【ヴァシュロン・コンスタンタン】ヒストリーク 222 はノーチラスやロイヤルオークに並ぶ選択肢になる!?今、私が推したい理由 投資的価値【大和屋質店】【スタッフブログ】

資産価値として高級時計にスポットが当たっているここ数年。理由は様々ですがロレックス、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲが資産目的を考えた時の人気ブランド3選ということに疑いの余地はないでしょう。

その2次流通市場での過熱した相場は「ラグジュアリースポーツウォッチ」通称「ラグスポ」と呼ばれるジャンルの時計が中心となっており、その始祖こそ1972年に誕生したオーデマ・ピゲのロイヤルオークです。

元々ロレックスやオメガの土俵だったスポーティー仕様の時計マーケットに、オーデマ・ピゲやパテック・フィリップ、そして今回の主役ヴァシュロン・コンスタンタンが参戦することで一気に❝ラグスポ❞は一大ムーブメントとなりました。

今回はそのヴァシュロン・コンスタンタンの新作「ヒストリーク222」を今こそ推したい理由をお伝えします!

ヴァシュロン・コンスタンタン
ヒストリーク222
おすすめ

まずは2025年のヴァシュロン・コンスタンタンの新作 ヒストリーク222 4200H/222A-B934からご紹介します^^

ヒストリーク222
4200H/222A-B934 37 mm スティール

2025年はヴァシュロン・コンスタンタン創業270年イヤーです。この270周年記念の第一弾という形で発表されたのがヒストリーク222 4200H/222A-B934 37 mm スティールです。2022年に復刻されたイエローゴールド製のヒストリーク222 4200H/222J-B935から2年、待望のステンレススチール製モデルです。

そもそも初代222はヴァシュロン・コンスタンタン創業222周年として1977年に発売された時計。発売から7年の間にステンレススチール製が約500本、ゴールド製が150本、コンビが約100本生産されました。

リファレンス4200H/222A-B934
ケース径37mm
厚さ7.95mm
防水性5 気圧 (50 m)
キャリバー2455/2
パワーリザーブ40 時間
国内販売定価4,752,000円

2022年発表のイエローゴールド製と同スペックで特徴的なのは37ミリといボーイズサイズとも言える昨今の流行と比べて2周り位小さいケースサイズと、パワーリザーブが40時間とやや短い点(同じヴァシュロン・コンスタンタンのラグスポモデル、オーヴァーシーズは60時間)

ヒストリーク222 4200H/222J-B935 37 mm イエローゴールド

こちらが2022年に復刻という形で登場したヒストリーク 222 4200H/222J-B935 イエローゴールドです。1977年当時のオリジナル版ではパテック・フィリップのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオーク同様にジャガー・ルクルト製のムーブメントが使用されていましたが、ヴァシュロン・コンスタンタン自社製ムーブメントへと変わり、それに合わせて裏ブタの仕様も裏スケルトンへとなっています。

2022年発売当時は7,436,000円でしたが、現在は価格改定が何度か入り国内定価11,000,000円となっております。

私が個人的にヴァシュロン・コンスタンタンのヒストリーク 222が良いなと思う点、さらには冒頭で挙げたロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲに続く存在としてオススメする理由はいくつかあります。

理由① ヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力
理由② 価格設定
理由③ ヒストリーク222が資産価値の高い条件を満たしている
理由④ 永久修理保証
理由⑤ 生産数の少なさ
理由⑥ ヒストリーク222のデザイナー
理由⑦ 購入難易度

と言ったところが挙げられます。
この後から詳しく説明していきます!

ヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力、そして時計界におけるヴァシュロン・コンスタンタンの立ち位置を今一度考えることでそのメゾンの作り出す商品の魅力にも直結していきます。

ヴァシュロン・コンスタンタンと言えばパテック・フィリップとオーデマ・ピゲと共に世界3大時計ブランドとして語られる時計業界における重鎮です。

時計業界トップ3の一角であるヴァシュロン・コンスタンタンの凄さを説明するには❝1755年の創業以来270年間、一度も途切れることがない世界最古の時計マニュファクチュールメゾン❞というのが最も簡潔で分かりやすいでしょう!

ちなみに同じ世界3大時計のパテック・フィリップは1839年創業
オーデマ・ピゲは1875年創業です。

高級時計業界では世界最古の時計ブランドとしてブランパンの存在がありますがブランパンは1735年の創業ながらこれまでに2度休止状態の期間がありました。これは決して珍しいことではなく長い歴史のなかでクォーツショックなどにより一時的な休止状態を経験した時計メゾンは多いです。

そんな中で途切れることなく270周年を迎えたヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力は圧倒的です。今後リシャール・ミルなどのように時計界にも新興勢力が出てくることはありますがこの歴史の重み、270年という年月だけは超えることの出来ない壁として立ちはだかり続けます。

時計ブランド
ランキング
ヒエラルキー
TIER表

何を基準にランキングにするかによって多少の意見は分かれますが歴史の長さや功績、技術力、品格などから見てNo.1はパテック・フィリップ、次いでオーデマ・ピゲとヴァシュロン・コンスタンタンまでが世界3大時計ブランド。

ここにランゲ&ゾーネとブレゲを合わせた5社が世界5大ブランドというのが通説です。さらに世界最古の時計メゾンであるブランパン、古くからムーブメントの技術力に定評のあるジャガー・ルクルト、ピアジェと続きます。

最も知名度の高いロレックスやオメガが時計業界では3番手の勢力というのに驚く方も多いのではないでしょうか。簡潔に言えばロレックスよりも遥か上に位置すると言われるヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力は揺るがない凄さがあるということです。

ヒストリーク222
4200H/222A-B934 37 mm スティール

新作ヒストリーク222 4200H/222A-B934の国内販売定価は4,752,000円となっております。同ブランドのオーヴァーシーズの現行モデルが3,718,000円ですのでやや割高に感じます。

ライバルブランドに目を向けてみると
パテック・フィリップ ノーチラス 5711/1A-010は既に廃盤商品ですが最終定価は3,872,000円。現行モデルのノーチラスはムーンフェイズと年次カレンダーのモデルの5726/1A-014が現在9,010,000円、ノーチラスとアクアノートの従兄弟として紹介された新作キュビタスのSS製5821/1A-001が現在6,530,000円。オーデマ・ピゲではロイヤルオーク 15510.ST.OO.1320STが現在4,125,000円 です。

世界5大ブランドのラグジュアリースポーツウォッチ、SS製の最もシンプルなモデルをピックアップし2025年4月現在時点の国内販売定価を表にすると

パテック・フィリップ キュビタス6,530,000円
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク4,125,000円
ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク2224,752,000円
ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ3,718,000円
ランゲ&ゾーネ オデュッセウス5,346,000円
ブレゲ マリーン3,366,000円

いかがでしょうか。こうしてみると雲上ブランドと評されるヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズのお手頃感を感じます。そしてそのおオーヴァーシーズの元となったヒストリーク222は約475万円とそれよりも高額ですが十分にその価値はあります。

ここで言う資産性とは短く見ても10年以上といった単位での話をしています。購入後即転売で利益が出る!といった話ではありませんし私は転売行為を推奨・容認するわけではございませんので予めご了承ください。

また資産性も利益といった話だけではなく、時計本来の用途で使用した後に10年20年という月日が経っても換金率が高いものをリセールバリューがある=資産性があるとします。

資産性の高い時計の条件として
・ブランドの歴史と品格
・時計のクオリティ
・展開コレクションのバランス
・メンテナンス体制

・希少性
・語られるエピソード
が必要になってくると思われます。

ブランドの歴史と品格

ブランドの歴史と品格については【推し理由① ヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力】でも説明した通りです。世界3大ブランドに数えられるヴァシュロン・コンスタンタの歴史と品格は時計ブランドとしては最も高い位置にあります。

時計のクオリティ

時計のクオリティについてはヴァシュロン・コンスタンタンは数少ない「ジュネーブシール認定」ブランドということで説明が可能です。ジュネーブシールとは1868年にスイス・ジュネーブ州によって制定された「ジュネーブ天文台の時計作動検査に関する法律」に基づくムーブメント規格でこの資格を有してるブランドはヴァシュロン・コンスタンタン、ロジェ・デュブイ、ショパールなど数えるほどです。

有名なC.O.S.Cのクロノメーター規格はムーブメントの精度についての厳しい規格ですが、ジュネーブシールはさらに「美観=芸術品としての美しさ」、そして「ジュネーブ州内でムーブメント製造がされたものに限る」などの厳しい条件があります。

ちなみに世界3大ブランドではパテック・フィリップは2009年にこのジュネーブシールを辞め、同等かそれ以上に厳格な自社基準「パテック・フィリップ シール」を設けています。もう一つのオーデマ・ピゲはジュネーブシール認定を受けておらず、これは決してクオリティが低いわけではなくジュネーブ州に工場が無いためです。

ですがヴァシュロン・コンスタンタンのジュネーブシール認定ブランドというのは非常に大きな魅力です。

展開コレクションのバランス

コレクションのバランス=多くのコレクション展開がある。というのはそのブランド力を維持するために大きな用意の一つです。
多くのコレクションを維持するということはそれだけ資金力が必要になりますが、それだけ多くの人にそのブランドの製品を持つ機会を与えることになります。

さらにコレクション展開があればあるほど流行に左右されずに経営を安定化させることができます。

例えばロレックスは人気のスポーツモデルであるコスモグラフ デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターⅡ以外にも日常使い用のデイトジャストやオイスターパーペチュアル、スポーツ系上位モデルのヨットマスターやスカイドゥエラーそして2025年新作のランドドウェラー、ハイエンドモデルのデイデイト、ドレスウォッチの1908まで幅広いコレクション展開があります。

パテック・フィリップは1970年代以降のラグスポモデルだけでなく伝統的なカラトラバやゴンドーロなどのモデルを現在も展開しています。

ヴァシュロン・コンスタンタンも
・オーヴァーシーズ
・パトリモニー
・トラディショナル
・ヒストリーク
・フィフティーシックス
など多くのコレクション
を現在も製造しています。

対してオーデマ・ピゲの現行ラインナップは「ロイヤルオーク」「ロイヤルオークオフショア」「11.59」とコレクションが極端に少なく、仮の話ですがロイヤルオークの流行が鈍化や沈静化した時の不安があります。

メンテナンス体制

ヴァシュロン・コンスタンタン、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲはいずれも永久修理を掲げている時計メゾンでありメンテナンス体制は万全です。

時計修理

創業してから270年続く歴史の中で製造された時計に対して永久修理保証を設けているのは自身の時計のクオリティに対する自信の表れと、顧客を大切にしている証拠です。親から子へ、子から孫へと何世代も引き継がれていったとしてもメンテナンスを受けることが出来るというのは資産性の高さへ繋がります。

希少性

世界3大ブランドとロレックスの年間生産本数は公表されていない部分もありますが概ね以下のような本数と言われています。

パテック・フィリップ約6万本
オーデマ・ピゲ約4万本
ヴァシュロン・コンスタンタン約5万本
ロレックス約100万本

これは全コレクション合計の数量ですのでパテック・フィリップの場合は10コレクションで約6万本、オーデマ・ピゲは3コレクションで約4万本、ヴァシュロン・コンスタンタンは10コレクションで約5万本です。

各コレクションの中でさらに多くの時計バリエーションが存在しますので雲上ブランド一つのモデルの年間生産本数はとてつもなく少なくなります。

単純計算でノーチラスやアクアノート、オーヴァーシーズやヒストリーク222などの年間生産本数は500本~1000本以下かと思われます。唯一例外なのはオーデマ・ピゲでコレクション数が少ないので4万本と年間総生産本数は少ないですがその中のロイヤルオーク率は高くなります。

語られるエピソード

売れる商品には単純な商品スペック以上の価値 ❝語られるエピソード❞があります。例えばエルメスのバーキンは女優のジェーン・バーキンがエルメスのジャン=ルイ・デュマと飛行機で隣になり、「こんなバッグが欲しい」と話して誕生したのがバーキン。

とか時計のアイコンウォッチも同様でオメガのスピードマスタープロフェッショナルはアポロ計画に数々のブランドとのコンペティションの中から選ばれたが、そのコンペティションには市販の時計が使われておりオメガ自身は知らなかった。

など名品には何らかのエピソードがつきものです。

パテック・フィリップのノーチラス
オーデマ・ピゲのロイヤルオーク
ヴァシュロン・コンスタンタンの222

はいずれも1970年代のクォーツショックによるスイス時計産業の大打撃からの復活を賭けたプロジェクトであり、そのためにそれまでゴールドやプラチナなどの金無垢製の時計製造をしてきた雲上ブランドがステンレススチール製のスポーツウォッチを産み出したというエピソードがあります。

これが現在まで続くラグジュアリースポーツウォッチの誕生秘話です。

そしてこの時、社運をかけた一大プロジェクトの時計デザインを任されたのが「時計界のピカソ」と称されるジェラルド・ジェンタ氏です。

ジェラルド・ジェンタ

ロイヤルオークとノーチラスのメガヒットの理由の一つがジェンタデザインだからです。ジェラルド・ジェンタは2011に惜しまれつつこの世を去りましたが、これら以外にもブルガリのブルガリ・ブルガリやセイコークレドールのロコモティブ、IWCのインヂュニア、オメガのコンステレーションCなど多くの名作を産み出しました。

そしてヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズやその前身にあたる222も長らくジェラルド・ジェンタのデザインだと思われていました。

現代ではありえないようなエピソードですが、メディアだけでなくヴァシュロン・コンスタンタン本体の幹部でさえもこの誤情報を語っていたというのだから驚きです。

元CEOのクロード・ダニエル・プロエロックス氏でさえ、2004年のRevolution誌のインタビューで、「ロイヤルオーク、パテック フィリップ ノーチラス、そして222は、いずれもジェラルド・ジェンタがデザインしたもので、彼はそれぞれのブランドに対する自身のイメージに合わせてデザインを調整したのだということを忘れてはなりません」と述べているそうです。

ところがこれは大きな誤りで222は当時24歳と新進気鋭のデザイナーであったドイツ人のヨルグ・イゼックによるデザインだと判明しました。

こういったエピソードがヴァシュロン・コンスタンタンの222にはあるのです。

このようにヴァシュロン・コンスタンタンのヒストリーク222には資産性の高い条件を広く満たしているのです。

推し理由③のメンテナンス体制で述べた通りヴァシュロン・コンスタンタンは永久修理保証を掲げています。また生産数においてもヴァシュロン・コンスタンタンは全コレクションで年間生産本数は約5万本と言われています。

長年ジェラルド・ジェンタのデザインかと思われていた222ですが、2010年頃にドイツ人デザイナーのヨルグ・イゼックのものという事実が判明しました。

ヨルグ・イゼックはロレックスのデザイナーを務めた後に独立後、ブレゲのマリーンやタグ・ホイヤーのキリウム、ティファニーのストリーメリカを産み出した有名時計デザイナーです。

ヨルグ・イゼック氏はおそらく最も有名な存命の時計デザイナーです。世界5大ブランドのラグスポウォッチのうち、2モデル(ノーチラス、ロイヤルオーク)がジェラルド・ジェンタのデザイン、2モデル(222、マリーン)がヨルグ・イゼックのデザインになります。

ネームバリューこそジェンタデザインに及びませんがヨルグ・イゼックも時計界では有名な時計デザイナーであり、彼の作品という事実が今後の相場に関わることは大いにあり得ます。

ヴァシュロン・コンスタンタンの時計は生産数量の少なさを考えても決して簡単に購入できる商品ではありません。ロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲは現在、在庫が枯渇状況にあり正規販売店に行っても1本も時計が並んでいない!なんてことも良くある現象です。

ヴァシュロン・コンスタンタンも似た状況であり、特にオーヴァーシーズやヒストリーク222といったステンレススチール製の時計は店頭に並ぶことすら無いです。

ですが!パテック・フィリップやオーデマ・ピゲと比較したときの入手難易度はぐぐっと下がります!それはヴァシュロン・コンスタンタンとヒストリーク222の存在がまだ世間に知られていないからです。

今やロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲは時計に興味のない層からも人気の時計で、多くの人が狙っています。購入後即転売で利益!なんてことも可能ですので当然転売ヤーからも狙われています。その需要の高まりがリセールバリューにもつながるわけですがヴァシュロン・コンスタンタンとヒストリーク222、まだそんなにバレてないんです(笑)

時計に興味のある人ならだれもが知ってるヴァシュロン・コンスタンタンとヒストリーク222、オーヴァーシーズですがライト層の認知度はまだ低く❝今ならまだ間に合う❞可能性が高い状態なのです!

体感でも一見購入が不可能に近いロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲに比べて正規ブティックでの店員さんの対応も丁寧に感じます(笑)

ヴァシュロン・コンスタンタンは2025年現在時点でもリセールバリューが高いブランドの一つと言えます。現行モデルやオーヴァーシーズの現在の買取相場を紹介したいと思います。この記事を書いている時点の為替レートは1㌦=約142円

トラディショナル オートマティック
87172/000R-9302 38 mm ピンクゴールド

トラディショナル オートマティック
87172/000R-9302 38 mm ピンクゴールド
定価4,488,000円
買取価格相場120万円-140万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

フィフティーシックス オートマティック
4600E/000A-B487 40 mm スティール

フィフティーシックス オートマティック
4600E/000A-B487 40 mm スティール
定価1,892,000円
買取価格相場95万円-120万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

パトリモニー マニュアルワインディング
81180/000G-9117 40 mm ホワイトゴールド

定価3,278,000円
買取価格相場90万円-120万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

オーヴァーシーズ
4500V/110A-B128 41 MM スティール(2016-2023)

定価3,586,000円
買取価格相場250万円-300万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

ヴァシュロン・コンスタンタンの代表的なコレクションを4つ挙げてみました。ドレスラインの「トラディショナル」や「パトリモニー」がリセール率が定価の約3-4割ほど。比較対象としてパテック・フィリップの「カラトラバ」はリセール率約5割、ブレゲの「クラシック」が定価の約3-4割といった感じ。

伝統的とはいえシンプルな機能のドレスウォッチラインでも一定の価格が付くのは雲上ブランドならではと言えます。

ステンレス製がラインナップにある「フィフティーシックス」では定価の5-6割のリセール率を誇るなどしています。

そして2016年に登場し2023年にモデルチェンジをした「オーヴァーシーズ」ですがヴァシュロン・コンスタンタンのラグスポモデルは定価の8-9割という驚異のリセール率です。2021年頃には定価を上回る買取額450万円などを記録することもありましたが現在はやや落ち着いています。

このようにヴァシュロン・コンスタンタンの時計は現在時点でも中古市場で高い人気を維持しており、今後さらに人気が加速する可能性を十分に秘めています。

「ロイヤルオーク」や「ノーチラス」と共に購入時の比較対象になってきた「オーヴァーシーズ」。2021年頃にロイヤルオークやノーチラスと共に爆発的に高騰をしてことでも知られています。

あくまでも第三候補として扱われることが多かったオーヴァーシーズだけに、現在に至るまで徐々に沈静化してきている所ではあります。しかし、既にノーチラスやロイヤルオークを所持しているユーザーにとってもオーヴァーシーズは自然な次のステップという良い見方もできます。

ロイヤルオークやノーチラスにありオーヴァーシーズには無かった唯一の弱点が「歴史」と「デザイナーの存在」です。つまり前者に比べて「語り要素」が少なかったのです。つまり1972年と1976年に登場したロイヤルオークやノーチラスに対し、オーヴァーシーズの誕生は1997年と20年の差があり、発売当初から「ジェラルド・ジェンタのデザイン」として扱われた前者と、「長らくデザイナー不明でジェラルド・ジェンタのデザインかと思われていた不確かな存在」という後者の違いがありました。

ですがそれさえも今は時計を語るエピソードに昇華されています。

ヒストリーク222
4200H/222A-B934 37 mm スティール

改めてヒストリーク222 4200H/222A-B934のオリジナル版でもある初代22の誕生は1977年であり、ノーチラスやロイヤルオークに匹敵する歴史を有しています。またこの222をデザインしたのはヨルグ・イゼックというジェラルド・ジェンタに次ぐ著名な時計デザイナーです。

オーヴァーシーズは正確にはこの222を元にヨルグ・イゼックの助けを借りてデザインされたものであり、ヨルグ・イゼックの222をヴァシュロン・コンスタンタンがブラッシュアップしたものです。

222は間違いなくヨルグ・イゼック自らがデザインした時計であり、今後時計史としてももっと大きな存在として評価が高まっていくと思います。

入手難易度は容易ではありませんが、まだ可能性はあります!
ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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大和屋質店店内

【ロレックス】ロレックスの2025年新作と廃盤 ディスコン をチェックしよう!ROLEX New Release & discontinued【スタッフブログ】【大和屋質店】

ロレックス〔ROLEX〕の新作モデルと廃盤ディスコンモデルが時計宝飾見本市のウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2025(4月1日~4月7日)で明らかになりました。今年も例年通りウォッチ&ワンダーズ開催前から多くの予想やリーク画像が出回り、3月末にはロレックスのアンバサダーでもある元テニスプレイヤーのロジャー・フェデラーが見たこともないロレックスの時計を身に着けた画像がSNSで拡散されるなど世界中の時計フリークがこの1ヶ月を楽しんでいました。

ロレックス 2025 新作&廃盤

2025年はロレックスにとってどんな年かと言うと
✔ロレックス創業120周年
✔デイトジャスト誕生80周年
✔GMTマスター誕生70周年
✔904Ⅼスチール(オイスタースチール)採用40周年
✔セラクロムベゼル採用20周年

といったメモリアルイヤーのため上記を中心としたモデルが新作で出るのでは無いか!というのが大方の予想でした。以上を踏まえながら早速発表となった新作と惜しくも廃盤となったモデルをチェックしていきましょう。

完全新作として登場するのがランドドウェラーです。「海の住人」を意味する❝シードウェラー❞、「空の住人」を意味する❝スカイドゥエラー❞に続いて3つ目のドゥエラーシリーズとなるのが「陸の住人」を意味する❝ランドドウェラー❞です。

このランドドウェラーをロレックスが発表するまでに開発に7年以上を費やし、このタイムピースには32件の特許が出願され、そのうち18件はこの時計にのみ関するものだとのことです。

✔裏スケルトン
✔シリコン製シロキシ・ヘアスプリングを備えた36,000振動のキャリバー7135
✔ケースとブレスレットが一体化したシームレスデザイン

といった所が分かりやすいランドドウェラーの特徴で簡単に言うと「軽くて」「対磁性に優れ」「36,000振動の高精度」を誇る時計、デザインはTheラグジュアリースポーツウォッチでパテックフィリップのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオークのようなケースとブレスレットが一体化したものです。ランドドウェラー36とランドドウェラー40の2サイズがリリースされました。

ランドドウェラー36127234
ランドドウェラー36
オイスタースチール&ホワイトゴールド
2,115,300円
ランドドウェラー36127235
ランドドウェラー36
エバーローズゴールド
6,362,400円
ランドドウェラー36127236
ランドドウェラー36
プラチナ
8,773,600円
ランドドウェラー36127285TBR
ランドドウェラー36
エバーローズゴールド
ダイヤモンドベゼル
13,346,300円
ランドドウェラー36127286TBR
ランドドウェラー36
プラチナ
ダイヤモンドベゼル
14,077,800円
ランドドウェラー40127334
ランドドウェラー40
オイスタースチール&ホワイトゴールド
2,255,000円
ランドドウェラー40127335
ランドドウェラー40
エバーローズゴールド
6,968,500円
ランドドウェラー40127336
ランドドウェラー40
プラチナ
9,427,000円
ランドドウェラー40127385TBR
ランドドウェラー40
ダイヤモンドベゼル
エバーローズゴールド
15,602,400円
ランドドウェラー40127386TBR
ランドドウェラー40
ダイヤモンドベゼル
エバーローズゴールド
17,344,800円

コスモグラフ デイトナでは廃盤モデルは確認されていない一方で、事前から噂に上がっていた❝ターコイズ文字盤❞のモデルや2023年のフルモデルチェンジの際に廃盤となっていた❝メテオライト文字盤❞❝クリスマス文字盤=通称ジョン・メイヤー❞❝ブルー文字盤❞❝チョコレートダイアル❞などが2年ぶりに復活となっています。

デイトナ ターコイズ126518LN
デイトナ
イエローゴールド
ターコイズ
オイスターフレックス
5,491,200円
デイトナ メテオライト126518LN
デイトナ
イエローゴールド
メテオライト
オイスターフレックス
6,144,600円
デイトナ メテオライト126515LN
デイトナ
エバーローズゴールド
メテオライト
オイスターフレックス
6,424,400円
デイトナ メテオライト126519LN
デイトナ
ホワイトゴールド
メテオライト
オイスターフレックス
6,424,400円
デイトナ ジョン・メイヤー126508
デイトナ
イエローゴールド
グリーンダイアル
通称:ジョン・メイヤー
※前作とは文字盤配色に違いあり
7,108,200円
デイトナ ブルー126509
デイトナ
ホワイトゴールド
ブルー
7,623,000円
デイトナ チョコレート&ブラックダイヤル126505
デイトナ
エバーローズゴールド
チョコレート&ブラックダイアル
7,623,000円
デイトナ チョコレート&ブラックダイヤル126515LN
デイトナ
エバーローズゴールド
チョコレート&ブラックダイアル
オイスターフレックス
5,770,600円

GMTマスターⅡも廃盤モデルは無く、新作では「GMTマスター70周年記念」に該当するようなレフティ仕様のGMTマスターⅡグリーンダイヤルが登場しました。さらに黒茶ベゼルの通称ルートビアと黒灰ベゼルの通称ブルース・ウェインの両金無垢モデルにはタイガーアイダイヤルといったハイライン仕様が追加された年となりました。

GMTマスターⅡ レフティ グリーンダイヤル126729VTNR
GMTマスターⅡ
スプライト
グリーンダイヤル
ホワイトゴールド
7,062,000円
GMTマスターⅡ タイガーアイ126718GRNR
GMTマスターⅡ
タイガーアイアンダイヤル
イエローゴールド
7,172,000円
GMTマスターⅡ タイガーアイ126715CHNR
GMTマスターⅡ
タイガーアイアンダイヤル
エバーローズゴールド
7,467,900円

オイスターパーペチュアルでは41mmケースのオイスターパーペチュアル41がケースとブレスレットのスリム化が施された新作へフルモデルチェンジが行われておりリファレンスも124300➔134300へと変更されています。

またオイスターパーペチュアル全サイズにおいてこれまでのサンレイダイヤルがほぼ廃盤(シルバーのみ生き残り)、さらに2023年に発表されたセレブレーションダイヤルも全て廃盤となっています。

一方でパステルカラーやラッカー仕様のマットな❝ラベンダー❞❝サンドベージュ❞❝ピスタリオグリーン❞といったここ数年、カジュアルウォッチやファッション業界で流行したようなカラーリングが新作として登場しました。

オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
シルバーサンレイ
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
グリーン
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
ピスタリオグリーン
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
サンドベージュ
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
ブラック
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
ブルー
981,000円
※例としてオイスターパーペチュアル41 他サイズは割愛

オイスターパーペチュアルの文字盤は「シルバーサンレイ」を唯一の例外として他のカラー文字盤は全てラッカー仕様のマットな質感のものに置き換わっています。

これまでの「サンレイ仕上げの文字盤」や「セレブレーション」などは廃盤になったため旧作の124300を中古・並行市場から探す必要があります。

スカイドゥエラーは新作としてグリーンサンレイのダイヤルが追加されました。スカイドゥエラーでの2025年の廃盤モデルはありません。

スカイドゥエラー グリーン336938
スカイドゥエラー
イエローゴールド
ブライトグリーン
8,088,300円
スカイドゥエラー グリーン336238
スカイドゥエラー
イエローゴールド
ブライトグリーン
オイスターフレックス
6,922,300円

2022年の新作ディープシーチャレンジは文字盤のデザインが変更されるなどのマイナーチェンジが行われています。

ディープシーチャレンジ126067
ディープシーチャレンジ
RLXチタン
4,044,700円
ディープシーチャレンジ 変更 違い

これまでは文字盤の12時位置に「DEEPSEA CHALLENGE」6時位置に「SEA-DWELLER」という表記がありましたが2025年のマイナーチェンジ後は6時位置に「DEEPSEA CHALLENGE」表記で「SEA-DWELLER」の表記は無くなりました。

元々多く出回るモデルではありませんがこれにより、保証書が無い場合においても製造年代の特定が可能になったため相場への影響も未来的には考えられます。

2025年のデイトジャストは過去にもあったレッドグラデーションの文字盤が追加されています。過去リファレンスのデイトジャストではグラデーション文字盤はブルーとレッドどちらも他のカラー文字盤よりも人気で相場が高い傾向にあるため、今回のレッドグラデーションも人気が出るのではないでしょうか。

デイトジャスト レッドグラデーション278278
デイトジャスト31
イエローゴールド
レッドグラデーション
ダイヤモンドインデックス
5,366,900円

上記の他にさらにダイヤモンドベゼルの278288RBR(7,327,100円)とホワイトゴールドにダイヤモンドベゼルの278289RBR(7,747,300円)でもレッドグラデーション文字盤が追加されています。

対して廃盤モデルは「フローラルモチーフ」の花柄の文字盤のモデルが全て廃盤となっています。昨年2024年のフルーテッドモチーフとパームモチーフの両文字盤に続きレディース仕様のフローラルモチーフも1年遅れでの廃盤となりました。

デイトジャスト フローラルモチーフ

デイデイト36に鮮やかなオリーブグリーンのダイヤルが追加されています。一方でプレジデントブレスレットと呼ばれる3列バンド中央にダイヤモンドを所狭しと配置したデイデイト36と、ターコイズ文字盤のデイデイト36が廃盤となっています。

デイデイト36 128235
デイデイト36
エバーローズゴールド
オリーブグリーン
6,393,200円

他にバゲットダイヤモンドベゼルの128395TBR(12,692,900円)、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドベゼルの128345RBR(8,881,400円)、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドベゼルに3列バンド中央にもダイヤモンドの128345RBR(17,064,300円)にもオリーブグリーン文字盤が追加されています。

デイデイト36の3列バンド中央ダイヤモンドのプレジデントブレスレットは廃盤。

2023年に発表された初代オイスターパーペチュアルウォッチへのオマージュ、そしてチェリーニのようなロレックスの出すドレスウォッチ❝1908❞からはフルブレスタイプが新作として追加発表されました。発表からまだ2年で少数精鋭シリーズのモデルのため、廃盤はありません。

190852508
1908
イエローゴールド
ブラック
フルブレス
5,273,400円
190852508
1908
イエローゴールド
ホワイト
フルブレス
5,273,400円

いかがでしたでしょうか(◍´◡`◍)
完全新作の❝ランドドウェラー❞に加え待望だった❝デイトナのターコイズ❞そして復活を果たした❝ブルー❞や❝チョコレート&ブラック❞、GMTマスター70周年記念(で出したのかどうかは定かではありませんが…)❝ホワイトゴールド製のグリーン文字盤レフティ❞といったこの辺がロレックスフリークの目を輝かせたので無いでしょうか。

個人的にはロレックスのブランドカラーでもあるグリーンから多くのバリエーションが登場した年となった印象です。

オイスターパーペチュアル41

ラッカー仕様のグリーンに

オイスターパーペチュアル41

新色のピスタリオグリーン

スカイドゥエラー グリーン

お馴染みのグリーンサンレイ

デイデイト36

デイデイト36で新作登場したオリーブグリーン

さらに既にデイトジャストやスカイドゥエラーで発売されている既存の❝ミントグリーン❞など多種多様なグリーンのラインナップが用意されています。

そのパステルカラーなどの柔らかいカラーリングが登場した新作のオイスターパーペチュアルも2025年の目玉新作と言えます。オイスターパーペチュアルは2020年のフルモデルチェンジが行われた際に、ネット上で5レンジャーなどとも呼ばれる多くのラッカー仕様のカラーバリエーションが登場しました。

  • オイスターパーペチュアル41

コーラルレッド、イエロー、ターコイズといった2020年に発表されたカラーはオイスターパーペチュアルのサイズによってではありますが一番人気のオイスターパーペチュアル41では2022年に廃盤となり、僅か2年でカタログから姿を消しました。

当時定価761,200円で販売されていたモデルですが2025年現在でも倍以上する価格で取引されることもあるなど2次流通市場ではロレックスのエントリーモデルとしては異例の高額がついています。

2025年新作の❝ラベンダー❞❝サンドベージュ❞❝ピスタリオグリーン❞も短命に終わる可能性もあるため多くの人が狙うカラーになるかもしれません。また2020年当時はイエローなどは人気が出ないだろうとも当初言われましたが、発売開始されるとその珍しさなどから価格は高騰する事態となりました。

3色の中では通年使いやすいサンドベージュは特に人気が過熱するかもしれませんね!以上ロレックスの2025年新作&廃盤モデルでした(◍´◡`◍)

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【カルティエ】タンク マストが品番変更・仕様変更!ソーラービートとクォーツ、それぞれの旧モデルとの新旧の違いは?WSTA0089 WSTA0110【スタッフブログ】

老若男女問わず大人気のカルティエのウォッチ「タンクマスト」で仕様変更とそれに伴う品番(=リファレンス)変更が行われています。対象となっているのはソーラービート ムーブメント搭載のタンク マストSM ソーラービート ムーブメント WSTA0060とタンクマストLM ソーラービート ムーブメント WSTA0059、さらにクォーツ ムーブメントのタンク マストSM WSTA0042も仕様変更と品番変更でマイナーチェンジをしております。

 カルティエ タンク マスト 仕様変更 WSTA0042 WSTA0110 WSTA0089 WSTA0090

以前当ブログではカルティエのパンテール ウォッチの型番&仕様変更について記事を書かせて頂きましたが、カルティエ製品の仕様変更と型番(品番)変更は大々的な発表を行うことなく突然行われていることがありますのでカルティエ製品の購入を検討中の方や、ユーザーは困惑することもあるかと思います。

今回は「タンク マスト ソーラービート ムーブメント モデル2種」と「タンク マスト クォーツ ムーブメント モデル」の仕様&品番変更について解説を行います。

・タンク マスト ウォッチ SM ソーラービート™ 品番 WSTA0060
→タンク マスト ウォッチ、スモールモデル、光起電発電 ソーラービート™ 品番 WSTA0089

・タンク マスト ウォッチ LM ソーラービート™ 品番 WSTA0059
→タンク マスト ウォッチ、ラージモデル、光起電発電 ソーラービート™ 品番 WSTA0090

カルティエ タンク マスト

カルティエより2021年のウォッチ&ワンダーズで新作として発表されたのがタンク マストのソーラーバッテリー ウォッチです。カルティエ史上初のソーラーバッテリーウォッチとして発表された 「タンク マストSM ソーラービート™」と「タンク マストLM ソーラービート™」です。約16年間稼働できるというカルティエの革新的な開発は人気を呼び、正規店にて品切れ状態が続くと言うこともありました。

新品番&仕様変更されたタンク マストWSTA0060とWSTA0059は日本国内では2024年11月8日より全国発売となったようです。

新生タンクマスト スモール WSTA0060とラージ WSTA0059には外観上の変更点はありません。

海外ではサイレントリリースとされており、カルティエは大々的に発表していませんが搭載ムーブメントのソーラービート™がVersion 1(V1)からVersion2(V2)へと進化しているようです。

カルティエの日本公式サイトの商品ユーザーガイドでは紹介されておりませんが、海外では旧タンク マスト ソーラービート™のV1と新タンク マスト ソーラービート™のV2の違いが公式より紹介されています。

タンク マスト ソーラービート V1とV2の違い
旧 ソーラービート
WSTA0060 WSTA0059
【V1】
新 ソーラービート
WSTA0090 WSTA0089
【V2】
晴れの日の太陽光での❝1日分❞の充電4分2分
晴れの日の太陽光での❝再起動❞の充電1時間30分
晴れの日の太陽光での❝5カ月分❞の充電9時間5時間
充電方法下記下記
旧ソーラービート V1 WSTA0059 WSTA0060

旧ソーラービート™ V1ではローマ数字部分がくり抜かれていて、その部分から光を取り込んでいました。通常セイコーやシチズンなどに代表されるソーラーウォッチはその充電効率を最大化するために半透明とも言える独特な文字盤を使用せざるを得ませんでした。カルティエは自らのデザイン性を損なわないためにもローマ数字インデックスを切り抜くという策に出たのがこれまでのソーラービートでした。

新ソーラービート V2 WSTA0089 WSTA0090

2024年11月から発売されている新ソーラービート™ V2では文字盤に肉眼では確認のできないごく微小の穴が無数に空いており、文字盤全体から光を取り込むことができます。

カルティエは2021年のソーラービートモデル発表から約3年でV2という新たなムーブメントと光を取り込む方法のシステムを開発したことになります。新品番になったタイミングでの定価の改定はありませんでした。¥517,000。

タンク マスト SMのクォーツムーブメント モデルであるWSTA0042も2025年現在、品番の変更と仕様の変更がされています。新品番はWSTA0110となっています。

タンク マスト WSTA0042 WSTA0110 違い

旧品番WSTA0042と新品番WSTA0110を比較して異なる点は一つで「裏蓋に使用されているネジの形状の変化」です。これまでは一般的なマイナス型のネジが使用されていましたが、カルティエでは昨今徐々にウォッチに使用されるネジを特殊な形状のものへと変更していっています。

特殊形状のネジに合うドライバーは、即座に用意できるためのものではないためカルティエは社外で自社の時計が開閉されることを防ぎに入ったということでしょう。

現在は仕様と品番の変更が無いLMサイズについてもほぼ間違いなく今後同様の変更が行われることは間違い無いでしょう。

ソーラービート™ モデルについては今後V1のWSTA0059やWSTA0060と新型V2のWSTA089とWSTA0090に相場の違いが出てくると思います。

充電効率を見ると、この2種類の新旧の違いは大きなものでありユーザー目線で見たときに新型ソーラービート™ ムーブメント搭載モデルの需要が高まると思います。ですがV1でも日常生活に十分なクオリティのムーブメントであるのは間違いありませんので、相場に違いが出ても1割程度の差になるのではないでしょうか。

カルティエ 買取 質入れ・質預かり 相場

一方でクォーツムーブメントのWSTA0110については相場への影響があるかは現時点では予測不能です。

理由としてカルティエのタンク マスト クォーツは電池交換の頻度が高いわけではなく、また延長保証に入ることで8年間の正規保障が付きます。さらに裏蓋に使用されている特殊なネジ形状についても、おそらく近い将来にはカルティエ専用のドライバーという形で工具が商品化されると思います。

国内販売定価が同じタンク マストのソーラービートとクォーツですが、2025年3月現在時点でソーラービート™モデルの方がクォーツモデルよりもやや高値です。CHRONO24では旧ソーラービート™のタンク マストSM WSTA0060が新品未使用品で57~60万円で販売されているのに対し、クォーツのタンクマスト SM WSTA0042の新品未使用品は45万円~58万円で販売されているなどの差があります。

海外を含めてSNSなどを見渡してもソーラービート™モデルはウェイティング状態の方も見られるなど需要に対して供給が追い付いていないようにも映ります。

カルティエは今回のタンク マストの仕様変更と品番変更でも分かる通り❝サイレントリリース❞しがちであります。笑 通常であれば大きな展示会のタイミング、時計であれば毎年3~4月に開催されるウォッチ&ワンダーズなどで発表される所ですがカルティエはいつの間にかに変更がされています。

ムーブメントの進化・変更などは他ブランドでは大ニュースですが、それを❝サイレント❞で行ってしまうのがカルティエの凄い所です。

カルティエはやや相場の下落が見られている高級時計史上において相場の上昇が見られる数少ないブランドの一つです。世界五大ジュエラーに数えられながら時計史においても重要な役割を担っています。

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