどサッカー界を超えた人気を今なお誇っています。

現在は30~60万円の価格帯がメインのチューダーですが、数年後などにはかつてのロレックス同様に「正規店でも100万円用意しないと買えないブランド」そして「正規店では購入が困難で中古・並行市場で定価を上回る」ブランドとなっていてもおかしくありません。

30代などになって購入したいブランドとしても最適で、なおかつ十分な歴史とロレックスのバックボーンがありますので年配になっても全く恥ずかしいなんてことはない時計です。

是非最後までお付き合いください。

チューダーとはどんなブランド

チューダーがどんなブランドか知る上でその歴史をおさらいしていきましょう。
チューダーは簡単に言うと❝ロレックスのディフュージョンブランド❞として誕生したブランドです。つまりブランド設立当初からは❝ロレックスの廉価版❞として歩んできました。

  歴史 -誕生-  

チューダーの設立は1926年です。
ロレックスの設立が1905年なので、ロレックス誕生から20年後には既にチューダーが誕生していたこととなります。ロレックスとチューダーの創業者でもあるハンス・ウイルスドルフは以下のような言葉を残しています。

「私は何年もの間、ロレックスの技術と信頼をもって、確固たる品質と先駆性を備えた腕時計を創りたいと思ってきた。その価値ある新しい腕時計を製造・販売するために、私は新たに 『チューダー ウォッチ カンパニー』という会社を立ち上げることにした。」-ハンス・ウイルスドルフ-

https://onl.la/fSVtumx

当時のハンス・ウイルスドルフは当時ロレックスの本社があったイギリスでの販路拡大や知名度向上を狙って、高額なロレックスの弟ブランドとして廉価版の「チューダー」を誕生させました。

ロレックスの技術力を持ちながら手に取りやすい価格というチューダーは多くの人に愛されハンス・ウイルスドルフの目的は達成することとなります。

  ブランド名  

イギリスでの販路拡大、知名度向上が主な目的だったこともありブランド名にはイギリスゆかりのネーミングがされています。「チューダー」とはイギリスの王朝「チューダー王朝」からとられたものであり、15世紀末から17世紀初頭までの絶対王政のもとで、イギリスが大国に成長した時期でもあります。

https://www.famsf.org/stories/tudors-whos-who

チューダー王朝は過去のイギリスを支配した王朝の中で世界で最も知名度が高い王朝であり、ヘンリー7世が即位した1485年から生涯独身を貫いたエリザベス1世が生き途絶える1603年まで約120年続きました。

エリザベス1世の頃には東インド会社という貿易会社が設立されており、貿易によって国を反映させようとする重商主義が強まり後のイギリスが世界の支配者になる礎を築いた時期としてイギリス国内でも高い人気を誇る時代です。

  ロゴ  

現在のブランドロゴはシンプルな「盾」が使用されていますがこれは1970年代からでそれまではチューダー王朝およびチューダー家の「薔薇」時計にも使われていました。

現在の「盾」を用いたチューダーのロゴ

この「薔薇」というのチューダー王朝に由来します。
チューダー王朝は王位継承を巡るランカスター家(赤薔薇)のヘンリー・チューダーとヨーク家(白薔薇)のリチャード3世の戦いの末に、勝利したランカスター家が王座に就くのですが武力で勝ったものの血筋で劣るランカスター家のヘンリー・チューダーがヨーク家のリチャード4世(リチャード3世の兄)の娘エリザベスと結婚しスタートしました。

このランカスター家=赤薔薇 とヨーク家=白薔薇 をミックスさせたロゴがチューダー王朝のロゴになっており上のチューダー王朝系図からも分かります。

1936年頃以降チューダーではチューダー朝のローズ=薔薇がダイアルに入ることになりました。これらの時期以降のチューダーは大きめの「デカバラ」、小さめの「コバラ」、盾の中に薔薇が入った「盾バラ」などいくつかの種類があります。

ロレックスとの違い

チューダーがロレックスの技術を擁しながらより安価な腕時計を製作する。=コスト削減。された部分はどこだったのでしょうか?

①【素材】

ロレックスでは❝904L❞という航空宇宙や化学分野などで使用されるスーパーステンレススチールとも呼ばれる素材を使用しているのに対し、チューダーは❝316L❞というより一般的なステンレススチールを使用しています。316Lは医療などにも使われ多くのブランドも採用するステンレス。

②【ムーブメント】

ロレックスでは古くから自社開発ムーブメント=マニュファクチュールムーブメントを使用してきましたが、チューダーではETA社の汎用ムーブメントを使用していました。(ETA社のムーブメントはオメガなど有名メゾンも使用している大手ムーブメント)

※現在はチューダーも自社ムーブ

③【ロレックスのパーツを使用】

専用のパーツを開発・製造するのではなくロレックスのパーツを流用することで製造コストを削減していました。

※現在はチューダー専用のパーツを使っておりロレックスのパーツは使われていない。

このような部分が当時チューダーがロレックスの廉価版として発売される中でコストカットされた主な内容になります。そのほとんどが一流時計メーカーの数々と比較しても決して劣らないレベルであり、あくまでもロレックスが高性能すぎるとも言えます。

しかし2010年代からは特にチューダーはロレックスのディフュージョンブランドではなく、自社開発に力を入れるとともに❝独立した一つのブランド❞としての歩みを加速させています。

ロレックスの類似モデル

元々はロレックスのディフュージョン=廉価版 ブランドだったこともあり腕時計のデザインそのものはロレックスと類似したモデルが現在も多いです。

チューダーRef.7922(左)とロレックスRef.6204(右)

(右)のロレックス初代サブマリーナーRef.6204が誕生したのは1954年とされていますが、同年チューダーは(左)のチューダー オイスタープリンス サブマリーナー Ref.7922を誕生させています。

非常に酷似しておりこれはある意味でディフュージョンブランドだからこそ許された所業と言えます。他社メーカーがこれをやったらパクリとして総叩きに合うことでしょう。

こういった起源から現行品においてもどこかロレックスの雰囲気を醸し出すチューダーウォッチは多いです。

  ブラックベイ×サブマリーナーデイト  

言わずもがな上の初代サブマリーナーから連なるチューダーとロレックスそれぞれのサブマリーナー現行モデルです。現代では共に自社ムーブメント搭載で70時間パワーリザーブ。ベゼル素材がチューダーはスチール製なのに対しロレックスはセラミック製。

ブラックベイRef.M79230NとロレックスRef.126610LN
ブラックベイ M79230Nサブマリーナー 126610LN
定価533,500円1,344,200円
※定価は2023年9月現在
ブラックベイRef.M79733NとロレックスRef.126613LN
ブラックベイ M79733Nサブマリーナー 126613LN
定価755,700円2,043,800円
※定価は2023年9月現在

  ペラゴス×シードウェラー  

ブラックベイよりもダイビング性能が上がったペラゴスは500m防水のペラゴスと200m防水だが39mmと着けやすいペラゴス39があります。対するロレックスのシードウェラーは1,220m防水、ディープシーが3,900m防水、ディープシー チャレンジに至っては11,000mと破格の防水性能を誇ります。

チューダーのペラゴスおよびペラゴス39はチタン素材というのが最大のメリットであり、これはロレックスだとディープシー チャレンジとヨットマスターにしか存在しないこととなります。

チューダーRef.M25600TNとロレックスRef.126067
ペラゴス M25600TNディープシー 126067
定価651,200円3,402,300円
※定価は2023年9月現在

  レンジャー×エクスプローラーⅠ  

スムースベゼルデザインのチューダーのレンジャーとロレックスのエクスプローラーⅠはそれぞれ探検を目的とした所から製作されておりそれぞれ類似する該当モデルです。

チューダーRef.M79950とロレックスRef.224270
レンジャー M79950エクスプローラーⅠ 224270
定価415,800円1,002,100円
※定価は2023年9月現在

  ブラックベイプロ×エクスプローラーⅡ  

形状は異なるものの共に24時間ベゼルとGMT針が備わっているなど類似点の多いブラックベイ プロとエクスプローラーⅡです。

チューダーRef.M79470とロレックスRef.226570
ブラックベイ プロ M79470エクスプローラーⅡ 226570
定価547,800円1,262,800円
※定価は2023年9月現在

  ブラックベイ31/34/36/41×オイスターパーペチュアル28/31/34/36/41  

共に31mm/34mm/36mm/41mm(オイスターパーペチュアルは28mmも)と豊富なサイズ展開があるなどこの2モデルもそれぞれの類似モデルです。

チューダーRef.M79680とロレックスRef.124300
ブラックベイ41 M79680オイスターパーペチュアル41 124300
定価532,400円837,100円
※定価は2023年9月現在

  ブラックベイGMT×GMTマスターⅡ  

共に2色に分かれたベゼルとGMT針を備えたGMTモデル。GMTデザインはチューダーとロレックスに限らずどのブランドでも似たデザインになることが多いですがチューダーとロレックスの兄弟ブランドはカラーリングも似ています。ロレックスではオイスターブレスとジュビリーブレスが選択できます。ベゼルはブラックベイ×サブマリーナーと同じでチューダーはスチール製、ロレックスはセラミック製。

チューダーRef.M79830RBとロレックスRef.126710BLRO
ブラックベイGMT M79830RBGMTマスターⅡ 126710BLRO
定価568,700円1,399,200円
※定価は2023年9月現在

コンビモデルのGMTは「黒×茶」の組み合わせで海外では「ルートビア」日本国内では「カフェオレ」といったニックネームで親しまれています。

チューダーRef.M79833MNとロレックスRef.126711CHNR
ブラックベイGMT M79833MNGMTマスターⅡ 126711CHNR
定価776,600円2,112,000円
※定価は2023年9月現在

  ブラックベイクロノ×デイトナ  

ロレックスは元々クロノグラフモデルが非常に少ないブランドとして知られており現在でも「デイトナ」と「ヨットマスターⅡ」しかありません。チューダーでは「ブラックベイクロノ」と「ペラゴスFXD」で、ヨットマスターⅡとペラゴスFXDはそれぞれヨット競技を楽しむ人向けへ作られています。

ブラックベイクロノはスチール製ベゼル、デイトナはセラミック製ベゼルです。

チューダーRef.M79360NとロレックスRef.126500LN
ブラックベイGMT M79833MNGMTマスターⅡ 126711CHNR
定価720,500円1,974,500円
※定価は2023年9月現在

とこの様に一部無理やりもありますがチューダーとロレックスにはそれぞれに対になるモデルがラインナップされており、チューダーではロレックスの半額~最大で1/3で購入が可能な定価設定になっているのも特徴です。

チューダーを選ぶ❝ 5 ❞つの理由

30代~50代の方にチューダーをおすすめする理由はいくつかあります。
2023年現在は各ブランドの平均価格が70万円から100万円オーバーになっています。それは昨今人気のラグジュアリースポーツウォッチやスポーツラインの時計こそ顕著です。

個人的なチューダーのおすすめ理由は以下の通りです。

 ①スノーフレーク針 イカ針 

今やブランドのアイコンにもなった特徴的なスノーフレーク針(日本では通称イカ針)です。他のブランドには無いチューダーだけの魅力の一つ。

 ②古き良きデザイン 

時代と共にメインデザインを残しながらも細かく進化しているロレックスに対し、当時のデザインを踏襲しているのがチューダーです。代表的なのはリベットブレスデザインの採用やリューズガードが無いという点。

 ③圧倒的なコスパ力 

チューダーはこれまでの歴史的背景もあり、ロレックス同等の技術力がありながら程よく価格を抑えてくれています。そのためコストパフォーマンスはどのブランドよりも高いと言えます。

 ④購入までのハードル 

ロレックスでは「よし買おう」と決めても正規店に在庫は無く、購入までには最低半年~1年、モデルによっては数年経っても買えない。なんてこともしばしば…既にチューダーでも在庫が無い状態は始まってますがロレックスよりは買えるチャンスが高そう。

 ⑤今後の相場UPへの期待 

将来もし手放す時に❝定価以上❞❝当時の購入額並❞になるかどうか、所謂リセールバリューは気になるところ。NEXTロレックスはどれか!というのはこの業界注目の話題ですが、ロレックスの弟ブランドならその最有力候補とも言えます。
現在時点でも一部モデルは定価以上で売買されています。

おすすめのチューダー

ここからは個人的におすすめ、狙うべきチューダーのモデルについてご紹介致します。現行モデルを中心に紹介していきますので参考になれば幸いです。

私がチューダーでおすすめするモデルの条件は

  ❝ ロレックスには無いデザインコードやカラーやサイズであること ❞  

になります。前述の通りチューダーにはロレックスと似通ったデザインのモデルも多く、見つけていると一目で「ロレックスかチューダーか」の判別が難しい場合も多々あります。チューダーは「脱ロレックスのディフュージョンブランド」という歩みを加速させていますがロレックスにもあるデザインの時計である以上、ロレックスの下位互換品という見方をされる事も無くはありません…。

そんな時に

  ❝ ロレックスには無いデザインやカラーやサイズ❞  

であれば「それを理由にチューダーにした。」と説明できますし、見栄とも言えますがやはりロレックスには無いというのは大きな魅力の一つと言えます。その観点からおすすめのチューダーをご紹介させて頂きます。

それぞれの現在時点(2023年9月)の買取価格も掲載しますのでリセールバリューの参考になればと思います。

  ヘリテージ ブラックベイ 79220  

2012年発表のブラックベイ ヘリテージよりRef.79220。
「ヘリテージ=遺産」という意味からも連想できるように70年代のチューダーを復刻させたデザインになっており
・イカ(スノーフレーク)針 
・ロゴにはチューダーローズ=薔薇 
・文字盤6時位置のスマイルロゴ=SELF WINDINGが湾曲している 

という秀逸なデザインです。
2012年当時はチューダー自体の日本での取り扱いが無かったために手に入れるには並行品以外に選択肢が無かった時代の一品で、ETAのムーブメントが搭載されている本作は2016年のチューダーマニュファクチュールムーブメント発表と共に廃盤、後継機に移行しています。

後継機以降はチューダーローズ=薔薇のロゴから盾ロゴになっておりRef.79220は今なお高い人気を誇ります。

2012年にバーガンディーベゼルの79220Rが登場し、
2年後の2014年にはネイビーベゼルの79220B
さらに1年後の2015年には黒ベゼルの79220Nが発売となりました。

しかし2016年には自社ムーブ搭載のRef.79230が発売となり、Ref.79220は廃盤となることから79220Bは2年の製造、79220Nに至っては半年~1年未満の製造で短命に終わるなど今となってはレア個体となっています。

再三になりますが当時の日本ではチューダーの正規店はありませんので日本定価というのは存在致しません。ですが2012年当時の79220の定価は$2,500=約35万円だったようです。(ちなみに当時のロレックスサブマリーナーデイト16610は定価約58万円)

79220 買取価格250,000-280,000円
※2023年9月現在

買取価格は現在30万円弱が最大で提示可能で、商品の状態などにもよりますがほぼ当時の定価のままの金額がご用意できます。それでも現在視点で売価で50万円ほどから販売されており、ロレックスを狙うよりは十分現実的です。買取価格、販売価格共にここ近年で上昇を続けており買い時かもしれません。

  ブラックベイ 79230  

79220の後継機として登場したのがRef. 79230 です。
2016年の発表~2023年の現在まで現行機として発売されているモデルです。(数年以内に廃盤になり全てCOSC クロノメーター仕様になっていく可能性あり)

79220の薔薇ロゴから79230は盾ロゴに変更されており、ムーブメントにはチューダーの自社開発ムーブメントMT5602が搭載されています。

79230には前モデルの79220同様に「バーガンディーベゼル(廃盤) 79230R」「ブルーベゼル 79230B」「ブラックベゼル 79230N」がリリースされており、2017年にはイギリスの大手百貨店ハローズのみの限定販売品として「グリーンベゼル 73230G」がリリースされています。2016年にはケースがPVD加工された 79230DK なんていうのも出ています。

個人的なオススメは
❝バーガンディーベゼル 79230R❞or❝ブルーベゼル 79230B❞
そして❝ グリーンベゼル 73230G ❞の3カラーになります。

理由は、

  ❝ ロレックスには無いデザインやカラーやサイズ❞  

だからです。バーガンディーカラー(赤)のベゼルはロレックスサブマリーナーには存在しません!またブルー系のネイビーベゼルはロレックスですとRef. 126619というホワイトゴールド素材のものしかなく定価はロレックス公式ホームページでは「問い合わせ」となっていますが約500万円もします!

 ROLEX 126619 サブマリーナーデイト 

ブラックダイアルにブルーセラミックダイヤルという最高に格好いいデザインではあるがホワイトゴールド素材のものしかなく高額。

そのため赤ベゼルそして青ベゼルの2種のSS(ステンレススチール)モデルはチューダーでしか購入できないカラーリングと言えます!これらは中古品であれば40万円前後で購入が可能です。

そしてグリーンベゼルを備えた 79230G は2017年にイギリスの老舗百貨店ハローズ限定モデルとして発売されました。その貴重さから2023年現在に購入するには並行や中古で探すしかありませんが70~80万円が必要になります。

しかしこれもロレックスのグリーンベゼル、通称グリーンサブ(緑サブ)では
16610LV(通称カーミット)=180万円~
116610LV(通称ハルク)=300万円~
126610LV(通称スターバックス)=250万円~

が必要になりますのでチューダー 79230G はかなりお買い得に思えます!

↑登場したロレックスの「通称」や「ニックネーム」はコチラから

79230 買取価格220,000-250,000円
※2023年9月現在

  クロノメーター ブラックベイ M7941A1A0RU  

2023年の国際見本市ウォッチ&ワンダーズで発表されたのがマスタークロノメータームーブメント搭載のブラックベイです。

マスタークロノメーターとは、METAS(スイス連邦計量・認定局)の規格で、様々な検査を行いそれを突破した時計にCOSC(クロノメーター)の認定が与えられ、そこからさらの複数の厳しい検査基準を満たしたものに「マスタークロノメーター」の認定が与えられます。

現在はバーガンディーベゼルのみですが今後はブラックベゼル、ネイビーベゼルもこのマスタークロノメーター認定モデルに切り替わっていくと思われます。

ダイアル6時位置には79230までの「CHRONOMETER」表記から「MASTER CHRONOMETER」になっています。

  特殊素材系 M79210/M79010/M79012  

続いておすすめするのがロレックスには扱われていない素材が時計作りに使用されている時計群になります。

・セラミックケースの M79210CNU-0001 
・シルバーケースの M79010SG 
・ブロンズケースの M79012M と M79250BA 

これらの❝セラミック❞ ❝シルバー925❞ ❝ブロンズ❞という3つの特殊素材およびプレシャスメタル=貴金属はロレックスでは採用されていない素材であり、それだけでチューダーを選択する大きな理由になります。

❝シルバー925❞ ❝ブロンズ❞は経年劣化で徐々にエイジングと呼ばれる変化をしていきますのでリセールは色の出方など好みがあり評価が難しい部分はありますが、自分だけの変化が楽しめます。

  ❝ ロレックスには無いデザインやカラーやサイズ❞  

になります。

  サイズ違い系 ブラックベイ58 79030/ ブラックベイ54 79000  

ロレックスのサブマリーナーのサイズはは 現行の 126610 は41mmケースであり一世代前の 116610 は40mmケースです。チューダーでも通常のブラックベイは41mmケースですが、2018年発売の 79030 は39mmケース、そして2023年発売の 79000 はさらに小さい37mmと現行のロレックスには無いサイズ感で発売されており欧米人よりも腕が細い日本をはじめとするアジア人にとっては有力な候補になります。

39mmサイズのブラックベイ58〔フィフティエイト〕の❝ 58 ❞は1958年に発表されたチューダーの200m防水ダイバーズウォッチ7924【通称ビッグクラウン】へのオマージュから命名されています。

2023年に発表されたばかりのブラックベイ54〔フィフティフォー〕は上でも紹介した1954年発売のサブマリーナーへのオマージュで当時同様の37mmサイズとなっています。

ブラックベイ54の79000Nは発売間もないため正規店以外で購入する場合には定価以上の約60万円が必要になります(定価は478,500円)が、ブラックベイ58の79030Nは中古品で40~45万円での購入が可能なようです。

7903Nはサイズ以外にカラーリングもロレックスには無いカラーコードですのでチューダーを選ぶ大きな理由です。

  ❝ ロレックスには無いデザインやカラーやサイズ❞  

はクリアしています!

79030 買取価格250,000-300,000円
※2023年9月現在

  ペラゴス M25600 ペラゴス39 M25407  

2012年に発表されたチューダーのダイバーズウォッチの上位互換モデルでもあるペラゴス。ロレックスで言うとサブマリーナーの上位互換のシードウェラーに当たりますが、2015年にペラゴスはフルモデルチェンジによりチタンケースになりました。

さらに2022年にはペラゴスの42mmケースから39mmにサイズダウンして普段使いしやすくなったペラゴス39もリリースされています。

・イカ針
・ブルーダイヤル×ブルーベゼルのカラーリング
・チタンケース

というのはいずれもロレックスには無いデザインコードです。チューダーのアイコンと化している「イカ針」はもちろんですがブルー×ブルーの組み合わせはロレックスではK18YGとのコンビモデルや金無垢モデルにしか存在しないため79230で紹介したロレックス126619同様高額は避けられません。

 ROLEX 126613LB / 126618LB サブマリーナーデイト 

共にブルーダイヤル×ブルー文字盤という色組み合わせだがYGコンビモデルか金無垢モデルのみで、前者は定価2,043,800円、後者は5,102,900円。

さらにカラーだけでなくロレックスではチタン素材ケースとバンドはとても実用的とは言えない(潜水力を追い求めて製作された)ディープシーチャレンジとヨットマスターのみで採用されておりこれもかなりの高額となります。

  ❝ ロレックスには無いデザインやカラーやサイズ❞  

はペラゴスも十二分に備えています。
ペラゴスはチューダー正規店では定価651,200円
ペラゴス39は定価609,400円
ですのでコスパ抜群と言えます。

ペラゴス 買取価格350,000-400,000円
※2023年9月現在

以上が私が個人的にピックアップしたチューダーで狙うべきモデル選になります!

その他ブラックベイGMTやブラックベイ クロノ、ブラックベイプロ、レンジャーなども概ねロレックスの半額~1/3の金額で購入可能と「価格面」では優れていますが〔デザイン〕〔カラー〕〔サイズ〕のロレックスとの差別化という今回の選考基準からは漏れており、選考外とさせて頂きました。

まとめ

2010年代からロレックスのディフュージョンブランドという立ち位置から離れ〔一つの時計メゾン〕としての道を歩みだし、2018年に日本に正規上陸したチューダー。

その魅力を兄弟ブランドのロレックスと比較した上で2023年現在のおすすめモデルを紹介させて頂きました。昔からロレックスの弟ブランドとして同等の技術力を有しながらもより普及させるための価格設定やカラーリングを採用してきた歴史は現行品にも生きています。

「次に高騰するブランドは?」という問いに必ず候補に上がるだけあってチューダーは実用使いもさることながら資産としても有力なブランドです。

一般知名度はロレックスやオメガには及びませんが10年20年と経つにつれて今のミドルクラスの時計から脱皮し、ハイクラスランクに名を連ねる未来もあり得ない話ではありません。

ロレックスのサブマリーナーデイト 16610 は2007年当時日本定価588,000円でした。そして16年たった現在のサブマリーナーデイト 126610 は1,324,000円です。そう!!!今のチューダーブラックベイ 79230 が定価533,500円ですから15年後にはロレックス同様に価格が倍以上に!なんてこともあり得ない話では無いのです。

もちろんこれは円相場なども関係してくることではありますが。

当店では今回紹介してきた現行品や準現行品だけでなくチューダーのヴィンテージウォッチや70~80年代の時計であってもお預かりや買取可能ですのでお気軽にご相談ください。

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