【ヴァシュロン・コンスタンタン】2025年12月15日 価格改定 世界5大ブランドの最新ラグジュアリースポーツウォッチ定価比較【スタッフブログ】【大和屋質店】

ハイブランドにとっては世界中の価格差(内外価格差・並行価格差)を無くすために定期的に価格改定を行うことが恒例となっております。そこに加えて昨今では、人材確保や原材料の価格高騰、さらに一部のハイブランドにとっては需要の急拡大も手伝い価格改定=値上げとなっているのも事実です。

日本からの視点で見ると、「円安の理由もありさらに値上げ傾向が加速してきた。」というのがここ1~2年の価格改定事情です。

時計メゾンやジュエラーそしてエルメスやルイ・ヴィトンなどのレザーアイテムをメインとするハイブランドもおおよそ9~10月あたりに価格改定を行いクリスマス商戦に突入→年明けから2月~3月くらいを目途にさらに価格改定で調整というのが多いように感じます。

時計メゾンとしてはロレックスが毎年1月1日を価格改定日として設定する中で、他にはインターナショナルウォッチカンパニー(IWC)やタグ・ホイヤー、ブライトリングが2026年1月の価格改定を既に発表しています。

そんな中で世界3大時計ブランドの一角ヴァシュロン・コンスタンタンが2025年12月15日より価格改定を実施。

世界5大ブランドの最新ラグジュアリースポーツウォッチ定価比較

世界5大ブランドのラグジュアリースポーツウォッチの定番モデルを例としながら現在(2025年12月)の定価事情を見て参ります。

ここからは定価の高額ランキング順に世界5大時計メゾンのラグジュアリースポーツウォッチの定価を紹介していきます。

一般的に世界5大時計メゾンとして数えられるのは
パテック・フィリップ
オーデマ・ピゲ
ヴァシュロン・コンスタンタン
ランゲ&ゾーネ
ブレゲ
となっています。いずれも創業から150年を超える歴史を誇り(ロレックスは現在創業120年)業界内では老舗中の老舗です、歴史的に多くの発明や王族などに愛されてきた高級御用達ブランドでもあります。

こちらは当店が作成した【時計ブランド格付けTier表】ですが、有名なロレックスやオメガやカルティエが最上位グループでないことに驚く方もいるのでは無いでしょうか。知名度だけでは無い伝統と技術力を併せ持つメゾンがパテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタンなのです。

ラグジュアリースポーツウォッチ

それまで高級時計メゾン=金無垢のクラシカルな時計というイメージでしたが、世界5大ブランドのようなメゾンがスポーツウォッチを制作し始めたのは1970年代頃から。当時は1969年に「クォーツショック」と呼ばれるクォーツ式時計の台頭により機械式時計産業自体が存続を危ぶまれる危機でした。

そうして先陣を切ったのがオーデマ・ピゲのロイヤルオーク。
1972年発表のこのモデルは高級時計として衝撃を与え、現在加熱するラグジュアリースポーツウォッチブームの原点とも言える存在です。

初代ロイヤルオーク 5402 1972年

当時の販売価格はステンレススチール製でありながら3,300スイスフラン。オーデマ・ピゲの金無垢素材のゴールドケースウォッチが2,990スイスフランだったことから異常なまでに高額だったことが分かります。ちなみに同時期のロレックス サブマリーナーデイトRef.1680は1,000スイスフラン以下(=約25万円)でした。

その後、1976年 パテック フィリップ「ノーチラス」
1977年 ヴァシュロン・コンスタンタン「222」
1990年 ブレゲ「マリーン」
2019年 ランゲ&ゾーネ「オデュッセウス」
とトップの時計メゾン達が次々とこのスポーツウォッチへ参画。

1970年代当初はパッとしない人気でしたが徐々に人気が過熱、2025年現在は❝雲上ブランドが製造するスポーツウォッチ❞=ラグジュアリースポーツウォッチと呼ばれ定価を大きく上回る価格で取引されることもある超人気商品へと進化しました。

ここからは2025年12月現在の雲上ブランドによるラグジュアリースポーツウォッチの定価をランキング順に紹介していきます。当ブログでは2025年4月にも同様の各ブランドの時計の定価を紹介していますので当時比較もしていきます。

ちなみに2025年4月の記事ではヴァシュロン・コンスタンタンの「222」をおすすめした中で各ブランド時計の定価にも言及しておりますので気になる方は上記からどうぞ!

各ブランドの「最もシンプルなステンレススチール製のケース&ブレスレットのモデル」を代表として定価比較を行っていきます!

パテック・フィリップ キュビタス 5821/1A-001

堂々1位はパテック・フィリップのキュビタスRef.5821/1A-001。2025年4月時点でも1位でした。本来であればパテック・フィリップのスポーツウォッチは「ノーチラス」もしく「アクアノート」がエントリーするべきなのですが、ノーチラスのステンレススチールモデルRef.5711は2022年に廃盤、アクアノートは本来ラバーブレスレットが付いておりますので、キュビタスを代表としています。

パテック・フィリップ社長のティエリー・スターン氏が「スポーティ・クラシックのパテック・フィリップ」と称している通りスポーツウォッチでは無いという意見もありますが個人的にはスポーツウォッチ部門かと思います。

発売が2024年と高級時計相場が過熱した中での発売だったためかそもそもの発売当時の定価設定が6,530,000円と強気設定。2025年12月現在は定価6,610,000円と微増。

ランゲ&ゾーネ オデュッセウス 363.179

第2位はランゲ&ゾーネのオデュッセウスRef.363.179です。ランゲ&ゾーネはドイツのブランドで唯一世界5大ブランドに名を連ねるドイツの雄。空襲や第二次世界大戦、ドイツの東西分裂など休眠を得て復活した時計メゾン、オデュッセウスはメゾン初のスポーツウォッチとして2019年に誕生し歴史は浅めです。

価格は「要問合せ」となっておりますので正確な数字は分からない部分もありますが現在定価5,346,000円と言われています。2025年4月時からの変更なしで同様に2位の高額さです。

ヴァシュロン・コンスタンタン 4520V/210A-B128

今回の価格改定で4月時の4位→3位にランクアップしてしまったオーヴァーシーズRef.4520V/210A-B128。4月時点での定価は3,718,000円でしたのでついに400万円のを突破!ちなみにヒストリーク222のRef.4200H/222A-B934は4,752,000円→5,148,000円とこちらも大きく値上げがされています。

現行オーヴァーシーズは2023年にモデルチェンジが行われ、マイナーチェンジではありますが前機種の4500V系との違いは、厚さが11.0ミリ→10.69ミリと薄型化、重量が166g→159gへと軽量化、その他ブレスレットがよりバックルへ向けて細身になり、ローターのデザイン変更といった変化が行われています。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15510ST.OO.1320ST.06

第4位がオーデマ・ピゲのロイヤルオーク Ref.15510ST.OO.1320ST.06の4,125,000円。2025年4月時点から価格改定が行われていないため、ヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズに上回られ何だかお得に感じてしまいます(笑)

ナイトブルーダイヤルのRef.15510ST.OO.1320ST.06を例としましたが他のカラーの文字盤でも定価は同一となっています。

ブレゲ マリーン 5517TI/Y1/TZ0

第5位は2025年4月同様にブレゲのマリーン Ref.5517TI/Y1/TZ0 ブレゲのマリーンはチタン製のケースとブレスレットを採用しており他ブランドであればステンレススチール製よりも高価な定価設定にする場合も多いですが、世界5大ブランドでは唯一300万円台で購入可能な時計となっています。

同時にここまで挙げた5大ブランドのラグジュアリースポーツウォッチでは唯一、リセールマーケットを利用すれば定価を下回る価格での入手も可能となっています。

ブランパン フィフティファゾムス

現存する世界最古の時計メゾンとして知られるブランパン(ヴァシュロン・コンスタンタンは世界最古の途切れることなく現存する時計メゾン)が誇るダイバーズウォッチのフィフティファゾムス。ロレックスのサブマリーナーより鼻差で早く発表したことからダイバーズウォッチの始祖とも言われています。

ケース径45ミリのRef.5015 1130 71S〔2,838,000円〕と42ミリのRef.5010 1130 71S〔2,761,000円〕に加え2025年には38ミリ径の新作Ref.5007 1130 71S〔2,706,000円〕が追加されるなどコレクションを拡大しています。

ラグジュアリースポーツウォッチと言うよりもガッツリとスポーツウォッチの分野の時計なのでこのランキングに入るのが適切かは分かりませんが、オマケの6位として紹介させて頂きます。ちなみにこのフィフティファゾムスも2時流通市場では120~150万円ほどでの購入が可能です。

いかがでしたでしょうか!世界5大ブランド+αのラグジュアリースポーツウォッチの2025年現在定価を調査してきました!

世界5大ブランド以下の第二勢力でも
紹介したブランパンのフィフティファゾムス Ref.5015 1130 71S〔定価2,838,000円〕
さらにジャガー・ルクルトのポラリス Ref.Q903818J 〔定価388,000〕
ピアジェのポロ デイト Ref.G0A50016 〔定価2,173,600〕

とロレックスやオメガ、ブライトリングなどの所謂スポーツ系ウォッチの開発に特化した時計メゾンより格上と言われるブランドにはいずれも❝雲上ブランドが製造するスポーツウォッチ❞=ラグジュアリースポーツウォッチとうコレクションが存在していることになります。

そしてそのほとんどはロレックスやオメガなどの価格帯よりも遥か上の定価が設定されており、これが時計メゾンとしての歴史や品格に起因していることは言うまでもありません。ロレックスのサブマリーナーRef.126610LNが現在1,570,800円、スムースベゼル×オイスターフのバンドデイトジャストRef.126300が現在1,244,100円、オイスターパーペチュアル41 Ref.134300が現在980,100円。オメガではシーマスターダイバー300 Ref.210.30.42.20.01.010が現在1,034,000円で、スピードマスタープロフェッショナル Ref.310.30.42.50.01.001は現在 1,111,000円。ブライトリングのナビタイマー Ref.AB0137211C1P1が1,314,500円ですので少し見ただけでも雲上ブランドたちの価格改定の強気さが分かります(笑)

雲上ブランドのラグジュアリースポーツウォッチのほとんどは在庫切れがほとんどで定価購入できるチャンスが巡ってくることも稀ですので、もし奇跡的に見かけた際には購入を検討してはいかがでしょうか!

大和屋ロゴ

大和屋質店は質屋独自のサービス❝質入れ/質預かり❞を行っています。
質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

お持ちのお品物の「買取」「質入れ/質預かり」の簡易査定はLINEからでも簡単に受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

☎➔03-3712-7047

オメガやロレックス、カルティエなど高級時計での質入れ・質預かりは下記もご参照ください。

まずはご連絡ください!

買取・質預かりをお考えのお客様
❝目黒の質屋 大和屋質店❞をご利用下さい。
お客様の大切なお品物、ブランド品を現時点での最高の査定額を提示させて頂きます。

一時金が必要な場合などにご利用ください。

大和屋

ダイヤモンドなどの宝石時計ブランド品貴金属の質・買取の専門
近隣地域の白金台・五反田・目黒・不動前・武蔵小山・学芸大学・祐天寺・中目黒・恵比寿・都立大学・自由が丘・等々力・大井町の方々にも多数ご利用頂いております。

大和屋質店
大和屋質店店内

【ロレックス】デイトナ ル・マンに新色追加示唆?マイケル・ブーブレが身に着けている時計を巡って話題沸騰【スタッフブログ】【大和屋質店】

ロレックスの企画の一つである❝Reach for the Crown❞=スポーツ、芸術、探検分野のロレックス テスティモニー(ロレックス アンバサダー)達がどのようにして限界を超えて大きな夢の実現に挑んでいるのかを見るドキュメンタリーのようなものなのですが、2025年12月23日にグラミー賞常連歌手でもあるマイケル・ブーブレ回が公開となりました。

その公開されたマイケル・ブーブレのドキュメンタリーで話題になっているのがライブでマイケル・ブーブレが身に着けているデイトナ。

マイケル・ブーブレ デイトナ

ロレックスの公式インスタグラムのストーリーズでこの画像が投稿されると一気にSNSで話題となりました。と、言うのもこの着用モデルがこれまで誰も見たことが無いデイトナ ル・マンの新色に見えたからです。

ロレックス デイトナは言わずと知れたロレックス プロフェッショナル スポーツウォッチの最上位機種の一つとして君臨する正式名称「ロレックス コスモグラフ デイトナ」のことです。元々ロレックス内にあったコスモグラフというクロノグラフモデルを、1959年にアメリカのフロリダ州デイトナビーチにオープンした「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」のオフィシャルタイムピースを務めたことで「コスモグラフ」に「デイトナ」を足して誕生したモデルです。

ロレックス内においては例えるならばエルメスのバーキンのように発売以来ずっと『店頭に並んでる事がほぼない』モデルであり、同時に定価を大きく上回るプレミア価格にて2時流通市場で取引されてきたモデルです。

そのデイトナから特別モデルが発表されたのが2023年のことです。さらに2024年・2025年にはシークレットモデルとして同モデルの別カラーが追加されています。

126529LN(2023)

これは世界3大レースとしても数えられる「ル・マン24時間レース」の100周年を記念したモデルであり、かつてのロレックスRef.6263のエキゾチックダイヤルを模したデザインで素材はK18WG、発売時定価7,400,000円ほどでしたが現在では35,000,000円を超える価格になっております。

126528LN(2024)

そして2024年には大々的に発表されてはおりませんがカタログ上には無いシークレットモデルとして、イエローゴールド製のRef.126528LNが追加。こちらはシークレットモデルのため定価発表はされておりませんが700~800万円とされる定価に対して、実勢価格ではRef.126529LN同様に3500万円オーバーとなっています。

126525LN(2025)

そして2025年にもシークレットモデルとしてピンクゴールド製のRef.126525LNが追加

2023年のル・マン100周年モデル依頼2023→2024→2025と毎年新色が登場していただけに、2026年に何が来るんだろう!?とロレックスフリーク内での予想は多数飛び交っていましたが(そのほとんどはプラチナ製で一致)新規公開された❝Reach for the Crown❞内においてマイケル・ブーブレがNEWデイトナを着けていたことで事態は一変しております。

マイケル・ブーブレが着用しているデイトナは
・エキゾチックダイヤル?
・イエローゴールド製のベゼルガードとリューズやプッシュボタン
・シルバーカラーのケース
・コンビのようなバンド

と得体の知れない要素が多いです(笑)

しかもこのマイケル・ブーブレの着用デイトナ。よーく見るとブレスレットのイエローゴールドカラーとシルバーカラーの位置が反転しているのです!

通常ロレックスのデイトナに限らず時計のコンビモデルのブレスレットは、上の現行デイトナモデルRef.126503のように〔ステンレス・ゴールド・ステンレス〕という仕様になっています。

ところがマイケル・ブーブレが身に着けているデイトナのブレスレットは〔ゴールド・シルバー・ゴールド〕の順になっておりこれまでの時計史に無いデザインのコンビモデルの可能性があります。またシルバーカラーの部分はステンレスではなくK18ホワイトゴールドやプラチナなどを使用している可能性も十二分に考えられます。

近年ハイブランド業界で増えている新作のマーケティング方法がこの、公式発表前にアンバサダーや著名人に着用させて公の場に登場させるやり方です。時計業界ではオメガが007でジェームズ・ボンドを演じるダニエル・グレイグに未発売のスピードマスタープロフェッショナルやシーマスターを着用させ、話題になったところで発売!といった戦法を使っています。

ルイ・ヴィトンによるモントレ復刻も似たマーケティングが行われました。

ロレックス ファミリーの一員であるマイケル・ブーブレはロレックス公式ホームページではエアキングを着用しております。

マイケル・ブーブレ エアキング

ですが12月23日にアップされた❝ロレックス プレゼンツ:マイケル・ブーブレ – 心が求めた居場所へ❞でも分かる通り、普段のマイケル・ブーブレはデイトナのヘビーユーザーでもあります(笑)

オイスターフレックスバンドのデイトナや通常販売されているデイトナに最上位モデルでもあるプラチナ製アイスブルーのデイトナを着用しているだけに、仮に新たなデイトナ ル・マン モデルを見せるとすれば最高の人選でもあります。

さらにクリスマスソングで有名なマイケル・ブーブレのドキュメンタリー動画を12月23日というタイミングでアップロードするのもロレックスの秀逸さでは無いでしょうか。

今回にマイケル・ブーブレ着用デイトナが2026年のシークレットモデルなのか、それとも既に発売されているのかは分かりませんが今後気になるポイントだと思います!

大和屋ロゴ

大和屋質店は質屋独自のサービス❝質入れ/質預かり❞を行っています。
質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

お持ちのお品物の「買取」「質入れ/質預かり」の簡易査定はLINEからでも簡単に受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

☎➔03-3712-7047

オメガやロレックス、カルティエなど高級時計での質入れ・質預かりは下記もご参照ください。

まずはご連絡ください!

買取・質預かりをお考えのお客様
❝目黒の質屋 大和屋質店❞をご利用下さい。
お客様の大切なお品物、ブランド品を現時点での最高の査定額を提示させて頂きます。

一時金が必要な場合などにご利用ください。

大和屋

ダイヤモンドなどの宝石時計ブランド品貴金属の質・買取の専門
近隣地域の白金台・五反田・目黒・不動前・武蔵小山・学芸大学・祐天寺・中目黒・恵比寿・都立大学・自由が丘・等々力・大井町の方々にも多数ご利用頂いております。

大和屋質店
大和屋質店店内

【カルティエ】人気シリーズ時計 タンクフランセーズから日本限定の新作が発売 その資産性などの気になるポイント解説 【スタッフブログ】【大和屋質店】

世界的ジュエリー・ウォッチ ブランド【カルティエ】の人気時計❝タンクフランセーズ❞から日本限定モデルが2種発表されました。2025年9月1日の発売開始ですがタンクフランセーズの新作としては2024年3月のタンクフランセーズ ミディアム WSTA0086以来となるおよそ1年半ぶりの日本限定の登場です。

2024年の3月はカルティエが日本に初めてブティックをオープンしてから50周年ということで「タンクフランセーズ」「サントスドゥカルティエ」「サントスドゥカルティエ クロノグラフ」「パンテール ドゥ カルティエ」の計4種が発表されていました。

カルティエ タンクフランセーズ 日本限定

このブログでは日本限定の特徴や、ブティックでは聞けない「資産性」などについても解説して行こうと思います!

そもそもタンクフランセーズの大元になったのがお馴染み【タンク】です。タンクの歴史は古く、1919年に発表された100年以上続く超ロングセラーモデル。2025年の3月にはそのタンクのソーラーモデルが新仕様になるなど今なお進化を続けています。

カルティエ タンク

特徴的なタンクのフォルムは第一次世界大戦の時にルノーが製造した戦車からインスピレーションを受けてデザインがされており、その名のタンクには「戦争の無い平和な世の中になりますように」という逆説的な意味が込められています。

タンクフランセーズが登場するのは1996年のこと。タンクフランセーズ、直訳すると「フランスのタンク」つまりフランス版タンクとして登場しました!

W51008Q3 旧タンクフランセーズ スモール

「カルティエは元々フランスのメゾンなのにフランス版タンクとはどういうこと?」という疑問が出てきますがこれはタンクフランセーズより前に登場していた1922年のタンク シノワーズ(=中国の美意識で作られた装飾品や美術品の総称をシノワズリーと呼ぶ。中国版タンク)や1988年のタンクアメリカン(=アメリカ版タンク)というモデルが存在していたから。

そのためフランスのメゾンであるカルティエがわざわざフランス版タンクとして、流麗なデザインのブレスレット使用で発表したのがタンクフランセーズなのです。

どうしてもレザータイプがメインの「タンク」や「タンクアメリカン」と異なり、ブレスレットタイプの「タンクフランセーズ」は1996年の発表以来、定番商品の一つとしてラインナップされています。

1996年の発表から27年が経った2023年、タンクフランセーズはフルモデルチェンジが行われ、現在のNEWタンクフランセーズへと進化を果たしました。

WSTA0129-616,000-スモール

現行の新タンクフランセーズは元々レディースライクだったデザインからメンズライク、近年の時計業界のトレンドでもあるラグジュアリースポーツウォッチの雰囲気を持つ姿へと変化を遂げています。

✔文字盤
ホワイト→シルバーへの変更
ローマ数字インデックスが黒→シルバーへ変更

✔ブレスレット
平面→カーブを描くようなデザイン
ブレスレット間の隙間が無くなった

✔ケースとリューズ
新はケースにスリットが入っておりリューズが収まっている
リューズの形状が8角形→7角形へ

時計本体のサイズ感もやや大きくなっており、さらにシルバーの文字盤やインデックスも相まってラグジュアリースポーツウォッチのようなモダンでメンズライクな腕時計になっています。時計自体のクオリティは格段に上がっているものの女性人気は旧作の方が高いかもしれません。

WGTA0349-4,197,600-スモール-日本限定

タンクフランセーズ スモールサイズ イエローゴールド製
品番: WGTA0349
¥4,197,600

マザーオブパールダイヤル
ダイヤインデックス
リバースダイヤ4個
ゴールド針

イエローゴールド製のタンクフランセーズをかなり豪華版にグレードアップさせたのが今回の日本限定になります。

豪華版のポイントは、文字盤にマザーオブパールを使用してインデックスにダイヤモンドを使用。さらに文字盤の四つ角にリバースセッティングのダイヤモンド(=リバースセッティングとはあえてダイヤモンドを逆さまに配置するもの)。そして通常青焼きされたブルースティール針はイエローゴールド製針に変更されています。

この4つの付加要素で定価は通常版のタンクフランセーズ スモールサイズ イエローゴールド WGTA0344が3,775,200円なので差額約40万円のプラスで日本限定版が購入可能ということになります。

WGTA0349-4,197,600-スモール-日本限定

タンクフランセーズ スモールサイズ イエローゴールド製
品番: WJTA0063
¥5,293,200

新作日本限定①のWGTA0349をさらに!さらに!豪華にグレードアップさせたのはこちらのWJTA0063。グレードアップポイントは2つで、ケースに23個・合計0.87ctのパヴェダイヤモンドがセットされ、リューズにもリバースセッティングのダイヤモンドが使用されています。

近年の車や腕時計・ジュエリーそしてバッグなどのハイブランドアイテムを購入する時にどうしても気になるのが「資産性」ですよね!転売などを考えてるわけでは無くても将来的に手放す際や、誰かに譲るときも価値を維持していたら嬉しいのは間違いないです。

「資産性が高い」というのはそれだけその品物が、より良い物という一つの指標にもなりますので資産性やリセールバリューを購入材料にする方も多いです。

資産性が気になる

資産性はかなり重要な情報ですが、中々正規店でスタッフ様に質問するわけにもいきません。(ほぼ答えてもくれませんし、転売ヤーだと思われるリスクもあります)なので大和屋質店がカルティエ【日本限定】タンクフランセーズの資産性をお教えします!

実はタンクフランセーズ スモールの日本限定は過去にも登場したことがあります。それが2014年発売のタンクフランセーズ WE10006です!ステンレススチール製のタンクフランセーズでインデックスがダイヤモンドになっています。

CRWE110006_日本限定タンクフランセーズ 2014年発売 その後復刻

日本限定として2014年に発売され、2021年頃には復刻・再販されていたようです。2021年時点での販売定価は566,500円。

実はこの日本限定タンクフランセーズWE110006は現在は廃盤となりカルティエ公式サイトには載っていませんが、2024年時点ではまだ販売がされていました。2024年5月には836,000円で他の商品と合わせて値上げがされていました。

前述の通りタンクフランセーズは2023年にフルモデルチェンジが行われ現在の新型タンクフランセーズになっていますので、日本限定タンクフランセーズWE110006は新型に混ざった旧型として売れ残っていた形となります。

ちなみに現在の買取価格は約25万円ほどです。

で、肝心の2025年の日本限定は?
はい。本題に戻りましょう。

結論から申し上げると、今回の日本限定タンクフランセーズの資産性は高くないです。理由を解説します。資産性やリセールバリューの高さ=その品物の需要の高さです。つまり多くの人が欲しがる商品は自ずと2次流通相場が上がるというシンプルな話。

ライバルが多い

まずタンクフランセーズにはライバルが多いです。同じブレスレットタイプの時計に絞ってもカルティエ内に❝パンテール ドゥ カルティエ❞や2025年6月6日に発売となった新作❝サントス ドゥ カルティエ❞があり需要が分散されてしまいます。

サントスドゥカルティエ

価格が高い

価格の高さも需要が低くなる要因の一つです。イエローゴールド製ということもありWGTA0349とWJTA0063はいずれも販売定価が4,000,000円超え。流石に400万円を超える腕時計を購入できる層は限られています….そのため需要は高くなりにくいと言わざるを得ません。

特に今回のWGTA0349とWJTA0063はスモールサイズでターゲットは明確に女性です。となると女性は男性と比べてジュエリーやバッグ、さらに洋服やコスメなどハイブランドにおいても需要が多岐に渡るため腕時計に一極集中することは少ないです!

生産数

「価格が高い」「富裕層にしか手が出せない」という商品であってもその生産本数が少なければ需要が集中するということにはなります。リシャール・ミルやロレックスの限定モデルなどがその例で、いくらお金があったも購入できるわけではない。となればリセールバリューは高くなります。

ですがWGTA0349とWJTA0063は数量限定では無いですし、WE110006のように数年間在庫が残っていた例もありますので考えにくいです。

素材

素材に使用されているのがゴールドのため、今後も金相場価格の上昇が続けば自動的にタンクフランセーズの市場価格も吊り上がることになります。現時点ではK18が12,000-1に使用されているのがゴールドのため、今後も金相場価格の上昇が続けば自動的にタンクフランセーズの市場価格も吊り上がることになります。現時点ではK18が12,000-13,500円/1gあたりですのでタンクフランセーズ スモールサイズの場合、約1,000,000円近くは素材代になります。

もし未来でさらに金相場が高騰していて現在の何倍にもなってるなんてことになれば、かなりリセールバリューに大きな影響を及ぼします。

ということでカルティエの新作 日本限定タンクフランセーズはとても素敵な商品ですが、高すぎるリセールバリューを望む方にはおすすめしません。純粋にこのタンクフランセーズを気に入った方のみ購入してほしいところです(笑)

あくまで個人の感想ですが、まだまだ円安が続いていますしインバウンド需要を狙っての豪華版タンクフランセーズ イエローゴールドなのかなーという気がしてしまいます(笑)

2025年のカルティエは当ブログでも取り上げましたが3月のタンクマスト ソーラービートの新バージョンへの進化や、6月のサントス ドゥ カルティエのスモールサイズ登場など時計、それもレディースウォッチに力が入っている印象です。

今後も楽しみですね!

大和屋ロゴ

大和屋質店は質屋独自のサービス❝質入れ/質預かり❞を行っています。
質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

お持ちのお品物の「買取」「質入れ/質預かり」の簡易査定はLINEからでも簡単に受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

☎➔03-3712-7047

オメガやロレックス、カルティエなど高級時計での質入れ・質預かりは下記もご参照ください。

まずはご連絡ください!

買取・質預かりをお考えのお客様
❝目黒の質屋 大和屋質店❞をご利用下さい。
お客様の大切なお品物、ブランド品を現時点での最高の査定額を提示させて頂きます。

一時金が必要な場合などにご利用ください。

大和屋

ダイヤモンドなどの宝石時計ブランド品貴金属の質・買取の専門
近隣地域の白金台・五反田・目黒・不動前・武蔵小山・学芸大学・祐天寺・中目黒・恵比寿・都立大学・自由が丘・等々力・大井町の方々にも多数ご利用頂いております。

大和屋質店
大和屋質店店内