【カルティエ】カルティエ新作サントス ドゥ カルティエ スモールサイズ【大和屋質店】【スタッフブログ】

025年6月6日(金)にカルティエより❝サントス ドゥ カルティエ❞のスモールモデルが発売開始となりました。ウォッチ&ワンダーズ2025で既に話題となっていたサントスのスモールサイズ。一部メディアではこのスモールサイズをユニセックスサイズとしていますが、カルティエはこのモデルを主に女性に着用させた画像をアップしていますのでメインターゲットはレディースとなります。

発売されたサントス ドゥ カルティエ スモールサイズは3タイプ。

・ステンレススチール製のWSSA0082 ¥962,500
・SS/YGコンビのW2SA0033 ¥1,584,000
・金無垢イエローゴールド製のWGSA0107 ¥4,884,000

時計フリークには有名な話ですが「男性用❝腕❞時計を史上初めて生み出したのはカルティエ」というのは一般的にはあまり知られていません。サントスがこの世に生まれたのは1904年。パテック・フィリップやオーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンを筆頭にブランパンやジャガー・ルクルトなど今なお存在感を発揮している時計メゾンは当時からありましたが、「腕時計」に関してはジュエラーのカルティエがパイオニアです。

カルティエの3代目ルイ・カルティエは友人でもあるブラジル人飛行家のアルベルト・サントス・デュモンから「飛行中に操縦桿から手を離さないでも見ることができる時計を作ってほしい。」と相談を受け、1904年にサントスを開発しました。

アルベルト・サントス・デュモン
アルベルト・サントス・デュモン

アルベルト・サントス・デュモンへ贈った時計は1911年に一般販売を開始。アルベルト・サントス・デュモンの名を冠し「サントス コレクション」として今なお受け継がれているカルティエ ウォッチの象徴的存在です。

1920年代のサントス。現在のサントスコレクションへと受け継がれている伝統的なモデル。1900年代当時は時計=懐中時計=ラウンド型が普通でしたが、ファッションにも精通していたアルベルト・サントス・デュモンのためによりエレガントはスクエア型を採用したのもルイ・カルティエの偉業です。

100年を超える長い歴史を誇るサントス コレクションですが、現在の主軸は
・サントス ドゥ カルティエ
・サントス デュモン
の2つになります。

サントス ドゥ カルティエ

サントス ドゥ カルティエ WSSA0018

サントス ドゥ カルティエは2018年に登場した新ラインで直訳すると「カルティエのサントス」というそのままの意味になります(笑) 現在のサントス コレクションの旗艦となっており、今回6月6日に発売となった新作もこのラインのスモールサイズです。

歴史あるサントス コレクションの伝統は守りつつブレスレットタイプとして現代風に再解釈されたモデルで「クイックスイッチ」と呼ばれるブレスレットバンドとレザーバンドを自身で簡単に交換できるのも特徴です😊

サントス デュモン

1904年誕生のオリジナルの源流をそのまま汲むのがサントス デュモンです。当時のデザインを踏襲しており、薄型のケースに手巻きムーブメント(2019年にクォーツが追加)、レザーバンドが付いています。サントス ドゥ カルティエと比較するとインデックスのローマ数字もよりクラシカルな細いフォントが使われています。

サントス100

サントス100

サントス100は、2004年サントス生誕100周年のアニバーサリーを記念して登場したモデルです。2004年発表当時はレザータイプのみでしたがその後ブレスレットタイプや上の画像のようにラバーバンドタイプなど様々な派生モデルが発売されていきました。

現行ラインナップと比較すると❝厚デカ❞なのが特徴で、2000年代当時にウブロやパネライを筆頭に時計業界を席巻していた厚デカブームに沿ったデザインでした。

廃盤後も高騰などすることなく安定した相場を維持しているため、存在感のあるサントスを求める人にはおすすめのモデルです。

サントス ドゥモアゼル

サントス ドゥモアゼル

サントス ドゥモアゼルは「お嬢さんのサントス」という意味でサントス100同様に2004年のサントス100周年の時に発表されたモデルで、その名の通りレディース向けの時計になっています。サントスと後述するパンテール ウォッチをミックスしたようなデザインになっていて、そのパンテール(2008年に廃盤)がラインナップに復活を果たす2017年に入れ替わる形で廃盤となりました。

サントス ガルベ

サントス ガルベ

1987年発売のサントス ガルベ。ガルベとはフランス語で「湾曲」という意味でありその名の通りケースをはじめ丸み帯びたでデザインなのが特徴です。時計業界としてはやや下火とも言える時代であり、サントス ガルベもほとんどがクォーツモデルで廉価版とも言えるかもしれません。

それでも2010年代は10万円前後で取引されていましたが2025年現在ではスモールサイズのクォーツでも20万円-30万円になっています。メンズサイズでオートマティックのXLサイズに関しては50万円前後になることもあります。

サントス オクタゴン

サントス派生のサントス オクタゴンはオクタゴンの通り八角形のベゼルが特徴です。1980-1990年のこの頃のカルティエは金メッキのマスト ド タンクをはじめとしてより買い求めやすい価格でのレディースウォッチに力を入れていた時代です。

10年前はおおよその買取価格相場3-5万円ほどでしたが現在はカルティエ全体の人気の高まりも相まって倍以上の8-12万円ほどになることも多くあります。

WSSA0082 ステンレススティール

WSSA0082 サントス ドゥ カルティエ

W2SA0033 SS/YG

W2SA0033 SS/YG カルティエ サントス ドゥ カルティエ SS/YG

WGSA0107 イエローゴールド製

WGSA0107 カルティエ サントス ドゥ カルティエ イエローゴールド スモールサイズ

今年のウォッチ&ワンダーズ2025で発表されたサントス ドゥ カルティエのスモールサイズを解説していこうと思います。

クォーツ式の時計になっており、これまでラインナップにあったMMサイズやLMサイズと同じく替えのレザーベルトが付属しています。

サントスMMとサントスLMは3針と呼ばれる秒針があるのに対し、新発売のスモールサイズは2針という時針と分針のみとなります。これはカルティエの他のコレクション「タンク」や「パンテール」「バロンブルー」なども同様でSMサイズやスモールサイズは2針仕様となっています。

一部メディアでは今回のスモールサイズをユニセックス対応として書いていますがカルティエ公式の着用画像では女性モデルを起用していることからもメインのターゲットは女性だと言えます。

サントス ドゥ カルティエ スモールサイズ

さらに裏蓋には近年カルティエが積極採用している特殊ビスが使われているのも特徴です。現在通常のマイナスビスが使われている他のモデルも順次切り替わっていくと思われます。

それぞれの定価は以下の通り。

WSSA0082 ステンレススティール962,500円
W2SA0033 SS/YGコンビ1,584,000円
WGSA0107 イエローゴールド4,884,000円

サントス スモールサイズが現実的にどの程度 時計購入の際に選ばれるのかを冷静に見ていこうと思います!どれだけ需要が高いかが結果としてリセールバリューの高さに直結しますので重要なポイントです。

そもそも男女問わず人気のあるカルティエですが、特に女性の中には欲しい時計としてカルティエが一番に浮かぶ方も多いのでは無いでしょうか。その数ではロレックスやオメガを大幅に上回ることもあると思われます。

そもそもカルティエ内だけを見てもレディースウォッチに多くの選択肢があります。

・タンクマスト
・タンクフランセーズ
・パンテール
・バロンブルー

のステンレススティール製のスモールサイズを比較してみます。

タンクマストSMタンクフランセーズパンテールSMバロンブルー
モデルサントス ドゥ カルティエタンクマストSMタンクフランセーズSMパンテールSMバロンブルーSM
リファレンスWSSA0082WSTA0107WSTA0129WSPN0013WSBB0073
ムーブメントクォーツクォーツクォーツクォーツクォーツ
針2針2針2針2針2針
定価962,500円572,000円616,000円731,500円803,000円
特徴2025年新作
替えレザーバンド付
ブレスも高級感
シルバー文字盤
言わずと知れた大人気タンク湾曲版タンク
シルバー文字盤×シルバーインデックス
唯一の5連バンド
女性らしさ〇
ラウンド型

一番人気はやはり「タンクマスト」です。1919年から現在まで続くカルティエのアイコンウォッチの一つであり、歴史の長さではサントスに及ばないものの圧倒的な人気を誇ります。レザーモデルではソーラームーブメントもあります。

同じくタンクコレクションから2023年の新作タンクフランセーズは、現代仕様にモデルチェンジを果たし2次流通市場でも一定の人気を維持していますが、文字盤がシルバー×シルバー ローマ数字インデックスと近代的なのも相まってか人気が過熱というところまでは至っていません。

唯一の5連バンドで女性らしさが際立つのが「パンテール」です。カルティエのハイジュエリー制作部門の統括責任者だったジャンヌ・トゥーサンのニックネームでもあった「パンテール(豹)」から取られたジュエリーから時計に及ぶ一大コレクションはカルティエが最も大切にするコレクションの一つです。

サントスとパンテールをミックスしたような前述のサントス ドゥモアゼルが2004年にサントス100周年に発売されると、パンテールとサントス ドゥモアゼルがバッティングする形に!その理由からカルティエはパンテールを2008年に廃盤とします。しかしパンテールの歴史的価値を顧みた結果、カルティエは2017年にこのパンテールを一新し復活!代わりにサントス ドゥモアゼルを廃盤とするなどバタバタ劇を披露しています(笑)

バロンブルーはラウンド型のため新作サントス ドゥ カルティエが現実的に相対するのはタンクマストとパンテールになると思われます!

サントス ドゥ カルティエは
・高クオリティのブレスレット
・ダークブルー カーフスキンのセカンドストラップが付属


しているなどのメリットはあるものの

これは購入を考えたときに大きな障壁になると思われます….
サントスの歴史や誕生秘話、そしてラグスポなデザインは男性には激しく刺さる要因ですが女性は「シンプルな可愛らしさ」を求める傾向が強いためステンレススティールモデルに関しては大人気!となる可能性は低いと分析します。

ですが!!!!コンビモデルや金無垢モデルに関してはサントス ドゥ カルティエを選ぶ人が増えるかもしれません。タンクマストにはこのコンビや金無垢が存在しないため、より可愛らしいデザインが好きな方はパンテール、よりボーイッシュな存在感あるデザインが好きな方はサントスと棲み分けができます^^

ついでに!!!!
アメリカでの販売定価を見てみましょう。

アメリカのトランプ大統領による関税問題はハイブランド業界にとっても大きな壁です。カルティエが本拠地を構えるフランスや工房のあるイタリアなどEUにとっても例外では無く、特にSWISS MADEがほとんどの時計でもスイスに対して最大31%の関税を課すなど激震が走っています。

5月1日にはロレックスやパテック・フィリップなどの時計メゾンがいずれもアメリカ定価を関税対策で引き上げたばかりです。

品番アメリカ定価日本定価
WSSA0082 ステンレススティール6,050ドル962,500円
W2SA0033 SS/YGコンビ10,000ドル1,584,000円
WGSA0107 イエローゴールド30,800ドル4,884,000円

ステンレススティールモデルのWSSA0082はアメリカ定価6,050ドルで日本定価962,500円。ドル円の設定レートは1㌦=159円でかなり設定は高め。この記事執筆時点でのドル円は1㌦=142~144円なので、日本定価はかなり高めに設定されています….汗

SS/YGのコンビW2SA0033は1㌦=158.4円設定、イエローゴールド製WGSA0107は1㌦158.5円設定での定価と日本定価はかなり厳しめの設定です。

2025年6月6日発売開始のサントス ドゥ カルティエ スモールサイズについてでした😊
最初の週末となった6/7と6/8にはカルティエのブティックにはこちらの商品が陳列されており、品切れという状況にはなっていないようです。

カルティエは時計全体の相場がやや下降トレンドになっている現在でも横ばい~上昇基調にあるブランドであり根強い人気を誇ります。その人気を支えているのが他ブランドには珍しい男女問わず愛されている点です。

カルティエの時計やジュエリーは昨今の定価価格上昇や金相場の上昇も手伝い、質入れ・質預かりにおいてもご納得いただける金額を提示させて頂けることが多いです^^お気軽に相談ください。

大和屋ロゴ

大和屋質店は質屋独自のサービス❝質入れ/質預かり❞を行っています。
質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

お持ちのお品物の「買取」「質入れ/質預かり」の簡易査定はLINEからでも簡単に受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

☎➔03-3712-7047

オメガやロレックス、カルティエなど高級時計での質入れ・質預かりは下記もご参照ください。

まずはご連絡ください!

買取・質預かりをお考えのお客様
❝目黒の質屋 大和屋質店❞をご利用下さい。
お客様の大切なお品物、ブランド品を現時点での最高の査定額を提示させて頂きます。

一時金が必要な場合などにご利用ください。

大和屋

「ダイヤモンドなどの宝石・時計・ブランド品・貴金属の質・買取の専門」
近隣地域の白金台・五反田・目黒・不動前・武蔵小山・学芸大学・祐天寺・中目黒・恵比寿・都立大学・自由が丘・等々力・大井町の方々にも多数ご利用頂いております。

大和屋質店
大和屋質店店内

【ヴァシュロン・コンスタンタン】ヒストリーク 222 はノーチラスやロイヤルオークに並ぶ選択肢になる!?今、私が推したい理由 投資的価値【大和屋質店】【スタッフブログ】

資産価値として高級時計にスポットが当たっているここ数年。理由は様々ですがロレックス、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲが資産目的を考えた時の人気ブランド3選ということに疑いの余地はないでしょう。

その2次流通市場での過熱した相場は「ラグジュアリースポーツウォッチ」通称「ラグスポ」と呼ばれるジャンルの時計が中心となっており、その始祖こそ1972年に誕生したオーデマ・ピゲのロイヤルオークです。

元々ロレックスやオメガの土俵だったスポーティー仕様の時計マーケットに、オーデマ・ピゲやパテック・フィリップ、そして今回の主役ヴァシュロン・コンスタンタンが参戦することで一気に❝ラグスポ❞は一大ムーブメントとなりました。

今回はそのヴァシュロン・コンスタンタンの新作「ヒストリーク222」を今こそ推したい理由をお伝えします!

ヴァシュロン・コンスタンタン
ヒストリーク222
おすすめ

まずは2025年のヴァシュロン・コンスタンタンの新作 ヒストリーク222 4200H/222A-B934からご紹介します^^

ヒストリーク222
4200H/222A-B934 37 mm スティール

2025年はヴァシュロン・コンスタンタン創業270年イヤーです。この270周年記念の第一弾という形で発表されたのがヒストリーク222 4200H/222A-B934 37 mm スティールです。2022年に復刻されたイエローゴールド製のヒストリーク222 4200H/222J-B935から2年、待望のステンレススチール製モデルです。

そもそも初代222はヴァシュロン・コンスタンタン創業222周年として1977年に発売された時計。発売から7年の間にステンレススチール製が約500本、ゴールド製が150本、コンビが約100本生産されました。

リファレンス4200H/222A-B934
ケース径37mm
厚さ7.95mm
防水性5 気圧 (50 m)
キャリバー2455/2
パワーリザーブ40 時間
国内販売定価4,752,000円

2022年発表のイエローゴールド製と同スペックで特徴的なのは37ミリといボーイズサイズとも言える昨今の流行と比べて2周り位小さいケースサイズと、パワーリザーブが40時間とやや短い点(同じヴァシュロン・コンスタンタンのラグスポモデル、オーヴァーシーズは60時間)

ヒストリーク222 4200H/222J-B935 37 mm イエローゴールド

こちらが2022年に復刻という形で登場したヒストリーク 222 4200H/222J-B935 イエローゴールドです。1977年当時のオリジナル版ではパテック・フィリップのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオーク同様にジャガー・ルクルト製のムーブメントが使用されていましたが、ヴァシュロン・コンスタンタン自社製ムーブメントへと変わり、それに合わせて裏ブタの仕様も裏スケルトンへとなっています。

2022年発売当時は7,436,000円でしたが、現在は価格改定が何度か入り国内定価11,000,000円となっております。

私が個人的にヴァシュロン・コンスタンタンのヒストリーク 222が良いなと思う点、さらには冒頭で挙げたロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲに続く存在としてオススメする理由はいくつかあります。

理由① ヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力
理由② 価格設定
理由③ ヒストリーク222が資産価値の高い条件を満たしている
理由④ 永久修理保証
理由⑤ 生産数の少なさ
理由⑥ ヒストリーク222のデザイナー
理由⑦ 購入難易度

と言ったところが挙げられます。
この後から詳しく説明していきます!

ヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力、そして時計界におけるヴァシュロン・コンスタンタンの立ち位置を今一度考えることでそのメゾンの作り出す商品の魅力にも直結していきます。

ヴァシュロン・コンスタンタンと言えばパテック・フィリップとオーデマ・ピゲと共に世界3大時計ブランドとして語られる時計業界における重鎮です。

時計業界トップ3の一角であるヴァシュロン・コンスタンタンの凄さを説明するには❝1755年の創業以来270年間、一度も途切れることがない世界最古の時計マニュファクチュールメゾン❞というのが最も簡潔で分かりやすいでしょう!

ちなみに同じ世界3大時計のパテック・フィリップは1839年創業
オーデマ・ピゲは1875年創業です。

高級時計業界では世界最古の時計ブランドとしてブランパンの存在がありますがブランパンは1735年の創業ながらこれまでに2度休止状態の期間がありました。これは決して珍しいことではなく長い歴史のなかでクォーツショックなどにより一時的な休止状態を経験した時計メゾンは多いです。

そんな中で途切れることなく270周年を迎えたヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力は圧倒的です。今後リシャール・ミルなどのように時計界にも新興勢力が出てくることはありますがこの歴史の重み、270年という年月だけは超えることの出来ない壁として立ちはだかり続けます。

時計ブランド
ランキング
ヒエラルキー
TIER表

何を基準にランキングにするかによって多少の意見は分かれますが歴史の長さや功績、技術力、品格などから見てNo.1はパテック・フィリップ、次いでオーデマ・ピゲとヴァシュロン・コンスタンタンまでが世界3大時計ブランド。

ここにランゲ&ゾーネとブレゲを合わせた5社が世界5大ブランドというのが通説です。さらに世界最古の時計メゾンであるブランパン、古くからムーブメントの技術力に定評のあるジャガー・ルクルト、ピアジェと続きます。

最も知名度の高いロレックスやオメガが時計業界では3番手の勢力というのに驚く方も多いのではないでしょうか。簡潔に言えばロレックスよりも遥か上に位置すると言われるヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力は揺るがない凄さがあるということです。

ヒストリーク222
4200H/222A-B934 37 mm スティール

新作ヒストリーク222 4200H/222A-B934の国内販売定価は4,752,000円となっております。同ブランドのオーヴァーシーズの現行モデルが3,718,000円ですのでやや割高に感じます。

ライバルブランドに目を向けてみると
パテック・フィリップ ノーチラス 5711/1A-010は既に廃盤商品ですが最終定価は3,872,000円。現行モデルのノーチラスはムーンフェイズと年次カレンダーのモデルの5726/1A-014が現在9,010,000円、ノーチラスとアクアノートの従兄弟として紹介された新作キュビタスのSS製5821/1A-001が現在6,530,000円。オーデマ・ピゲではロイヤルオーク 15510.ST.OO.1320STが現在4,125,000円 です。

世界5大ブランドのラグジュアリースポーツウォッチ、SS製の最もシンプルなモデルをピックアップし2025年4月現在時点の国内販売定価を表にすると

パテック・フィリップ キュビタス6,530,000円
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク4,125,000円
ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク2224,752,000円
ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ3,718,000円
ランゲ&ゾーネ オデュッセウス5,346,000円
ブレゲ マリーン3,366,000円

いかがでしょうか。こうしてみると雲上ブランドと評されるヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズのお手頃感を感じます。そしてそのおオーヴァーシーズの元となったヒストリーク222は約475万円とそれよりも高額ですが十分にその価値はあります。

ここで言う資産性とは短く見ても10年以上といった単位での話をしています。購入後即転売で利益が出る!といった話ではありませんし私は転売行為を推奨・容認するわけではございませんので予めご了承ください。

また資産性も利益といった話だけではなく、時計本来の用途で使用した後に10年20年という月日が経っても換金率が高いものをリセールバリューがある=資産性があるとします。

資産性の高い時計の条件として
・ブランドの歴史と品格
・時計のクオリティ
・展開コレクションのバランス
・メンテナンス体制

・希少性
・語られるエピソード
が必要になってくると思われます。

ブランドの歴史と品格

ブランドの歴史と品格については【推し理由① ヴァシュロン・コンスタンタンのブランド力】でも説明した通りです。世界3大ブランドに数えられるヴァシュロン・コンスタンタの歴史と品格は時計ブランドとしては最も高い位置にあります。

時計のクオリティ

時計のクオリティについてはヴァシュロン・コンスタンタンは数少ない「ジュネーブシール認定」ブランドということで説明が可能です。ジュネーブシールとは1868年にスイス・ジュネーブ州によって制定された「ジュネーブ天文台の時計作動検査に関する法律」に基づくムーブメント規格でこの資格を有してるブランドはヴァシュロン・コンスタンタン、ロジェ・デュブイ、ショパールなど数えるほどです。

有名なC.O.S.Cのクロノメーター規格はムーブメントの精度についての厳しい規格ですが、ジュネーブシールはさらに「美観=芸術品としての美しさ」、そして「ジュネーブ州内でムーブメント製造がされたものに限る」などの厳しい条件があります。

ちなみに世界3大ブランドではパテック・フィリップは2009年にこのジュネーブシールを辞め、同等かそれ以上に厳格な自社基準「パテック・フィリップ シール」を設けています。もう一つのオーデマ・ピゲはジュネーブシール認定を受けておらず、これは決してクオリティが低いわけではなくジュネーブ州に工場が無いためです。

ですがヴァシュロン・コンスタンタンのジュネーブシール認定ブランドというのは非常に大きな魅力です。

展開コレクションのバランス

コレクションのバランス=多くのコレクション展開がある。というのはそのブランド力を維持するために大きな用意の一つです。
多くのコレクションを維持するということはそれだけ資金力が必要になりますが、それだけ多くの人にそのブランドの製品を持つ機会を与えることになります。

さらにコレクション展開があればあるほど流行に左右されずに経営を安定化させることができます。

例えばロレックスは人気のスポーツモデルであるコスモグラフ デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターⅡ以外にも日常使い用のデイトジャストやオイスターパーペチュアル、スポーツ系上位モデルのヨットマスターやスカイドゥエラーそして2025年新作のランドドウェラー、ハイエンドモデルのデイデイト、ドレスウォッチの1908まで幅広いコレクション展開があります。

パテック・フィリップは1970年代以降のラグスポモデルだけでなく伝統的なカラトラバやゴンドーロなどのモデルを現在も展開しています。

ヴァシュロン・コンスタンタンも
・オーヴァーシーズ
・パトリモニー
・トラディショナル
・ヒストリーク
・フィフティーシックス
など多くのコレクション
を現在も製造しています。

対してオーデマ・ピゲの現行ラインナップは「ロイヤルオーク」「ロイヤルオークオフショア」「11.59」とコレクションが極端に少なく、仮の話ですがロイヤルオークの流行が鈍化や沈静化した時の不安があります。

メンテナンス体制

ヴァシュロン・コンスタンタン、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲはいずれも永久修理を掲げている時計メゾンでありメンテナンス体制は万全です。

時計修理

創業してから270年続く歴史の中で製造された時計に対して永久修理保証を設けているのは自身の時計のクオリティに対する自信の表れと、顧客を大切にしている証拠です。親から子へ、子から孫へと何世代も引き継がれていったとしてもメンテナンスを受けることが出来るというのは資産性の高さへ繋がります。

希少性

世界3大ブランドとロレックスの年間生産本数は公表されていない部分もありますが概ね以下のような本数と言われています。

パテック・フィリップ約6万本
オーデマ・ピゲ約4万本
ヴァシュロン・コンスタンタン約5万本
ロレックス約100万本

これは全コレクション合計の数量ですのでパテック・フィリップの場合は10コレクションで約6万本、オーデマ・ピゲは3コレクションで約4万本、ヴァシュロン・コンスタンタンは10コレクションで約5万本です。

各コレクションの中でさらに多くの時計バリエーションが存在しますので雲上ブランド一つのモデルの年間生産本数はとてつもなく少なくなります。

単純計算でノーチラスやアクアノート、オーヴァーシーズやヒストリーク222などの年間生産本数は500本~1000本以下かと思われます。唯一例外なのはオーデマ・ピゲでコレクション数が少ないので4万本と年間総生産本数は少ないですがその中のロイヤルオーク率は高くなります。

語られるエピソード

売れる商品には単純な商品スペック以上の価値 ❝語られるエピソード❞があります。例えばエルメスのバーキンは女優のジェーン・バーキンがエルメスのジャン=ルイ・デュマと飛行機で隣になり、「こんなバッグが欲しい」と話して誕生したのがバーキン。

とか時計のアイコンウォッチも同様でオメガのスピードマスタープロフェッショナルはアポロ計画に数々のブランドとのコンペティションの中から選ばれたが、そのコンペティションには市販の時計が使われておりオメガ自身は知らなかった。

など名品には何らかのエピソードがつきものです。

パテック・フィリップのノーチラス
オーデマ・ピゲのロイヤルオーク
ヴァシュロン・コンスタンタンの222

はいずれも1970年代のクォーツショックによるスイス時計産業の大打撃からの復活を賭けたプロジェクトであり、そのためにそれまでゴールドやプラチナなどの金無垢製の時計製造をしてきた雲上ブランドがステンレススチール製のスポーツウォッチを産み出したというエピソードがあります。

これが現在まで続くラグジュアリースポーツウォッチの誕生秘話です。

そしてこの時、社運をかけた一大プロジェクトの時計デザインを任されたのが「時計界のピカソ」と称されるジェラルド・ジェンタ氏です。

ジェラルド・ジェンタ

ロイヤルオークとノーチラスのメガヒットの理由の一つがジェンタデザインだからです。ジェラルド・ジェンタは2011に惜しまれつつこの世を去りましたが、これら以外にもブルガリのブルガリ・ブルガリやセイコークレドールのロコモティブ、IWCのインヂュニア、オメガのコンステレーションCなど多くの名作を産み出しました。

そしてヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズやその前身にあたる222も長らくジェラルド・ジェンタのデザインだと思われていました。

現代ではありえないようなエピソードですが、メディアだけでなくヴァシュロン・コンスタンタン本体の幹部でさえもこの誤情報を語っていたというのだから驚きです。

元CEOのクロード・ダニエル・プロエロックス氏でさえ、2004年のRevolution誌のインタビューで、「ロイヤルオーク、パテック フィリップ ノーチラス、そして222は、いずれもジェラルド・ジェンタがデザインしたもので、彼はそれぞれのブランドに対する自身のイメージに合わせてデザインを調整したのだということを忘れてはなりません」と述べているそうです。

ところがこれは大きな誤りで222は当時24歳と新進気鋭のデザイナーであったドイツ人のヨルグ・イゼックによるデザインだと判明しました。

こういったエピソードがヴァシュロン・コンスタンタンの222にはあるのです。

このようにヴァシュロン・コンスタンタンのヒストリーク222には資産性の高い条件を広く満たしているのです。

推し理由③のメンテナンス体制で述べた通りヴァシュロン・コンスタンタンは永久修理保証を掲げています。また生産数においてもヴァシュロン・コンスタンタンは全コレクションで年間生産本数は約5万本と言われています。

長年ジェラルド・ジェンタのデザインかと思われていた222ですが、2010年頃にドイツ人デザイナーのヨルグ・イゼックのものという事実が判明しました。

ヨルグ・イゼックはロレックスのデザイナーを務めた後に独立後、ブレゲのマリーンやタグ・ホイヤーのキリウム、ティファニーのストリーメリカを産み出した有名時計デザイナーです。

ヨルグ・イゼック氏はおそらく最も有名な存命の時計デザイナーです。世界5大ブランドのラグスポウォッチのうち、2モデル(ノーチラス、ロイヤルオーク)がジェラルド・ジェンタのデザイン、2モデル(222、マリーン)がヨルグ・イゼックのデザインになります。

ネームバリューこそジェンタデザインに及びませんがヨルグ・イゼックも時計界では有名な時計デザイナーであり、彼の作品という事実が今後の相場に関わることは大いにあり得ます。

ヴァシュロン・コンスタンタンの時計は生産数量の少なさを考えても決して簡単に購入できる商品ではありません。ロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲは現在、在庫が枯渇状況にあり正規販売店に行っても1本も時計が並んでいない!なんてことも良くある現象です。

ヴァシュロン・コンスタンタンも似た状況であり、特にオーヴァーシーズやヒストリーク222といったステンレススチール製の時計は店頭に並ぶことすら無いです。

ですが!パテック・フィリップやオーデマ・ピゲと比較したときの入手難易度はぐぐっと下がります!それはヴァシュロン・コンスタンタンとヒストリーク222の存在がまだ世間に知られていないからです。

今やロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲは時計に興味のない層からも人気の時計で、多くの人が狙っています。購入後即転売で利益!なんてことも可能ですので当然転売ヤーからも狙われています。その需要の高まりがリセールバリューにもつながるわけですがヴァシュロン・コンスタンタンとヒストリーク222、まだそんなにバレてないんです(笑)

時計に興味のある人ならだれもが知ってるヴァシュロン・コンスタンタンとヒストリーク222、オーヴァーシーズですがライト層の認知度はまだ低く❝今ならまだ間に合う❞可能性が高い状態なのです!

体感でも一見購入が不可能に近いロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲに比べて正規ブティックでの店員さんの対応も丁寧に感じます(笑)

ヴァシュロン・コンスタンタンは2025年現在時点でもリセールバリューが高いブランドの一つと言えます。現行モデルやオーヴァーシーズの現在の買取相場を紹介したいと思います。この記事を書いている時点の為替レートは1㌦=約142円

トラディショナル オートマティック
87172/000R-9302 38 mm ピンクゴールド

トラディショナル オートマティック
87172/000R-9302 38 mm ピンクゴールド
定価4,488,000円
買取価格相場120万円-140万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

フィフティーシックス オートマティック
4600E/000A-B487 40 mm スティール

フィフティーシックス オートマティック
4600E/000A-B487 40 mm スティール
定価1,892,000円
買取価格相場95万円-120万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

パトリモニー マニュアルワインディング
81180/000G-9117 40 mm ホワイトゴールド

定価3,278,000円
買取価格相場90万円-120万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

オーヴァーシーズ
4500V/110A-B128 41 MM スティール(2016-2023)

定価3,586,000円
買取価格相場250万円-300万円
※買取価格は品物の付属品や状態により変動致します。

ヴァシュロン・コンスタンタンの代表的なコレクションを4つ挙げてみました。ドレスラインの「トラディショナル」や「パトリモニー」がリセール率が定価の約3-4割ほど。比較対象としてパテック・フィリップの「カラトラバ」はリセール率約5割、ブレゲの「クラシック」が定価の約3-4割といった感じ。

伝統的とはいえシンプルな機能のドレスウォッチラインでも一定の価格が付くのは雲上ブランドならではと言えます。

ステンレス製がラインナップにある「フィフティーシックス」では定価の5-6割のリセール率を誇るなどしています。

そして2016年に登場し2023年にモデルチェンジをした「オーヴァーシーズ」ですがヴァシュロン・コンスタンタンのラグスポモデルは定価の8-9割という驚異のリセール率です。2021年頃には定価を上回る買取額450万円などを記録することもありましたが現在はやや落ち着いています。

このようにヴァシュロン・コンスタンタンの時計は現在時点でも中古市場で高い人気を維持しており、今後さらに人気が加速する可能性を十分に秘めています。

「ロイヤルオーク」や「ノーチラス」と共に購入時の比較対象になってきた「オーヴァーシーズ」。2021年頃にロイヤルオークやノーチラスと共に爆発的に高騰をしてことでも知られています。

あくまでも第三候補として扱われることが多かったオーヴァーシーズだけに、現在に至るまで徐々に沈静化してきている所ではあります。しかし、既にノーチラスやロイヤルオークを所持しているユーザーにとってもオーヴァーシーズは自然な次のステップという良い見方もできます。

ロイヤルオークやノーチラスにありオーヴァーシーズには無かった唯一の弱点が「歴史」と「デザイナーの存在」です。つまり前者に比べて「語り要素」が少なかったのです。つまり1972年と1976年に登場したロイヤルオークやノーチラスに対し、オーヴァーシーズの誕生は1997年と20年の差があり、発売当初から「ジェラルド・ジェンタのデザイン」として扱われた前者と、「長らくデザイナー不明でジェラルド・ジェンタのデザインかと思われていた不確かな存在」という後者の違いがありました。

ですがそれさえも今は時計を語るエピソードに昇華されています。

ヒストリーク222
4200H/222A-B934 37 mm スティール

改めてヒストリーク222 4200H/222A-B934のオリジナル版でもある初代22の誕生は1977年であり、ノーチラスやロイヤルオークに匹敵する歴史を有しています。またこの222をデザインしたのはヨルグ・イゼックというジェラルド・ジェンタに次ぐ著名な時計デザイナーです。

オーヴァーシーズは正確にはこの222を元にヨルグ・イゼックの助けを借りてデザインされたものであり、ヨルグ・イゼックの222をヴァシュロン・コンスタンタンがブラッシュアップしたものです。

222は間違いなくヨルグ・イゼック自らがデザインした時計であり、今後時計史としてももっと大きな存在として評価が高まっていくと思います。

入手難易度は容易ではありませんが、まだ可能性はあります!
ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

大和屋ロゴ

大和屋質店は質屋独自のサービス❝質入れ/質預かり❞を行っています。
質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

お持ちのお品物の「買取」「質入れ/質預かり」の簡易査定はLINEからでも簡単に受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

☎➔03-3712-7047

オメガやロレックス、カルティエなど高級時計での質入れ・質預かりは下記もご参照ください。

まずはご連絡ください!

買取・質預かりをお考えのお客様
❝目黒の質屋 大和屋質店❞をご利用下さい。
お客様の大切なお品物、ブランド品を現時点での最高の査定額を提示させて頂きます。

一時金が必要な場合などにご利用ください。

大和屋

「ダイヤモンドなどの宝石・時計・ブランド品・貴金属の質・買取の専門」
近隣地域の白金台・五反田・目黒・不動前・武蔵小山・学芸大学・祐天寺・中目黒・恵比寿・都立大学・自由が丘・等々力・大井町の方々にも多数ご利用頂いております。

大和屋質店
大和屋質店店内

【ロレックス】ロレックスの2025年新作と廃盤 ディスコン をチェックしよう!ROLEX New Release & discontinued【スタッフブログ】【大和屋質店】

ロレックス〔ROLEX〕の新作モデルと廃盤ディスコンモデルが時計宝飾見本市のウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2025(4月1日~4月7日)で明らかになりました。今年も例年通りウォッチ&ワンダーズ開催前から多くの予想やリーク画像が出回り、3月末にはロレックスのアンバサダーでもある元テニスプレイヤーのロジャー・フェデラーが見たこともないロレックスの時計を身に着けた画像がSNSで拡散されるなど世界中の時計フリークがこの1ヶ月を楽しんでいました。

ロレックス 2025 新作&廃盤

2025年はロレックスにとってどんな年かと言うと
✔ロレックス創業120周年
✔デイトジャスト誕生80周年
✔GMTマスター誕生70周年
✔904Ⅼスチール(オイスタースチール)採用40周年
✔セラクロムベゼル採用20周年

といったメモリアルイヤーのため上記を中心としたモデルが新作で出るのでは無いか!というのが大方の予想でした。以上を踏まえながら早速発表となった新作と惜しくも廃盤となったモデルをチェックしていきましょう。

完全新作として登場するのがランドドウェラーです。「海の住人」を意味する❝シードウェラー❞、「空の住人」を意味する❝スカイドゥエラー❞に続いて3つ目のドゥエラーシリーズとなるのが「陸の住人」を意味する❝ランドドウェラー❞です。

このランドドウェラーをロレックスが発表するまでに開発に7年以上を費やし、このタイムピースには32件の特許が出願され、そのうち18件はこの時計にのみ関するものだとのことです。

✔裏スケルトン
✔シリコン製シロキシ・ヘアスプリングを備えた36,000振動のキャリバー7135
✔ケースとブレスレットが一体化したシームレスデザイン

といった所が分かりやすいランドドウェラーの特徴で簡単に言うと「軽くて」「対磁性に優れ」「36,000振動の高精度」を誇る時計、デザインはTheラグジュアリースポーツウォッチでパテックフィリップのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオークのようなケースとブレスレットが一体化したものです。ランドドウェラー36とランドドウェラー40の2サイズがリリースされました。

ランドドウェラー36127234
ランドドウェラー36
オイスタースチール&ホワイトゴールド
2,115,300円
ランドドウェラー36127235
ランドドウェラー36
エバーローズゴールド
6,362,400円
ランドドウェラー36127236
ランドドウェラー36
プラチナ
8,773,600円
ランドドウェラー36127285TBR
ランドドウェラー36
エバーローズゴールド
ダイヤモンドベゼル
13,346,300円
ランドドウェラー36127286TBR
ランドドウェラー36
プラチナ
ダイヤモンドベゼル
14,077,800円
ランドドウェラー40127334
ランドドウェラー40
オイスタースチール&ホワイトゴールド
2,255,000円
ランドドウェラー40127335
ランドドウェラー40
エバーローズゴールド
6,968,500円
ランドドウェラー40127336
ランドドウェラー40
プラチナ
9,427,000円
ランドドウェラー40127385TBR
ランドドウェラー40
ダイヤモンドベゼル
エバーローズゴールド
15,602,400円
ランドドウェラー40127386TBR
ランドドウェラー40
ダイヤモンドベゼル
エバーローズゴールド
17,344,800円

コスモグラフ デイトナでは廃盤モデルは確認されていない一方で、事前から噂に上がっていた❝ターコイズ文字盤❞のモデルや2023年のフルモデルチェンジの際に廃盤となっていた❝メテオライト文字盤❞❝クリスマス文字盤=通称ジョン・メイヤー❞❝ブルー文字盤❞❝チョコレートダイアル❞などが2年ぶりに復活となっています。

デイトナ ターコイズ126518LN
デイトナ
イエローゴールド
ターコイズ
オイスターフレックス
5,491,200円
デイトナ メテオライト126518LN
デイトナ
イエローゴールド
メテオライト
オイスターフレックス
6,144,600円
デイトナ メテオライト126515LN
デイトナ
エバーローズゴールド
メテオライト
オイスターフレックス
6,424,400円
デイトナ メテオライト126519LN
デイトナ
ホワイトゴールド
メテオライト
オイスターフレックス
6,424,400円
デイトナ ジョン・メイヤー126508
デイトナ
イエローゴールド
グリーンダイアル
通称:ジョン・メイヤー
※前作とは文字盤配色に違いあり
7,108,200円
デイトナ ブルー126509
デイトナ
ホワイトゴールド
ブルー
7,623,000円
デイトナ チョコレート&ブラックダイヤル126505
デイトナ
エバーローズゴールド
チョコレート&ブラックダイアル
7,623,000円
デイトナ チョコレート&ブラックダイヤル126515LN
デイトナ
エバーローズゴールド
チョコレート&ブラックダイアル
オイスターフレックス
5,770,600円

GMTマスターⅡも廃盤モデルは無く、新作では「GMTマスター70周年記念」に該当するようなレフティ仕様のGMTマスターⅡグリーンダイヤルが登場しました。さらに黒茶ベゼルの通称ルートビアと黒灰ベゼルの通称ブルース・ウェインの両金無垢モデルにはタイガーアイダイヤルといったハイライン仕様が追加された年となりました。

GMTマスターⅡ レフティ グリーンダイヤル126729VTNR
GMTマスターⅡ
スプライト
グリーンダイヤル
ホワイトゴールド
7,062,000円
GMTマスターⅡ タイガーアイ126718GRNR
GMTマスターⅡ
タイガーアイアンダイヤル
イエローゴールド
7,172,000円
GMTマスターⅡ タイガーアイ126715CHNR
GMTマスターⅡ
タイガーアイアンダイヤル
エバーローズゴールド
7,467,900円

オイスターパーペチュアルでは41mmケースのオイスターパーペチュアル41がケースとブレスレットのスリム化が施された新作へフルモデルチェンジが行われておりリファレンスも124300➔134300へと変更されています。

またオイスターパーペチュアル全サイズにおいてこれまでのサンレイダイヤルがほぼ廃盤(シルバーのみ生き残り)、さらに2023年に発表されたセレブレーションダイヤルも全て廃盤となっています。

一方でパステルカラーやラッカー仕様のマットな❝ラベンダー❞❝サンドベージュ❞❝ピスタリオグリーン❞といったここ数年、カジュアルウォッチやファッション業界で流行したようなカラーリングが新作として登場しました。

オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
シルバーサンレイ
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
グリーン
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
ピスタリオグリーン
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
サンドベージュ
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
ブラック
981,000円
オイスターパーペチュアル41134300
オイスターパーペチュアル41
ブルー
981,000円
※例としてオイスターパーペチュアル41 他サイズは割愛

オイスターパーペチュアルの文字盤は「シルバーサンレイ」を唯一の例外として他のカラー文字盤は全てラッカー仕様のマットな質感のものに置き換わっています。

これまでの「サンレイ仕上げの文字盤」や「セレブレーション」などは廃盤になったため旧作の124300を中古・並行市場から探す必要があります。

スカイドゥエラーは新作としてグリーンサンレイのダイヤルが追加されました。スカイドゥエラーでの2025年の廃盤モデルはありません。

スカイドゥエラー グリーン336938
スカイドゥエラー
イエローゴールド
ブライトグリーン
8,088,300円
スカイドゥエラー グリーン336238
スカイドゥエラー
イエローゴールド
ブライトグリーン
オイスターフレックス
6,922,300円

2022年の新作ディープシーチャレンジは文字盤のデザインが変更されるなどのマイナーチェンジが行われています。

ディープシーチャレンジ126067
ディープシーチャレンジ
RLXチタン
4,044,700円
ディープシーチャレンジ 変更 違い

これまでは文字盤の12時位置に「DEEPSEA CHALLENGE」6時位置に「SEA-DWELLER」という表記がありましたが2025年のマイナーチェンジ後は6時位置に「DEEPSEA CHALLENGE」表記で「SEA-DWELLER」の表記は無くなりました。

元々多く出回るモデルではありませんがこれにより、保証書が無い場合においても製造年代の特定が可能になったため相場への影響も未来的には考えられます。

2025年のデイトジャストは過去にもあったレッドグラデーションの文字盤が追加されています。過去リファレンスのデイトジャストではグラデーション文字盤はブルーとレッドどちらも他のカラー文字盤よりも人気で相場が高い傾向にあるため、今回のレッドグラデーションも人気が出るのではないでしょうか。

デイトジャスト レッドグラデーション278278
デイトジャスト31
イエローゴールド
レッドグラデーション
ダイヤモンドインデックス
5,366,900円

上記の他にさらにダイヤモンドベゼルの278288RBR(7,327,100円)とホワイトゴールドにダイヤモンドベゼルの278289RBR(7,747,300円)でもレッドグラデーション文字盤が追加されています。

対して廃盤モデルは「フローラルモチーフ」の花柄の文字盤のモデルが全て廃盤となっています。昨年2024年のフルーテッドモチーフとパームモチーフの両文字盤に続きレディース仕様のフローラルモチーフも1年遅れでの廃盤となりました。

デイトジャスト フローラルモチーフ

デイデイト36に鮮やかなオリーブグリーンのダイヤルが追加されています。一方でプレジデントブレスレットと呼ばれる3列バンド中央にダイヤモンドを所狭しと配置したデイデイト36と、ターコイズ文字盤のデイデイト36が廃盤となっています。

デイデイト36 128235
デイデイト36
エバーローズゴールド
オリーブグリーン
6,393,200円

他にバゲットダイヤモンドベゼルの128395TBR(12,692,900円)、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドベゼルの128345RBR(8,881,400円)、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドベゼルに3列バンド中央にもダイヤモンドの128345RBR(17,064,300円)にもオリーブグリーン文字盤が追加されています。

デイデイト36の3列バンド中央ダイヤモンドのプレジデントブレスレットは廃盤。

2023年に発表された初代オイスターパーペチュアルウォッチへのオマージュ、そしてチェリーニのようなロレックスの出すドレスウォッチ❝1908❞からはフルブレスタイプが新作として追加発表されました。発表からまだ2年で少数精鋭シリーズのモデルのため、廃盤はありません。

190852508
1908
イエローゴールド
ブラック
フルブレス
5,273,400円
190852508
1908
イエローゴールド
ホワイト
フルブレス
5,273,400円

いかがでしたでしょうか(◍´◡`◍)
完全新作の❝ランドドウェラー❞に加え待望だった❝デイトナのターコイズ❞そして復活を果たした❝ブルー❞や❝チョコレート&ブラック❞、GMTマスター70周年記念(で出したのかどうかは定かではありませんが…)❝ホワイトゴールド製のグリーン文字盤レフティ❞といったこの辺がロレックスフリークの目を輝かせたので無いでしょうか。

個人的にはロレックスのブランドカラーでもあるグリーンから多くのバリエーションが登場した年となった印象です。

オイスターパーペチュアル41

ラッカー仕様のグリーンに

オイスターパーペチュアル41

新色のピスタリオグリーン

スカイドゥエラー グリーン

お馴染みのグリーンサンレイ

デイデイト36

デイデイト36で新作登場したオリーブグリーン

さらに既にデイトジャストやスカイドゥエラーで発売されている既存の❝ミントグリーン❞など多種多様なグリーンのラインナップが用意されています。

そのパステルカラーなどの柔らかいカラーリングが登場した新作のオイスターパーペチュアルも2025年の目玉新作と言えます。オイスターパーペチュアルは2020年のフルモデルチェンジが行われた際に、ネット上で5レンジャーなどとも呼ばれる多くのラッカー仕様のカラーバリエーションが登場しました。

  • オイスターパーペチュアル41

コーラルレッド、イエロー、ターコイズといった2020年に発表されたカラーはオイスターパーペチュアルのサイズによってではありますが一番人気のオイスターパーペチュアル41では2022年に廃盤となり、僅か2年でカタログから姿を消しました。

当時定価761,200円で販売されていたモデルですが2025年現在でも倍以上する価格で取引されることもあるなど2次流通市場ではロレックスのエントリーモデルとしては異例の高額がついています。

2025年新作の❝ラベンダー❞❝サンドベージュ❞❝ピスタリオグリーン❞も短命に終わる可能性もあるため多くの人が狙うカラーになるかもしれません。また2020年当時はイエローなどは人気が出ないだろうとも当初言われましたが、発売開始されるとその珍しさなどから価格は高騰する事態となりました。

3色の中では通年使いやすいサンドベージュは特に人気が過熱するかもしれませんね!以上ロレックスの2025年新作&廃盤モデルでした(◍´◡`◍)

大和屋ロゴ

大和屋質店は質屋独自のサービス❝質入れ/質預かり❞を行っています。
質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

お持ちのお品物の「買取」「質入れ/質預かり」の簡易査定はLINEからでも簡単に受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

☎➔03-3712-7047

オメガやロレックス、カルティエなど高級時計での質入れ・質預かりは下記もご参照ください。

まずはご連絡ください!

買取・質預かりをお考えのお客様
❝目黒の質屋 大和屋質店❞をご利用下さい。
お客様の大切なお品物、ブランド品を現時点での最高の査定額を提示させて頂きます。

一時金が必要な場合などにご利用ください。

大和屋

「ダイヤモンドなどの宝石・時計・ブランド品・貴金属の質・買取の専門」
近隣地域の白金台・五反田・目黒・不動前・武蔵小山・学芸大学・祐天寺・中目黒・恵比寿・都立大学・自由が丘・等々力・大井町の方々にも多数ご利用頂いております。

大和屋質店
大和屋質店店内