【ヴァンクリーフ&アーペル】アルハンブラに新作「ピンク エナメル」が発表!ネット上は賛否の声!?解説【大和屋質店】【スタッフブログ】

2026年9月1日にヴァンクリーフ&アーペルよりアルハンブラ コレクションに新たな素材が追加されることが発表されました。

ヴァンクリーフ&アーペルのサヴォアフェール(=フランス語の「savoir(知る)」と「faire(作る・行う)」を組み合わせた言葉で和訳すると「匠の技」「熟練した職人技」の意味)を活かした透き通るようなピンクのエナメルで、その内側には微細な泡のようなインクルージョンがありとても美しいジュエリーとなっています。

ところがSNSを見てみると意外にも否定的な意見も散見されます。
その理由とは?ダサいの?解説致します。

ヴァンクリーフ&アーペル ピンク エナメルの新作アルハンブラに賛否の声

おそらく2024年のブルーアゲート以来の新素材&新カラーとなったピンク エナメル。エナメル素材がアルハンブラ コレクションに採用されるのは、レギュラー商品だけではなくホリデーコレクションを見渡しても初の試みです。

ヴァンクリーフ&アーペル ピンク エナメル アルハンブラ

ジュエリーにおけるエナメルとは、金や銀、銅などの金属の表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を乗せ、約800度前後の高温で焼き付けて色を定着させる装飾技法のことで、日本では七宝焼きと言われたりもします。

ヴァンクリーフ&アーペルはこのエナメルを長年に渡り研究、そして採用し続けてきたメゾンであり新作のピンク エナメルにもとてつもない技術力が詰まっています。まさにサヴォアフェールといった所です。

VCARPQZK00 566,500円

ヴァンクリーフ&アーペルから発表された新作の半透明ピンクエナメルを使用したアルハンブラコレクションは5つ。ヴィンテージアルハンブラのペンダント ネックレス(56万6500円)、5モチーフのブレスレット(94万6000円)、10モチーフのネックレス(180万8400円)、20モチーフのネックレス(349万8000円)、そしてギヨシェとの2モチーフとなっているマジックアルハンブラのイヤリング(158万4000円)です。

SNS上に散見される否定的な意見で多いのは「エナメルという素材」に対してと、「そのエナメルをヴァンクリーフ&アーペルが採用したこと」さらには「定価設定がこれまでのラインアップと変わらない」点です。

といったところで要は、
・天然石ではないものに価値感じられない。
・世界5大ジュエラーのヴァンクリーフ&アーペルがエナメルを採用。
・定価は高い。

と言うのが否定派の意見です。

ですがこの記事を書いている大和屋質店スタッフは今回のヴァンクリーフ&アーペルの新作アルハンブラ ピンク エナメルに非常に魅力を感じている次第です。肯定派としてその理由を書いていきます!

ここからはピンク エナメル アルハンブラの否定派の皆様および、購入を検討しているんだけどSNSの否定的な意見を見て悩んでいるという皆様に是非とも届いてほしい内容となっております(笑)

確かに否定的な意見として挙がる「エナメルは天然のものでは無い」は仰る通りです。現在ラインアップ(ピンク エナメル除く)にあるアルハンブラ コレクションは以下の通り。

商品画像仕様素材
オニキス=天然半貴石
VCARA45900-ヴィンテージアルハンブラ-マザーオブパールMOPマザーオブパール=真珠を育む真珠母貝の内側にある天然素材
VCARD38500-ヴィンテージアルハンブラネックレス-カーネリアンカーネリアン=天然半貴石
VCARD38600-ヴィンテージアルハンブラ-タイガーズアイタイガーズアイ=天然半貴石
VCARO9VA00-ヴィンテージアルハンブラ-ネックレス-マラカイトマラカイト=天然半貴石・孔雀石
VCAD34900-ヴィンテージアルハンブラネックレス-ブルーカルセドニーカルセドニー=天然半貴石
-VCARP9SY00-ヴィンテージアルハンブラネックレス アゲートブルーアゲート=天然半貴石
VCARP4KL00-ヴィンテージアルハンブラネックレス-YG-ギヨシェギヨシェ=金
VCARA45300-ヴィンテージアルハンブラネックレス-YG-ダイヤダイヤモンド=天然貴石

このように現行ラインナップは半貴石と呼ばれる宝石か、貴石のダイヤモンド、もしくは金素材そのものを加工したいずれかとなっています。ですが!ホリデーコレクションではこれまでにも天然石以外のものが使用された例はございました。

それがホリデーコレクション2015のピンクセーヴルと2019年のセレスティアンブルーのセーヴルです。セーヴル磁器とはフランスを代表する最高級の宮廷磁器のことで、その素材や原料は天然石由来などの有機物ではありません。

つまり「ヴァンクリーフ&アーペルがアルハンブラに人工物を!?」とのマイナス意見がありますが、実はヴァンクリーフ&アーペルは無機物のフランス固有の伝統技法を採用してきた過去があるのです!

そして言わずもがなこの2つのアルハンブラホリデーコレクション2015と2019は当時の販売定価375,000円と385,000円を大きく上回る価格で現在取引されています。

ヴァンクリーフ&アーペルはメゾンの歴史上において長年にわたりエナメルを採用・研究し続けてきました。その分野においては間違いなくジュエラー界でも際立った存在と言えます。近年ではハイジュエリーコレクションや時計にその技術力を発揮してきました。

また単にエナメルと言ってもヴァンクリーフ&アーペルでは伝統技法の継承に加え、メゾンは新しいエナメル技法の開発にも熱心に取り組んでいます。

・グリザイユ エナメル技法

16世紀にリモージュで発展した技法で黒や濃紺などの暗い色と、白といった明るい色の2色を用いることでその相互関係により遠近感が生まれます。

グリザイユ エナメル技法

・プリカジュール エナメル技法

ステンドグラスのようにエナメルに光を通す技法で金属の下地の上ではなく、金属の枠やワイヤーにエナメルを流し込むことで半透明の透かし効果を得ることができます。

プリカジュール エナメル技法

・セッティング イン エナメル技法

金属のパーツを一切使用せずに光を通す「プリカジュール エナメル」に直接窪みを開け、金属パーツを使わずに宝石をセッティングする、ヴァン クリーフ&アーペルが開発した特許出願中の高度な独自技法です。

セッティング イン エナメル技法

・ヴァロンネ エナメル技法

エナメル技法のバリエーションのひとつで、平面になりがちなエナメルに立体感を生む技法。

ヴァロンネ エナメル技法

・シャンルヴェ エナメル技法

最終的なデザインへ向けて金属に作った窪みにエナメルを施し、熟練の技術者によって余分なエナメルを消去する技法です。糸のような気品のある金属の輪郭に際立てられた、美しいデザインに仕上がります。

シャンルヴェ エナメル技法

・ファソネ エナメル技法

エナメルの更なる可能性と進化へ向けてヴァンクリーフ&アーペルがメゾンの威信を賭けて開発した技法です。16か月に及ぶ研究と開発を経てこの技法の特許を取得したこの技法ではエナメル粉を焼成したのち、少しずつ丁寧に切削を施して立体的なフォルムを形作ります。従来はフラットな表現や平面への施工が中心だったエナメル装飾において、複雑な曲面やボリュームのある立体的なモチーフを表現可能にしました。

ファソネ エナメル技法

・セレ エナメル技法

ヴァン クリーフ&アーペルが考案した技法で、高度な専門技術と熟練度を必要とするのがセレ エナメルです。2つのエナメルのパーツを接着剤や金属パーツを使用することなくぴったりと合わせる技法で、エナメルの焼成は常温からスタートし、何度も温度を上げ下げしながら定められた温度変化をたどり、12時間かけて行われます。これにより異なるカラーやモチーフのエナメルを一体化させることが可能になっています。

セレ エナメル技法

・カボション エナメル技法

エナメルを何層にも繰り返し厚く塗ることで、丸みのある表面にする技法。

カボション エナメル技法

・パイヨネ エナメル技法

2層のエナメルの間に金箔=パイヨンを流し込むことで透明感ある光沢が生み出されます。

パイヨネ エナメル技法

・エナメル デカール技法

エナメル デカールは伝統あるサヴォアフェール=匠の技のひとつであり、エングレービングを引き立てる技法です。古くから使用されてきた鋳鉄製の機械と、ヴァン クリーフ&アーペルが考案した特殊な手法での調整により、極めて正確に仕上げられます。

このようにヴァンクリーフ&アーペルはメゾンの歴史を通してどこよりもエナメルに対する造詣が深く、エナメルの新たな可能性も探求してきたメゾンなのです。SNSで言われてるような低コスト化=エナメルの採用は全くの的外れということです。

SNSで見かけるピンク エナメル アルハンブラの懐疑的な意見が「定価の高さ」です。ヴィンテージアルハンブラ ペンダント ネックレスで56万6500円というのはこれまでのアルハンブラコレクションと変わらない定価設定ですし、半貴石ではないエナメルを使用したことで廉価版アルハンブラのような価格を期待したのだと思います。

ですが問題②でも説明した通りヴァンクリーフ&アーペルにとってのエナメル素材とは単なる廉価素材とは言えずとてつもない技術力や知力の結集と言えます。

さらに今回の新作ピンク エナメルは着色にも秘密があります。

通常エナメルの着色には顔料が使用されますが、ヴァンクリーフ&アーペルは、ルージュ ア ロール(Rouge à l’or)製法(=フランス語で「黄金による赤」の意)と呼ばれる17世紀にフランスで確立された伝統的な技法から着想を得た技法を用いています






エナメルを製造するときに純金のナノ粒子を配合することで、無色→赤へと発色します。ここまでは17世紀に既に実現していたことですがヴァンクリーフ&アーペルの真価が発揮されるのはここから。

アルハンブラに合う理想のピンクに発色させるためには、金属(ゴールド)の粒子のサイズや、温度管理や配合に極めて高度なサヴォアフェール=(匠の技)が必要となり、ヴァンクリーフ&アーペル公式によると自社工房で数年がかりの研究の末に完成に至ったとされています。

詳細は語られていませんが17世紀ルージュ ア ロール製法をさらにアップデートした技法を用いてようやく誕生したのが2026年新作のピンク エナメル アルハンブラなのです。

しかも元も子も無いことですが宝石としての価値で言うとダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルドの貴石とされるもの以外の半貴石は誤差程度の価値しかないとまで言われています。それでも美しい半貴石を使用してあの価格にしているのはヴァンクリーフ&アーペルのブランド力ともとれます。

近年の大人気具合により在庫が枯渇することも多々あるアルハンブラコレクション。発売開始から一週間が経過した時点でも当然のごとく店頭在庫は皆無で、おそらくヴァンクリーフ&アーペルの顧客から優先的に案内されていることでしょう。

SNSではマイナスの意見も出ていたピンク エナメルのアルハンブラですが、ここまで説明してきた通り私自身はその人気に火が付くだろうと思っています。そのため相場が他のアルハンブラを下回るということは無いでしょう

相場についても他のアルハンブラと同等に扱われると思います。
ですが、発売からしばらくはより高値で取引されることもあるでしょう。多くの女性にとってはピンクは間違いなく好きなカラーだと言う事も手伝いそうです。

最終的には状態や付属品によって前後はしつつヴィンテージアルハンブラ ペンダント ネックレスで30~45万円といった買取値に落ち着くでしょう。

しかし在庫薄が続く、さらにヴァンクリーフ&アーペルの価格改定により定価がさらに引き上げられるといった事が重ねればさらに増していくことになります。

ヴィンテージアルハンブラ 定価 上昇 推移

既に値上がりが頻発していた2024年との比較でも、2026年9月現在は約20%UPとなっています。定価の上昇に引っ張られるように買取価格や質預かり価格、二次流通価格も上昇しています。

ヴァンクリーフ&アーペルの新作発表、メゾン史上初となるアルハンブラへのエナメル採用に対してSNS上では否定的な意見も多く見られましたが私自身この商品はヴァンクリーフ&アーペルのブランド史における素晴らしいものだと思っています。

日本人は周りの意見に左右されやすいとい側面があると言われていますが、ピンク エナメルが良いな!と思った方は自信を持って購入を検討してみて欲しいです。

「可愛いけど…」なんて思わず自信を持って!!笑
否定的な意見を言われたら、ヴァンクリーフ&アーペルにおけるエナメル素材の重要性やピンクの発色についてその方に教えてあげましょう!

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【 ヴァンクリーフ&アーペル 】ヴァンクリーフが2024年6月価格改定。アルハンブラの魅力を再確認!価格改定の状況調査【スタッフブログ】

ヴァンクリーフ&アーペル〔Van Cleef & Arpels〕が2024年6月4日より価格改定を行いました。事前にヴァンクリーフ&アーペルからの価格改定公式案内が出ていたこともあり、価格改定発表から価格改定日へは来店予約が殺到するなどの状況だったようです。ヴァンクリーフ&アーペルの主要商品でもあるアルハンブラコレクションを例にしながら価格改定の様子や海外との価格差を見て参ります。

ヴァンクリーフ&アーペル アルハンブラ 価格改定

5月にはカルティエ、6月1日にはロレックスさらに6月11日にはティファニーの価格改定が予定されているハイブランド業界。価格改定の理由はいくつかありますが近年の日本国内で共通しているのが「値上げ」であることです。

現在の円安が加速している状況では致し方ない事実です。
それではヴァンクリーフ&アーペルを改めておさらいしながら2024年6月4日からの新価格をチェックしましょう。

ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)の歴史は1896年にパリの宝石商の娘、エステル・アーペルとオランダ出身のダイヤモンド商で宝石研磨職人の息子、アルフレッド・ヴァン クリーフが結婚したことから始まります。

アルフレッド・ヴァンクリーフはエステルの兄とヴァンドーム広場22番地に最初のブティックをオープンさせます。そこには現在まで変わらずメゾンの本店が存在しています。

ヴァンドーム広場には数多くの有名宝石店が立ち並び
その始祖となるブシュロンが1893年にオープン。
1898年にカルティエ、
1902年にショーメ、
1906年にヴァン・クリーフ&アーペルなどフランスを代表するジュエラーが軒を連ねています(◍´◡`◍)

ヴァンクリーフ&アーペル

ヴァンクリーフ&アーペルを知らない。という方もいますがヴァンクリーフ&アーペルは世界5大ジュエラーに名を連ねるなど世界的なブランドの一つです。

✔ハリー・ウィンストン
✔カルティエ
✔ヴァンクリーフ&アーペル
✔ティファニー
✔ブルガリ

という錚々たるメゾンに並ぶ名門がヴァンクリーフ&アーペルです。日本への出店も実はフランスのジュエラーとしては一番早く1973年に銀座に旗艦店をオープンさせています。ちなみにカルティエの日本初出店は翌年1974年。

ヴァンクリーフ&アーペルの中でもアイコンとも言えるコレクションが「アルハンブラ コレクション」です。アルハンブラの特徴は四葉のクローバーをモチーフとしたデザインでもあるアルハンブラ コレクションです。

ヴァンクリーフ&アーペル アルハンブラ

アルハンブラというコレクション名はスペインの世界遺産でもあるアルハンブラ宮殿から取られたと言われています。アルハンブラ宮殿の城壁に四葉のクローバーをモチーフとしたデザインがあったことからインスパイアされたとの説があります。ちなみにアルハンブラとは元々アラビア語で「赤い」の意味を持つ名詞・形容詞が語源とされています。

アルハンブラが正式に発表されたのは1968年ですが、ヴァンクリーフ&アーペルというメゾンが四葉のクローバーをモチーフとしたジュエリーは1920年代から確認されています。

アルハンブラの逸話の一つとしてあるのが、創業者エステル・アーペルの甥であり、天性の収集家として知られるジャック・アーペルが自宅の庭で四つ葉のクローバーを見つけては摘み取り、「決して希望を失ってはならない」というメッセージを込めたアメリカの詩「Don’t Quit」とともに、同僚に贈ったのだといいます。

そんなジャック・アーペルの口癖でもあった

「幸運になりたければ、幸運を信じなさい」

ジャック・アーペル

という言葉がアルハンブラ コレクションには込められています。以降モナコ公妃グレース・ケリーをはじめとする数えきれない程の女性がこのアルハンブラに魅了され続けて現代に至ります。

現在は3サイズでの展開があり
大=マジック アルハンブラ
中=ヴィンテージ アルハンブラ
小=スウィート アルハンブラ
となっています。

2024年6月4日より実施されたヴァンクリーフ&アーペルの価格改定にて具体的にどう変わったのかを見て参ります。価格改定の理由は大きく2つがあります。

①原材料や人件費に伴う価格改定
②為替レートによる国内外の価格調整のための価格改定

今回のヴァンクリーフ&アーペルは上記の①②のどちらもでしょう。前回のスタッフブログ【 ロレックス 】6月1日~ 2024年2回目の価格改定 ゴールド製モデルが微増の値上がり 詳しい内容と中古市場への影響とは【スタッフブログ】でも紹介した通り、現在金相場価格が高騰しており金=ゴールドを原材料として扱うジュエラーにとっては大きな問題です。続いて現在の日本では円安が加速しておりこの為替レートに沿った定価調整も同時に行う必要があります。

以上を踏まえた上でアルハンブラを例に今回の価格改定を見ていきます。

①ヴィンテージ アルハンブラ ネックレス 

ヴィンテージアルハンブラネックレス

石はオニキスを例とします。大中小と3サイズの展開があるアルハンブラの真ん中の「中」に当たるヴィンテージアルハンブラ。『価格改定前の401,500円➔434,500円と約8.2%の値上げ』

ヴィンテージアルハンブラネックレス アメリカ定価

『アメリカ定価は2,750ドル➔2,830ドルで約2.9%の値上げ』日本の方が大幅に値上げしていますがこれはドルVS円の為替レートの影響です。価格改定前はアメリカ定価の2,750ドルに対して日本定価は401,500円と為替レートが1ドル=146円で設定されていたものの、新価格ではアメリカ定価2,830ドルに対して日本定価434,500円と為替レートが1ドル=153.5円で設定されています。

ちなみに当ブログ執筆時の為替レートは1ドル=156.11円なので若干お得に日本定価が設定されております。例えば本日時点で日本円➔アメリカドルに両替を行い、アメリカのヴァンクリーフ&アーペルでヴィンテージアルハンブラネックレス オニキスを購入した場合、実際には2,830ドル分の日本円=441,791円が必要になりますので日本のブティックで購入した方がややお得です(◍´◡`◍)(※両替手数料やアメリカへの移動費は無視した場合)

大サイズのマジックアルハンブラネックレスと小サイズのスウィートアルハンブラネックレスの価格改定は以下の表の通りです。

サイズ(石)6.4日本定価価格改定6.4アメリカ定価価格改定
マジックアルハンブラ(オニキス)880,000円➔951,500円6,100ドル➔6,250ドル
スウィートアルハンブラ(MOP)221,100円➔238,700円1,520ドル➔1,570ドル

マジックアルハンブラ ネックレスの場合、『日本定価は880,000円➔951,000円で約8.1%の値上げ』です。『アメリカ定価は6,100ドル➔6,250ドルで約2.5%の値上げ』となっており為替レートは1ドル=152.1円計算。

スウィートアルハンブラだと『日本定価は221,100円➔238,700円で約8.0%の値上げ』となっています。一方の『アメリカ定価は1,520ドル➔1,570ドルで約3.2%の値上げ』で為替レート1ドル=152.0円計算。

日本国内定価ではスゥイート➔ヴィンテージ➔マジックとサイズが大きくなっても価格改定率は「8.0~8.2%」とおおよそ同程度ですがアメリカ定価ではスゥイート(+3.2%)➔ヴィンテージ(+2.9%)➔マジック(+2.5%)と元々の価格が高くなるにつれて価格改定率は反比例していっています。この配慮なんなんですかね(;; ;°;ਊ°;)~♬笑

②ヴィンテージ アルハンブラ ブレスレット 5モチーフ 

ヴィンテージアルハンブラブレスレット5モチーフ

四葉のクローバーのモチーフが5つつ付いたブレスレット。例として石はここでもオニキスにします。『価格改定前の610,500円➔698,500円と約14.4%の大幅値上げ』です(;; ;°;ਊ°;)~♬泣

ヴィンテージアルハンブラブレスレット5モチーフ アメリカ定価

『アメリカ定価は4,200ドル➔4,600ドルで約9.5%の値上げ』日本までとは言わないまでも約1割近い値上げが行われています。為替レート設定は価格改定前が145.3円だったのに対して価格改定後は151.8円となっています。

先ほど書いた通り当ブログ執筆時の為替レートは1ドル=156.11円なのでヴァンクリーフ&アーペル的にはこれでも値上げを抑えてくれたのでしょう💦

③ヴィンテージ アルハンブラ リング 

ヴィンテージアルハンブラリング

続いてリングですこちらは1ポイントのダイヤモンドが装飾されていることもあり元々の定価設定も高めです。『価格改定前の517,000円➔555,500円と約7.4%の値上げ』です。

ヴィンテージアルハンブラリング アメリカ定価

『アメリカ定価は3,550ドル➔3,650ドルで約2.8%の値上げ』です、アルハンブラネックレス同様程度の値上げ。為替レートは価格改定前が1ドル=145.6円計算だったのに対し価格改定後は152.2円となっております。

フランスの老舗メゾンであるヴァンクリーフ&アーペルが行った2024年6月4日~の価格改定について調査してきました。

金〔ゴールド〕相場価格がここ半年で約25%上昇しておりますのでゴールドを原材料として扱うジュエリーは自ずと価格が上昇するのは自然なことです。

日本国内定価は概ね「7~8%」の値上げ、上で紹介したような5モチーフのヴィンテージアルハンブラブレスレットについては約「14.4%」の値上げとかなり大幅な価格改定による値上げが行われた格好です。

5月にヴァンクリーフ&アーペル公式から発表された今回の価格改定実施案内から価格改定日の6/4までは来店予約が増加し、予約なしでの購入はできない程だったようなのも今回のUP率を見ると納得かもしれません。(某百貨店ではオープンと共にヴァンクリーフ&アーペルの売り場前に多くの人が押し寄せ、来店予約整理券を求めるという日々が続いたとの話もございます。)

以降は良く受ける質問について私なりの回答しながら締めたいと思います(◍´◡`◍)

 Q1.まだ値上げされますか? 

確かなことは「ヴァンクリーフ&アーペルのみぞ知る」ではありますが、『される可能性は高い』というのが私個人の意見です。その理由として考えられるのが①金相場価格 ②設定為替レート です。

金相場価格は過去最高値水準になっておりこれがこのまま進めば自ずとメゾンにとっては「原材料の高騰」になり値上げを行うこととなります。

そして②の設定為替レートですが今回の価格改定でヴァンクリーフ&アーペルはこれまでの〔1ドル=約145円〕設定だったところを〔1ドル=約152円〕に設定し直しています。現在の円安状況が続けば、日本定価の値上げは行うことは遠い未来の話ではありません。ちなみに先日紹介したカルティエによる5月価格改定では、カルティエは〔1ドル=158円〕で設定・計算しておりヴァンクリーフ&アーペルとは開きがあります。

本日時点のドルVS円の為替レートは1ドル=約156円です。この状況が続く、あるいは加速すればヴァンクリーフ&アーペルも早ければ8~9月に再度価格改定を行うかも!というのが私の見解です。

 Q2.ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラは流行?ダサい? 

これは割と多くの女性に質問されることがあります。「ヴァンクリのアルハンブラって今は流行ってるけど何年か経ったらダサい?」という疑問です。これについては、確かなことは言えません。

ですが私個人の見解としては「アルハンブラは定番であり続ける、10年後も20年後もその先もずっと可愛い!!(◍´◡`◍)」です。流行する、多くの人に愛されるのにはそれだけの理由があります。それは例えば❝時代を選ばないデザイン❞ ❝価格❞ ❝製品のクオリティ❞ ❝メゾンの格❞などです。

デザインに関してはヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラは四葉のクローバーという自然のものをモチーフとしており、原案自体は1920年から。アルハンブラとう製品自体も1968年から50年以上も愛されています。

2つ目の価格ですが、「可愛いけど誰も買えない価格」ではヒット商品とはなりません。例えば同じようなジュエリーの定番として愛されるティファニーのオープンハートやバイザヤード、カルティエのラブやトリニティはいずれも普遍的なデザインでありながら、頑張れば「購入できる」価格設定だったからです。アルハンブラも同様で決して安くは無いながらも購入できない価格ではないため、多くの女性にとって自分へのご褒美などで選択しになりやすい➔ブランドからするとそれだけ多く売れる。ということです。

❝製品のクオリティ❞ ❝メゾンの格❞については説明がいらないと思います。ヴァンクリーフ&アーペルは世界5大ジュエラーに数えられる世界を代表するフランスの高級ジュエリーメゾンです。これはよほどのことが無い限り10年後も20年後もその先も変わりません!

国内では芸能人・著名人がここ最近付けてる影響で近年流行しているイメージですが、海外ではモナコ公妃グレース・ケリーをはじめ歴史上様々なセレブリティに長く愛されています。

 Q3.ヴァンクリーフ&アーペル製品の質入れ・質預かりは? 

一時的にご入用の際はヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーやウォッチを質入れ・質預かりすることでお金をお借り頂けます。

近年のヴァンクリーフ&アーペルの値上げに追随する形でリセールマーケットと言われる中古・並行相場も上昇しております。おそらく今回の価格改定の影響も今後出てくることと思われます。

ヴィンテージアルハンブラリング

例えばヴィンテージアルハンブラ リング のオニキスですと付属品やお品物の状態により25万円程のご用意が可能です。

アルハンブラのサイズや石の種類によって査定額は前後します!

質入れ・質預かりをご検討ぼお客様はお気軽にお問い合わせください。

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質入れ/質預かりを行うことで買取〔売却〕とは異なり、お客様は大切なお品物を手放すことなくお金を借りることが出来ます。

質屋を利用したことが無い方にも分かりやすく解説しておりますので下記をご参照ください。

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【 ロレックス 】6月1日~ 2024年2回目の価格改定 ゴールド製モデルが微増の値上がり 詳しい内容と中古市場への影響とは【スタッフブログ】

事前情報の段階から時計好きをざわざわさせていたロレックスの値上げ情報。2024年6月1日に正式にロレックスの価格改定が実施されました。今回の価格改定は2024年1月1日以来の5カ月ぶり2024年2回目。

今回の価格改定は何が実行されたのか。その詳しい内容についてご紹介させて頂きます。

ロレックス 価格改定 値上げ

最初に結論から申し上げます!
ロレックスによる2024年6月の今回の値上げ…..!!

と、言うのも本当に必要最低限の価格改定=値上げしかされていないのです今回!本来であれば円安の影響も加味して全体的にもっと日本定価価格の値上げが行われてもおかしくはないはずの所、ロレックスの価格改定はユーザーに寄り添ったものと言えます。

詳しく解説致しますのでどうぞお付き合いください。

2024年1月1日のロレックス価格改定については下記ブログご参照ください。

そもそもの話ですがこの3月~6月時期にはハイブランドによる価格改定が相次いでおります。これは為替レートの影響によるものが大きく、国内外の価格差を調整するための価格改定が主な理由です。日本では「円安」が加速していますので結果として「値上げ↑」が連続して起こっております。

ではロレックスの価格改定の正体は何なのでしょうか?

✔①「価格改定の理由」
✔②「日本だけ?」

これらは一つの理由で説明できます。
なぜロレックスが今回の価格改定を行ったのか、それは

が理由です。そしてこれは世界的に起こっている事象ですので当然イギリスやアメリカなど世界各国でこの6/1にロレックスの値上げが行われています。

つまり「今回の価格改定はゴールドを用いた製品のみ」という情報は5月中から各国のSNSを中心に回っていました。

ロレックス 116508 ジョン・メイヤー

各ハイブランドが円安を考慮した価格調整を行っている現状を加味すれば、アメリカやイギリスはどうあれ、「我々日本ではゴールド使用モデル以外も値上がするのでは?」と内心思っていたのです。

ところが6/1を迎えて見る、日本においても「ゴールド使用モデルのみ」の値上げに留まっておりこれが冒頭で私が書いた ❝非常に優しい値上げ❞ の正体です。

皆さまが心配してたステンレスモデルの値上げが無かったということは、当たり前ですがロレックスの日本国内定価は2024年1月1日のまま。

ん?日本て今ロレックス安いよね?

はい!そうです安いです!

解説致しますと、ハイブランドは為替レートによって国内外の定価がほぼ同一になるように定期的に調整を致します。先日当ブログでも取り上げたカルティエの価格改定はまさにこれです。詳しくは下記をどうぞ!

さらに詳しく説明します!
正解の通貨(ドルやユーロ、ポンド、円)などのレートは日々変動しております。

アメリカで10,000ドルの商品があった場合に
1ドル=140円 であれば必要な「日本円」は14,000円。
1ドル=150円であれば必要な「日本円」は15,000円。

と、このように各国通貨の為替レートによって必要な金額は変動します。これに合わせてハイブランドは各国定価の調整を行い、どこの国で購入しても差が無いようにします。

そして現在の「アメリカ ドル 対 日本 円」のレートは
現在時点で「1ドル=157.62円」です。

つまり6/1 現在時点のロレックスのアメリカ定価×157.62円が日本定価になっていることが好ましいのです!(価格改定のタイミングによって完全一致はほぼ不可能ですが)

ところが!ロレックスはこのレート調整を今回行いませんでした。つまり2024年1月1日のレートのままなのです。2024年1月1日の「アメリカ ドル 対 日本 円」のレートは「1ドル=141.83円」でしたので、本来であれば『現在のレート差 約15円 × アメリカ定価』分が値上げされるべきなのですが今回ロレックスはこれをスルーしているのです!!(驚愕)

これがサブマリーナーデイト グリーン 126610LVの実際の商品ページです。
日本では¥1,555,400。
アメリカでは$10,800。

現在レート「1ドル=157.62円」だと「10,800ドル=1,702,296円」ですのでなんと日本では現在約15万円近くも安く購入が可能なのです!!!

アメリカから見ると日本でロレックスのサブマリーナーデイト グリーン 126610LVを買うことは約900ドルもお得↑↑です。反対に日本の方が旅行でアメリカに行ってこの商品を買う場合には日本で購入する時より約15万円多く払うことになります。

ステンレススチールモデルの値上げなし!という事実が個人的に特大トピックでしたので先に取り上げさせて頂きましたがここからは価格改定が行われたモデルについて確認をしていきたいと思います。

ロレックス製品でプレシャスメタルが使われているのは下記の種類があります。
✔ゴールド使用の金無垢モデル
✔ロレゾールと呼ばれるSS×イエローゴールドのモデル
✔エバーローズゴールドモデル
✔SS×エバーローズゴールドのコンビモデル

✔プラチナ製モデル
✔ロレジウムと呼ばれるSS×プラチナのモデル

✔デイトジャストなどのベゼル部分にゴールドが使用されているモデル

今回価格改定があったのは赤字のモデルが対象です。つまりゴールドが使用されているモデルのみであり、プラチナは除外されています。

 例① サブマリーナーデイト 126618LB/126618LN 

サブマリーナーデイト 126618 日本定価

日本定価は「5,615,500円 ➔ 5,837,700円」で「約4%」の値上げ。近年高騰している金相場価格が2024年1月時の10,000円前後から➔現在6月時点では12,500円前後と約25%上昇していることを考えればロレックスの「4% UP」は優しく感じてしまいますね( ;∀;)

同様にアメリカ価格を見て見ると

サブマリーナーデイト 126618 アメリカ定価
126618LB/126618LN ~2024.5.31までのアメリカ定価
サブマリーナーデイト 126618 アメリカ定価
126618LB/126618LN 2024.6.1~ のアメリカ定価

アメリカ定価は「39,000ドル ➔ 40,600ドル」で「約4%」の値上げ。(私の保存の関係で旧価格がブラックの126618LN、新価格が126618LBになってしまっていますがどちらのカラーも同価格ですのでスルーしてください(;; ;°;ਊ°;)~♬)

そして日米価格差ですが40,600ドルは現在レートでは6,39,8,560円相当ですので、今回値上げを行った126618LB/126618LNなどの金無垢モデルに関しても1ドル=144円相当で計算されており日本はかなりお買い得。

 例② デイトジャスト41 126333 

デイトジャスト41 126333 日本定価

ロレゾールと呼ばれるステンレススチール×イエローゴールドのコンビモデル代表としてデイトジャスト41より126333を例にしたいと思います。

日本定価は「2,370,500円 ➔ 2,429,900円」で「約2.5%」の値上げ。

同様にアメリカ価格を見て見ると

デイトジャスト41 126333 アメリカ定価
126333 ~2024.5.31までのアメリカ定価
デイトジャスト41 126333 アメリカ定価
126333 2024.6.1~ のアメリカ定価

アメリカ定価は「16,350ドル ➔ 16,750ドル」で「約2.5%」の値上げ。しっかり日本と同じく2.5%の値上げです。

 例③ デイトジャスト41 126334 

デイトジャスト41 126334 日本定価

3つ目はステンレススチール製のケースにベゼル部分のみホワイトゴールド素材を使用したデイトジャスト41の126334を例にします。

日本定価は「1,510,300円 ➔ 1,525,700円」で「約1.0%」の値上げ。

同様にアメリカ価格を見て見ると

デイトジャスト41 126334 アメリカ定価
126334 ~2024.5.31までのアメリカ定価
デイトジャスト41 126334 アメリカ定価
126334 2024.6.1~ のアメリカ定価

アメリカ定価は「10,500ドル ➔ 10,600ドル」で「約1.0%」の値上げ。しっかり日本と同じく1.0%の値上げです。

いかがでしたでしょうか。
今回の調査で分かったことをまとめると、

✔① 今回2024.6.1価格改定はゴールド使用モデルのみ
✔② モデルのゴールド使用料で値上げ率が異なる。
✔③ 海外の値上げ率も日本と同じ
✔④ 為替レート調整が無かったのでステンレススチール製モデルの日本定価がお得

特に✔②については

特徴値上げ率
フルゴールドorケースがゴールド(オイスターフレックスバンド)のモデル約4%
コンビモデル約2.5%
ベゼルにのみゴールドが使用されているモデル約1%

と法則に則っていることが分かりました!これらは上で例として挙げた3モデル以外でも確かめてみましたので間違いないと思います。

現在のロレックスの人気と品薄状況であれば一律価格UPや、金相場の高騰に倣っての定価20~25%増、さらに上で取り上げた為替レートの調整により全モデルの大幅値上げを慣行しても何もおかしくないですが、近年の在庫薄状況や度重なるハイブランドの値上げなどを加味(したのか分かりませんがw)してのロレックスの企業努力によって定価上昇を抑えた形となっています。

こういった企業姿勢もロレックスが愛される理由の一つかもしれません。

とはいえ為替レートによる価格差を放っておけば並行輸入品と呼ばれる商品の増加や、国によっては在庫が外国人観光客に総取りさあれるような事態を招くことにも繋がりますのでこのままの円安が続けばロレックスも価格調整を行うはずです。

結論かっら言うと「ほぼ、なし。」です。今回の価格改定がゴールド製モデルに限られたことと値上げ率が1.0~4.0%と大幅でないことから中古や並行などのリセールマーケットへの影響は無いに等しいです。

ロレックスのご売却や、ご入用時の質入れ・質預かりなどは当店へお気軽にご相談ください。

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