【 カルティエ 】 パンテール ドゥ カルティエが仕様変更?いつの間にか品番が変更されている!を調査しました。 WGPN0006 WGPN0038 違い。 パンテールの歴史も解説【パンテール ドゥ カルティエ】【スタッフブログ】

先日カルティエの パンテール ドゥ カルティエを買取させて頂いたのですがふとカルティエのホームページを見るといつの間にかいくつかの時計のリファレンス=品番が変更されているようで「何事!」となりましたので調査を致しました。

カルティエの代表的なコレクションでもある❝パンテール❞についてその歴史を紐解くと共に冒頭の『リファレンス変更の理由』『仕様変更!?』についてもしっかり答えを出していますのでご参照ください!

答えのみお求めの方は
・2023年 品番(リファレンス変更)の理由と変更点
まで飛んでください!

カルティエ

言わずもがなではありますがまずは改めて「カルティエとは」から行きたいと思います。
メゾンの創業者であるルイ=フランソワ・カルティエが、自身の名を冠したジュエラーをオープンさせたのは1847年。今から170年以上も前のことになりますが1847年となると日本はまだ江戸時代ですのでヨーロッパの歴史がどれだけ深いかがそれだけでも分かると思います。

ルイ=フランソワ・カルティエがその6年後にパリで自らのブティックを開くと、彼の美意識と技術は、ナポレオン3世の妃、ユウジェニー皇后をはじめとした王族貴族たちを次々と魅了していく。英国王のエドワード7世からは、「宝石商の王であるがゆえに、王の宝石商」と讃えられ世界5大ジュエラーの一つとして君臨しています。

1939年までに15カ国から王室御用達の特許状を受けるに至った。現在、これらのうち9王室の紋章がパリ本店の入り口左右に掲げられています。

カルティエ以外の世界5大ジュエラーとは
・ヴァンクリーフ&アーペル
・ハリーウィンストン
・ブルガリ
・ティファニー
と言われています。

ジュエラーとしてスタートしたカルティエですがと時計=ウォッチ業界でも確かな地位を確立しています。カルティエがそれ以外のジュエラー系ブランドと比較しても多くの人、特に女性だけでなく男性からの支持も凄まじいのは早くからカミソリやライターなどのメンズ向け商品を世に生み出していた事に加え「時計業界」での地位確立を果たしていることが挙げられます。

世界初の腕時計はカルティエが製作した。

これは様々な所で記載されていますが正確には『カルティエが世界初の❝男性用❞腕時計を製作した』になります。3代目のルイ・カルティエが経営に参加してからはカルティエは時計製造に力を入れていました。

1880年代には現在の腕時計とは異なりますが、ジュエラーとしての技術を用いてジュエリー要素の強い腕時計は既に製作していたカルティエですが1904年に現在の腕時計に連なる❝腕時計❞を製作します。

ブラジルのコーヒー王の子息で富豪、飛行家でもあるアルベルト・サントス=デュモンは当時友人で会ったルイ・カルティエに「飛行機の操縦中に(当時の主流であった)懐中時計を見ることは難しい」と話したそうで、それを受けたカルティエは腕に着けることから着想し時計を製作しました。

1916年製造の初代サントス。
製造はルクルト社が行った。

その後1911年にはこのアルベルト・サントス=デュモンの許可を受けた上で正式にこのモデルを❝サントス❞として命名。

それまで腕時計とは装飾品として女性が着けるもの。男性時計と言えば懐中時計を腕に無理やり巻いたもの。というのが一般的でしたが、サントス=デュモンが認め世界的大富豪で著名人の名を冠した❝サントス❞は市販化されるとエレガントかつ実用的とヒット商品となり、今日まで続く腕時計の常識を作った名作です。

パンテールとは

ご存知の方も多いと思いますがパンテールとは「PANTHÈRE」と書き、意味は「ヒョウ=豹」のことです。英語読みにするとパンサーです。

メゾンを代表するコレクションであり、現在でも多くのモデルがラインナップされています。

https://onl.la/k8LhRQi

カルティエは公式ホームページにて「パンテール」について以下のように記しています。

パンテールはメゾンを象徴する動物です。気高く飼いならせないパンテールの象徴性とエレガンスは、1914年に初めて登場して以来、メゾンの創造性に大きな影響を与えてきました。これまで以上にパンテールはデザイナーたちにとって尽きることのないインスピレーションの源であり、その魅力は、身に着ける人を包み込みます。

https://onl.la/k8LhRQi

装飾品に凶暴な生物=人間にとって脅威になる生物を用いる。というのはパンテールだけに限ったことではありません。ワニ革やヘビ革、さらにサメなどもパンテール=豹と同様に時には人間を命さえも脅かす生物界の頂点に君臨する捕食者であり、それらを身に纏うことは同時に権力の象徴でもあったのです。

   初代パンテール   

「パンテール(豹)と女性」という題材自体は世紀末から絵画の世界においては頻繁に扱われていました。中世以来、パンテールはヨーロッパで❝神秘で気高い生き物❞ と崇められており、それが女性と結びつくことで魅力を醸し出すと捉えられていたそうです。

そんな中で1914年にはじめてパンテール(豹)がモチーフとなったのが下の時計です。現在のパンテールコレクションとは大きく異なり、ラウンド型のケースに宝石のオニキスとダイヤモンドをあしらったジュエリーウォッチです。

一般的には馴染みこそ薄いこちらの「パンテール」ラインは現在では「パンテール ジュエリーウォッチ」として別個で扱われ大切にされています。

この1914年の登場から数年も経たないうちに、カルティエの元へ本物のパンテールの毛皮を纏ったひとりの女性が現れます。のちのルイ・カルティエのミューズにもなり、メゾンを率いるジャンヌ・トゥーサンです。

ジャンヌ・トゥーサン

第一次世界大戦の勃発前後に、カルティエではいくつかの歴史がうごいています。ひとつは、上記で説明した ❝1914年のパンテールの誕生❞ です。そして3代目ルイ・カルティエと、メゾンの運命を変えていくこととなる一人のミューズとの出会い、「ジャンヌ・トゥーサン」です。

1920年代からメゾンに参加し、1933年にはカルティエのハイジュエリー制作部門の統括責任者に就任しています。実は創業者の孫である3代目のルイ・カルティエとは恋仲だったようですが身分の違いなどからカルティエ家から結婚は反対されて叶わなかったようです。それでもジャンヌ・トゥーサンのセンスと才能に惚れていたルイ・カルティエはメゾンの将来を任せたいとジュエリ部門の責任者にジャンヌ・トゥーサンを抜擢したという逸話も残っています。

分かりやすく例えるのであれば、ガブリエル・シャネルがオートクチュール(高級特注服)界の女王であるのに対し、ジャンヌ・トゥーサンはオート・ジョワイユ(特注宝石製作)界の女王で並び称される存在です。

毛皮などを好み、宝飾業界初の女性責任者を務め、そのセンスで多くの貴族や王族をも魅了したジャンヌ・トゥーサンはルイ・カルティエから「La Panthère -パンテール(豹)-」のニックネームを付けられました。

その生涯をカルティエに捧げたジャンヌ・トゥーサンを讃え、彼女の死後も「パンテール(豹)」をモチーフとした製作が続いています。

カルティエは今でもジャンヌ・トゥーサンを讃えており「ジャンヌがパンテール、ジャンヌこそがパンテール」で始まる動画も作成しています。

   オーシャンズ8にジャンヌ・トゥーサンが登場   

2018年に公開されたハリウッド映画「オーシャンズ8」ではサンドラ・ブロックやケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナなどの豪華俳優陣が演じる泥棒犯罪集団がカルティエのジュエリーを盗み出すというストーリーでしたが、この時のカルティエのジュエリーが「トゥーサン」という名前でした。

劇中でオーシャンズ8が盗み出し、アン・ハサウェイは身に着けるジュエリーがトゥーサン。

https://www.luxuriousmagazine.com/cartier-jeanne-toussaint-necklace/

カルティエは1931年に制作したネックレスをこの映画のために復刻するにあたり、メゾンのミューズであったジャンヌ・トゥーサンへの賛辞を込めて「トゥーサン」と命名。メゾンにとって、ジュエリーの歴史にとってジャンヌ・トゥーサンが特別な存在であることを、映画を通じて改めて世界に発信しました。

パンテール ドゥ カルティエ

現在の見慣れたパンテール ウォッチは1983年に登場します。
側面から見たときにパンテール(豹)が手足を真っすぐに伸ばした姿を表現しているようです。

メゾンの歴史の一部であるジャンヌ・トゥーサンとパンテールを大切に扱ってきたカルティエですが実はこのパンテール2008年に一度廃盤となっています。

   廃盤のワケ   

カルティエをはじめとするハイブランド各社やメゾンは「廃盤理由」というのを公にする事は基本的にありませんので2008年の廃盤の理由は正確には定かではありません。ですが「パンテール ドゥ カルティエ」が廃盤になった理由については定説となっているものがありますのでそちらを紹介致します。

それがコチラ。
❝サントスを押し出すため❞
と言われています。

カルティエのサントスとは前述の、ルイ・カルティエの友人でもありブラジルのコーヒー王の子息で富豪、飛行家でもあるアルベルト・サントス=デュモンのために制作された「世界初の男性用腕時計」です。

カルティエにとっても時計史にとっても重要なこのモデルの1911年の市販化以降、
・メンズ用の「サントス」
・レディース用の「パンテール」

としてしばらく扱われていましたが時が経つにつれて徐々にこれが崩れていきます。

こちらの左が「サントス」右が「パンテール」なのですが一見するとペアウォッチかのような似通った部分が多いのも特徴です。ですが男性用として作られた「サントス」は全体的にややエッジの効いた仕上げがあれており、ブレスレットはコマが横長で連なるなどしています。一方の女性向けに作られた「パンテール」は女性らしい丸みを帯びた柔らかなデザインに仕上げられておりブレスレットは縦長のものが連なっています。さらにサントスはクォーツから機械式、それも自動巻きや1904年誕生当時からの手巻きモデルがあるのに対し、パンテールはクォーツ一択です。

このように

・メンズ用の「サントス」
・レディース用の「パンテール」

として言わば棲み分けがされてきたわけですが80~90年代に市場の需要に合わせて「パンテールLM(現在は廃盤)」というケース径が37mmというメンズ仕様もものも登場しておりました。

つまり徐々に「パンテール」=「レディースウォッチ」という基本概念が崩れてきていました。さらに2004年には1904年の誕生から100周年というアニバーサリーとして「サントス ドゥモワゼル(現在は廃盤)」というレディース向けのサントスが登場しました。

しかもこの「サントス ドゥモワゼル」はサントスとパンテールを合わせた様なデザインコードになっており、ユーザーにとってはどちらを選ぶべきか悩むという嬉しい悲鳴が起こりました。

そんな中2004年から4年の月日が流れた2008年にカルティエは消費者が悩まずに済む一手を打ちます。サントスによるスポットライトを当てるため(と思われますw)に「パンテール」を廃盤とするのです。

これが1983年から愛されてきた現在の姿をした「パンテール」が25年で廃盤となった理由として有力な説です。

   復活 -2017年 現行版パンテール-   

元々人気が無くなり廃盤となったわけではないパンテールには常に復活待望論がありました。そんな世間の声にカルティエが応える形で復活したのが2017年のことでした。

2017年にはこのパンテールと入れ替わる形でサントス ドゥモワゼルが廃盤となっており当初の男性=サントス、女性=パンテールという棲み分けの形に回帰することとなりました。

   1983年パンテールと2017年パンテールの違い   

1983年ー2008年までの初代パンテール
2017-現在までの現行パンテール
の違いは何なのでしょうか。

まず仕上げが異なります。
初代パンテールはケースがヘアライン仕上げナノに対し、現行パンテールはポリッシュ仕上げになるなどよりキラキラとした印象になっています。また、ミニマムサイズのミニ パンテールでは初代時には無かったリューズが搭載されるなどしています。

私個人としての使用する上での最大の違いはバックル部分にあると思っています。カルティエに限らずですが1980年代-1990年代と2000年代ではロレックスやオメガなど多くのメゾンでブレスレットおよび「バックル」の進化がなされています。

カルティエでも同様にバックル部分が進化しておりより重厚になっており耐久性が増したつくりになっています。上記の写真を見るとバックル部分が大きく異なるのが分かります。

細かく言うと裏ブタのネジの数も違いますね!

2023年 品番(リファレンス)変更

ここから本ブログの主題となりますが1983年-2007年の初代パンテール2017年-2023年の2代目パンテールが、いつの間にかさらに品番変更されていることが判明しました。

イエローゴールドモデルのパンテール ドゥ カルティエを例とすると以下の通りです。

初代(1983-2008)2代目(2017-2023)現行3代目(2023-)
ミニW25034B9WGPN0016WGPN0036
SMW25022B9WGPN0006WGPN0038
MM83782747WGPN0009

3サイズでラインナップされている
・ミニ サイズ WGPN0016 ➔ WGPN0036
・SM サイズ WGPN0006 ➔ WGPN0038
・MM サイズ 83782747 ➔ WGPN0009

とリファレンスが変更されています!!

次にイエローゴールドにダイヤモンドベゼルが入ったモデルも

初代(1983-2008)2代目(2017-2023)現行3代目(2023-)
SMWF3070B9WGPN0015WGPN0048
MMWGPN0009WGPN0016

とこちらも
・SM サイズ WJPN0015 ➔ WJPN0048
・MM サイズ WJPN0009 ➔ WJPN0016

とリファレンス=品番が変更されていることが分かりました。

ちなみに同様にステンレススチール製のパンテール ドゥ カルティエやSS/YGのコンビのパンテール ドゥ カルティエ、さらに別モデルのタンクやサントスも調べてみましたが現在時点でリファレンス変更が確認できたのはパンテールだけでした。(当店調べ)

何が変わってるの…..何があった………とういことで

リファレンス変更の理由、調べました!!!!

2023年 品番(リファレンス変更)の理由と変更点

答えを早く知りたい方のために結論から先に申し上げます。
ずばり….

「本体自体の変更はありません。ブレスレットにおいてコマが一コマ減っております。」

とのことでございます。
つまり

・デザインなどモデルの外観上の変化
・搭載ムーブメントの変更

などは一切ないとのことです。

「(1コマ減の理由は)元来パンテールはブレスレットが長く、コマ調整をされるお客様が非常に多いため。」

とはカルティエのアンバサダー様が仰られておりましたが、大和屋質店スタッフ私個人の見解を申し上げますとやはり金価格の上昇が理由なのではないでしょうか?

金相場は10年前はK24で4,000円台だったのに対し2013年現在は10,000円の大台になるなどニュース等でも大きく報じられるほどに高騰しています。これらはジュエリーや腕時計類にも大きく影響します。

例えばにはなりますが金を使用してジュエリーや時計を製作する際にも10年前の倍ほどの原価が必要になるということです。為替の影響だけでなく金相場の高騰も昨今のハイブランド定価UPの原因です。

カルティエ パンテール ドゥ カルティエのコマ

例えばの話、上記の2コマ分で2.6gほどの重さがありますので1コマだと1.3g。つまり金そのものの原価でも10,000円の価値が現時点であります。そこにカルティエの高い技術力などが加わりますので1コマ分削減というのは金額だとバカにできません。

つまりカルティエではい金無垢のモデルを購入する場合、例えばパンテール ドゥ カルティエ SMサイズのイエローゴールド製モデルを購入する際、現行モデルWGPN0038は前機のWGPN0006と比較して、時計本体に違いは無いがコマが一コマ分少ないです。

これらはピンクゴールドモデルも同様です。

まとめ

今回はカルティエのパンテール ドゥ カルティエが品番=リファレンス変更されているとのことで調査致しました。特に大きな発表などもなく仕様変更されておりますので中古品などをお探しの方のお役に立てればと思います。

パンテールに関しては現行機種で探すよりもひとつ前のモデル(所謂2017年-2023年までのモデル)で探した方がコマ一つ分お得です!笑

カルティエ正規店での購入の場合は全て現行品版に切り替わっていると思いますので旧品番でお探しの方は並行・中古時計屋さんへお問い合わせ下さい。

カルティエは前述の「パンテール」の歴史や出で立ちの通りこのコレクションをとても大切に扱っており時計に限らず今も発信を続けております。

2022年と2023年にはそれぞれBLACK PINKのジスとBTSのVをアンバサダー起用しさらなるマーケティングを計るなど「パンテール」のさらなる躍進を狙っています。

ブルガリの「セルペンティ(蛇)」
やカルティエの「パンテール(豹)」はメゾンを代表するコレクションであり、誰もが一目でその存在に気付く圧倒的な雰囲気を持っています。

そのためリセールマーケットでの人気の高さも期待できます。

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【 パテック・フィリップ 】 カラトラバ を調査。歴代カラトラバ 初代「96」からその系譜など29モデルの違いと最新買取相場を種別にまとめてみました【スタッフブログ】

パテック・フィリップは言わずと知れた時計界の頂点に君臨する時計メゾン=メーカーです。近年では ノーチラス や アクアノート といったスポーツラグジュアリーウォッチの高騰ぶりでも有名ですが、パテック・フィリップが誇る ドレスウォッチの代表格= カラトラバ についてまとめてみました。

一般知名度ではロレックスやオメガに及ばない所もあるパテック・フィリップですが、それは「雲上ブランド」だからです。ロレックスやオメガはそもそもが一般ユーザーに愛されるスペックと価格で勝負をしてきたブランドですのでそれだけ一般的に知られていますが遥か昔から業界No.1のブランドとして歩んできたパテック・フィリップはそれだけ価格も高く設定されているため一般層にととってはやや身近ではないかもしれません。

パテック・フィリップとは

パテック・フィリップは時計業界に君臨するNo.1ブランドです。
創業は1839年とスイス時計業界で独立系メゾンとしては世界最古です。ちなみにロレックスは創業1908年ですのでパテック・フィリップの歴史の深さが分かります。

アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックの二人の創業者によって誕生した時計工房パテック チャペックは、1844年のパリ博覧会で出会ったフランス人時計師ジャン・アドリアン・フィリップと意気投合し会社に招き入れます。1851年には正式に経営陣に加わり「パテック・フィリップ」の名が生まれました。

数々の万博や博覧会で賞を獲得したパテック・フィリップの時計は主に王族や貴族、上流階級などの富裕層をメインターゲットとした路線を歩みます。

1851年にはパテックが事業の海外拡大を狙ってアメリカへ渡り、チャールズ・ルイス・ティファニーと出会います。これが現在でも続くティファニーとパテック・フィリップとのパートナーシップの始まりです。

チャールズ・ルイス・ティファニー(Tiffany&Co.の創業者)

2021年、パテック・フィリップのノーチラスがティファニーカラーの文字盤で限定されたのは記憶に鮮しい。これらも長い歴史の中でパートナーシップを結んできた両社ならでは。

世界大戦などによる世界恐慌の中でも富裕層から愛されていたパテック・フィリップですが限界を迎えます。パテック・フィリップはジャン・スターンとシャルル・スターンという兄弟によって経営されていたスターン・フルール社に買収されることとなります。

このスターン・フルール社は実はパテック・フィリップ社に文字盤を製作、収めていた企業であり「時計に対する愛や思い」はこれまで同様に注がれました。

そこから現在に至るまでパテック・フィリップは❝独立したメゾン❞であり続けています。その結果投資家や、親会社、株主などの声に惑わされることなく、自分たちの持つ芸術性や革新性のみを信じて邁進してきたのです。

これこそが世界最高の時計メゾンです。

カラトラバとは

パテック・フィリップの代表的なドレスウォッチである カラトラバ は1932年に誕生しました。 1930年代世界の主流は未だ懐中時計でしたが新たな経営者スターン兄弟は、先の時代を見据えて腕時計に着目していきます。

カラトラバ誕生に向けて大きく関係してくるのがバウハウス美術・造形学校です。

  バウハウスの誕生と影響  

第一次世界大戦の終わり1919年にドイツのヴァイマルに設立され、建築・美術・工芸・写真など、デザインの総合的な教育を行った機関・学校です。

1933年にナチスドイツによる弾圧の影響を受け閉鎖に至るまで、わずか14年という短い歴史でありましたが、その間に生み出した教育システムやバウハウス独自のデザインは、現代の私たちの生活にも大きく影響を与える程の功績を残しています。

バウハウスの理念は「機能がフォルムを決定する」というモダンかつミニマルな考えで、つまりは華美な装飾やこれまでの形に捉われない真に必要なもののみで構成された美しさを追及するといったものです。

時計業界においてもその影響は色濃く、それまでの「懐中時計を腕に巻く」という考え方では無く腕時計専用の設計が生まれます。これが初代カラトラバである❝ 96 ❞です。

こうして誕生したカラトラバはパテック・フィリップの経営を救う歴史的な腕時計となり現在に至るまで愛され続けています。

  カラトラバの名前の由来  

パテック・フィリップのロゴにも使用されている「カラトラバ十字」のオリジナルは300年以上の歴史を持つスペインの「カラトラバ騎士団」の紋章です。剣と十字架、4つの百合の花を組み合わせたデザインになっており、1158年にムーア人(イスラム教徒)からカラトラバ砦を守り抜いたことに由来しています。

それ以前にもパテック・フィリップの時計にはこのカラトラバ紋章が使用されてきましたが1887年4月27日にジャン・アドリアン・フィリップによって正式にパテック・フィリップの社名と共にカラトラバ十字を商標登録しています。

当時の騎士団が掲げていた「勇敢さ」「偉大さ」「気高さ」の精神を時計に込める意味から採用されたのだと思われます。

そのブランドロゴにもなっているカラトラバ十字をシリーズ名に持つカラトラバがどれだけパテック・フィリップにとって重要なものかも同時に分かると思います。

  カラトラバの特徴  

先ほど書いたバウハウスの理念の影響を大いに受けたカラトラバですがシンプルなデザインというのはそれまでにも発売されており、他社でもパテック・フィリップに次いで雲上ブランドと称されるヴァシュロン・コンスタンタンやオーデマ・ピゲ、ランゲ&ゾーネ、ブレゲなどの歴史のあるブランドにも存在しています。

そんな中で現在の地位を確立したカラトラバの最大の特徴は「ラグ幅の長さ」です。

この後紹介する初代カラトラバである❝ Ref.96 ❞は31mmという今でいう小ぶりなケース径ながらラグ幅はなんと「18mm」です。当時は12-14mmの幅が標準的で、現代でも18mmのラグ幅を持つ時計は36~40mmのケース径がほとんど。

さらに2004年~2022年まで製造されていた❝ Ref.5196 ❞はケース径37mmに対し、ラグ幅は「21mm」。

つまりバウハウスの理念に則った、ケースとラグを一体化した強度とラグ幅=ベルトを太くすることで得られる安定感こそがパテック・フィリップのカラトラバの最大の特徴かと思われます。

パテック・フィリップ カラトラバの系譜 31モデル

カラトラバは1932年の初代❝ 96 ❞から現在に至るまで基本的にはバウハウスの考え方に影響を受けたミニマリズムの精神が反映されています。そのため一見すると似通ったデザインが多いですがいくつかのラインに分けることができます。

さらに長い歴史の中でデザインだけでなくサイズアップ化や自動巻きモデルの登場などが行われています。登場してから約90年で腕時計の着用基本サイズは約10mm近くもUPしていますのでサイズ感でも年代がおおよそ特定できます。

まずは系図をどうぞ。
カラトラバは800を超える種類があると言われていますが今回は代表モデルを取り上げます。それぞれのモデルの詳細は下記へ。

基本的にパテック・フィリップのリファレンス=品番は番号が大きくなるにつれて最近のものになっていきます。

基本的には初代❝ 96 ❞から連なる❝ 96 ❞→❝ 3796 ❞→❝ 5196 ❞❝ 5296 ❞という通称「クンロク」と呼ばれるリファレンスに「96」を持つカラトラバが王道ラインです。(赤線)

次いでリセールマーケットでも人気なのが(黄線)のクル・ド・パリと呼ばれるギョーシェ加工がケースに施されたライン。クンロクと並んで人気の二分しています。

その他、その時代特有ではあるものの今となっては変わり種とされるモデル(水線)やRef.5000番台以降の現代風解釈版とも言うべきカラトラバ(緑線)があります。

ここでパテック・フィリップのホームページに記載されている「用語集」での「カラトラバ」について引用します。

カラトラバ

カラトラバは1932年の発表以来, クラシックの真髄を体現する伝説的なコレクションです. タイムレスな紳士・婦人用ラウンド・ケースのラインは, ドイツの建築・装飾芸術運動バウハウスから直接のインスピレーションを受け, 《機能がフォルムを決定する》という哲学を忠実に反映しています. 超薄型, またはサファイヤクリスタルバック付のケースに《クルー・ド・パリ》, ラウンド・ベゼル, またはダイヤ付ベゼルと, バラエティ豊かなそのデザインにもかかわらず, カラトラバは一目でそれと分かる個性を持っています. 時代と共に進歩し, 発展を続け, 常に新しい特徴を付け加えつつも, 時を超越したクラシックであり続ける, その力こそは, パテック フィリップを特徴づける卓越性の追求をこの上なく体現しています.

https://www.patek.com/ja/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86

とのことでつまりは一見してクル・ド・パリベゼルやダイヤモンド付ベゼルなどバラエティーに富んだ装飾などがついていてもなお!「カラトラバ」だと一目で分かるそうです。(近年は「え!これもカラトラバ?」というモデルも増えています笑)


❝ クンロク ❞シリーズ

まずは王道の正規ラインでもある❝ 96 ❞❝ クンロク ❞ライン。

  Ref.96  

製造年1932年~1970年頃
ケース径31mm×厚さ7mm

カラトラバの全ての始まり。初代カラトラバ❝ 96 ❞です。ちなみに「カラトラバ」という愛称で呼ばれだすのは1980年頃からでこの❝ 96 ❞製造&発売時はカラトラバとは呼ばれていません。初代の時点からしっかり腕時計デザインとしてラグが形成されています。(それまでの腕時計はフェイスにラグを溶接した後付けが主流)

またこの❝ 96 ❞というのは「パテック・フィリップの96番目のモデル」とも「パテック・フィリップのリファレンス管理が始まったモデル」とも言われていますが、パテック・フィリップ公式が言っているわけではありませんので信じたい人だけ信じましょう。笑

ただこの辺の時代から各メーカーはそれまでの注文に対して時計を製作するオーダーメイド制からより管理しやすく注文を取りやすいリファレンス管理を開始しており、この❝ Ref.96 ❞がそのリファレンス管理初代のモデル説があります。

1932年~1934年の間に製造されたものはジャガー・ルクルトのムーブメントが搭載されており1934年頃から自社ムーブメントのCal.12-120が搭載されています。

2023年8月現在買取価格最大800,000円

1970年頃までロングセラーで発売されていたこともあり、市場でも探せば見つかります。
買取価格は状態にもよりますが最大で80万円辺りです。


  Ref.3796  

製造年1982年~2000年頃
ケース径31mm×厚さ7mm

初代クンロクの登場から2代目の登場で既に50年が経過しています。初代クンロクのDNAを色濃く受けておりますが搭載ムーブメントがCal.215となり大幅パワーアップしています。1970年代は18,000振動/時~19,800振動/時だったのに対しCal.215は28,800振動/時と制度が上がるとともにパワーリザーブ44時間と現在でも実用的なレベルになっています。

2023年8月現在買取価格最大1,000,000円

こちらも2000年まで販売されていたこともあり見つかりやすいモデル。
オリジナルのRef.96のサイズ感が良い方はこのRef.3796を探すと良いと思います。


  Ref.5196  

製造年2004年~2022年頃
ケース径37mm×厚さ7.68mm

2004年から2022年の最近まで発売されていたクンロクがRef.5196です。現代版のクンロクになっておりケース径は37mmと現代仕様に。搭載ムーブメントは前作Ref.3796をアップグレードしたCal.215PS。ムーブメントのサイズが前作までの31mmケース用ということでスモールセコンドダイアルが中心に寄ってるのが特徴です。

2023年8月現在買取価格最大2,500,000円

YG製の方がRG製よりも市場人気が高めです。
ブレゲ数字(後に説明)のPT製はさらに市場価格が高いこともあります。


  Ref.5296  

製造年2005年~2019年頃
ケース径38mm

王道の手巻きではなく自動巻きムーブメントでカレンダーも携えるなどさらに現代仕様になったRef.5296。ケース径は38mmまで大きくなっています。

5296-010と2007年にリファレンスをマイナーチェンジしてからは特徴的なダイアルデザインもラインナップされていました。

2023年8月現在買取価格最大2,300,000円

「クンロク」と呼ばれる❝ 96 ❞をリファレンスに持つモデルは2023年現在全てが廃盤となっているので今後の復活&次世代機が楽しみでもあります。


❝ クル・ド・パリ ❞装飾ベゼルシリーズ

続いて「クンロク」と並びもうひとつの人気ラインであり「クル・ド・パリ」ベゼルを持つラインです。「機能がフォルムを決定する」というバウハウスの理念からは外れる「クル・ド・パリ」の装飾ですがその美しさと華やかさは言わずもがなで人気のデザインです。

  Ref.3445  

製造年1960年頃~
ケース径35mm

こちらはクル・ド・パリ装飾がベゼルに施されているモデルではありませんが後のクル・ド・パリラインに繋がっていくので紹介。この後すぐに紹介するRef.3520と同時期に発表されたこのRef.3445は自動巻き&カレンダー搭載という違いもありますが、パテック・フィリップのカラトラバ史において「真っすぐなラグ」が付けられていることに大きな特徴となっています。ここに同時期発売の手巻きRef.3520にクル・ド・パリベゼルが採用されることでエレガントな印象が際立ち人気ラインとして地位を確立していきます。

2023年8月現在買取価格最大900,000円

またこちらのRef.3445ですが裏蓋がねじ込み式=スクリューバックの十角形裏蓋が使われているのも特徴です。十角形裏蓋については後ほどまた登場しますのでワードだけ覚えておいて下さい。


  Ref.3520  

製造年1960年頃~1970年頃
ケース径32.5mm

こちらがもうひとつのカラトラバの人気ラインであるRef.3520から連なる「クル・ド・パリ」と呼ばれるギョーシェ彫り加工をベゼルに施したラインです。クル・ド・パリ加工を文字盤に行う技術は1930年代には存在していたようですがベゼル部分に加工を入れだしたのはこの60年代以降のようです。ローマ数字インデックスが高貴な印象です。

2023年8月現在買取価格最大750,000円

  Ref.3802/200  

製造年1986年~
ケース径33mm×厚さ7.5mm

こちらは1960年頃に発表されたRef.3445とRef.3520をミックスさせたようなモデル。
Ref.3445とRef.3520のどちらの特徴でもある
・直線ラグ
に加えてRef.3445の
・自動巻き&デイト機能(日付)とベゼルにはRef.3520の
・クル・ド・パリ装飾
・ローマ数字インデックスが施してあります。

2023年8月現在買取価格最大1,300,000円

  Ref.3919  

製造年1986年~2005年頃
ケース径33mm

Ref.3520の正当系譜の手巻きムーブメント式として1986年に発表されたのがRef.3919です。皆が思い浮かべるカラトラバの正当系(ローマ数字インデックス×スモールセコンドダイアルなど)のデザインにクル・ド・パリベゼルというエレガントの決定版とも言うべきモデル。

2023年8月現在買取価格最大1,000,000円

  Ref.5119  

製造年2006年~2019年頃
ケース径36mm

Ref.3919が廃盤となり後継機として登場したのがRef.5119です。
この「クル・ド・パリベゼル」ラインの伝統をしっかり受け継いでおり前機のRef.3919同様に手巻きムーブメント×ローマ数字インデックス×スモールセコンド×直線ラグというクオリティの高さ。シースルーバック=裏スケルトンなので美しいムーブメントが堪能できます。

そこに36mmという現代仕様にアップサイズされたケース径。
人気が出るのは必然でした。

2023年8月現在買取価格最大1,800,000円

  Ref.6119  

製造年2021年~
ケース径39mm×厚さ8.08mm

Ref.5119の廃盤から2年間の沈黙を破り発表されたのがRef.6119です。
さらにサイズUPした39mmで現代仕様になりながらも厚さは8.08mmに抑えられています。手巻キャリバー30-255 PS搭載でパワーリザーブはなんと65時間とスペックも最高です。Ref.5119同様シースルーバック。

ホワイトゴールド×ブラック文字盤の6119G-001
ローズゴールド×白文字盤の6119R-001

がラインナップされており、現行品のためパテック・フィリップ正規店にて現在も購入が可能です。(在庫があれば…の話です汗)ちなみに定価は4,301,000円(※2023年7月末時点)です。

2023年8月現在買取価格最大3,800,000円

中古市場では定価を超える価格で販売されています。


異色❝ 変わり種 ❞シリーズ

パテック・フィリップのカラトラバはその100年にも近い歴史の中で様々な異色とも言うべき❝ 変わり種 ❞なモデルが登場しています。

  短足ラグ  

まず紹介するのが時計のケースからベルトを着けるために飛び出したラグと呼ばれる部分が極端に短いモデルです。

  Ref.2572  

製造年1950年頃~
ケース径35.5mm

見てわかる通りダックスフンドのような短足のラグが印象的です。
1950年代にケース径を35mmと大型化した分ラグを短くして着け心地を良くするというのは実は当時の時計界で見られた動きのようですが❝ 96 ❞から始まったカラトラバとしては異質な雰囲気は拭えません。

2023年8月現在買取価格

当時思ったほど販売が伸びなかったようで非常に市場の数が少なく、値段を付けるのも難しいですが買取額80万円あたりかと思われます。

またこのすぐあとには同じくラグが短く33mmケース径で一回り小さいRef.2573もリリースされています。


  Ref.5123  

製造年2012年~2016年
ケース径38.2mm

カラトラバ80周年となる2012年に記念としてパテック・フィリップが復活させたのがRef.5123です。Ref.2572やRef.2573同様の短足ラグに手巻きムーブメント搭載。ケース径は現代仕様に38mmまでサイズアップしています。シースルーバック。

2016年までの4年間ちょうど良い感じで販売されていました。

2023年8月現在買取価格最大1,800,000円

  オフィサー  

次に紹介するのが「オフィサー」と呼ばれるラインです。
「オフィサー」とは「将校」の意で少尉以上の軍人の総称です。(現代訳だとオフィサー=会社役員といった訳され方をします)オフィサー時計とは、軍の将校が戦場で指揮を執る際に懐中時計では時間がかかるために、懐中時計にラグを付けるなどの加工をして腕時計化したものです。

オフィサー時計とは厳密に言うと懐中時計デザインを腕時計化したものになりますので
・懐中時計用リューズ
・直線ラグ
などを備えたモデルになります。

  Ref.3960  

製造年1989年
ケース径33mm

パテック・フィリップ創立150周年の記念モデル。
カラトラバ史上初のオフィサーモデルとして話題になりました。
・懐中時計デザインの大きなリューズ
・直線状のラグ
・ラグのネジ留め
・ハンターケース(裏蓋開閉式)
とオフィサー要素を忠実に備えた記念モデルでした。

手巻き式で2000本の限定販売でした。

2023年8月現在買取価格最大2,000,000円

  Ref.5022/5227  

【Ref.5022】製造年1997年~2005年
ケース径33mm

【Ref.5227】製造年2013年~2019年
ケース径39mm

上画像1997年~2005年に発売されたRef.5022
そして下画像のRef.5227

どちらもオフィサーラインとされているものの
Ref.5022は手巻き&懐中時計顔なもののリューズは腕時計仕様でハンターケースもなし。
Ref.5227はそのハンターケースを備えているものの自動巻きでデイト機能つき。

とオフィサーラインとしては正統とは個人的には思えません。笑
ちなみに人気芸人の霜降り明星の粗品さんが一目ぼれし購入されてたのはこのモデル。

2023年8月現在買取価格
Ref.5022最大1,400,000円
Ref.5227最大3,000,000円

  Ref.5153  

製造年2014年~2022年
ケース径39mm

Ref.5227が2013年に発表された翌年の2014年。
真打登場とばかりにRef.5153が登場することとなりました。
自動巻きムーブメントを搭載したサイズアップした39mmケースに
・直線状のラグ
・大型の懐中時計リューズ
・開閉式のハンターケース
と携えて2022年までの8年間オフィサーファンから愛されました。

2023年8月現在買取価格最大3,400,000円

  ブレゲ数字  

ブレゲ数字とは時計界の雲上ブランドの一つにも数えられる時計メゾンのブレゲの創設者アブラアン-ルイ・ブレゲがデザインした独特な筆記体のようなアラビア数字のデザインフォントです。時計の歴史を2世紀(200年)早めたとも言われるアブラアン-ルイ・ブレゲは腕時計を発明しただけでなく世界三大複雑機構の「パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)」「ミニッツリピーター」「トゥールビヨン」も発明するなど歴史上最も偉大な天才時計師です。そんな彼がデザインしたアラビア数字や針は❝ブレゲ数字❞❝ブレゲ針❞などと呼ばれ多くのブランドへ影響を与えて使用されています。

エレガントな印象のブレゲ針やブレゲ数字はパテック・フィリップのドレスウォッチであるカラトラバとの相性も良く度々採用されています。

  Ref.3820  

製造年1983年~
ケース径32mm

この後紹介する1938年のRef.570や1990年代のRef.5026などでも長い時代で度々ブレゲ針やブレゲ数字はカラトラバに用いられています。このRef.3820はブレゲ針×ブレゲ数字の両方が用いられておりクラシカルな印象が特徴です。

2023年8月現在買取価格最大800,000円

  Ref.7200R  

製造年2017年~
ケース径34.6mm×7.37mm

2017年から発売されている現行モデルの7200Rにもブレゲ数字が採用されています。シースルーバックに美しいマイクロローターを備えた自動巻きモデルです。ラグ脇のネジ留めなどもエレガンス&クラシカルな印象を与えています。

2023年7月末時点定価は4,818,000円です。

2023年8月現在買取価格最大2,200,000円

❝ その他の派生 ❞モデル

次にカラトラバの歴史において誕生した派生モデルの中でその後シリーズ化=定番こそしなかったモデル達を中心に紹介します。

  Ref.438  

製造年1935年~
ケース径28mm

初代カラトラバ❝ 96 ❞クンロクが発売されてから3年後、❝ 96 ❞よりさらに小さいカラトラバを!という希望に応えて登場したのがこの28mm径サイズのカラトラバRef.438になります。先ほど紹介した「ブレゲ数字」が使用されています。

その小ぶりなサイズから「ベビーカラトラバ」の愛称がついています。

2023年8月現在買取価格

こちらのRef.438も市場での個体数が少なく価格を付けることが非常に難しいリファレンスモデルになります。


  Ref.565  

製造年1938年~1968年頃
ケース径35.5mm

小型化されらRef.438に対し❝ Ref.96 ❞の33mmでは小さいとの声に答えたのがこのRef.565およびこの次のRef.570になります。

Ref.565の最大の特徴は防水時計という点です。
1926年に防水時計としてロレックスがオイスターケースを特許取得しましたが、そのロレックスよりも先に防水時計ケースを特許取得していたメーカーに「フランソワ・ボーゲル」という会社があります。

「フランソワ・ボーゲル」は20世紀において数多の時計メーカーにこのケースを供給するのですがパテック・フィリップが初となる防水時計を生み出す際にもフランソワ・ボーゲルのケースが使われています。

・ベゼルがケースと一体型の2ピース構造 
・裏蓋が十角形裏蓋のスクリューバック式 

Ref.3445で登場したワード「十角形裏蓋」です。

フランソワ・ボーゲル社のケースが用いられたRef.565は十角形裏蓋にフランソワ・ボーゲルの「FB」の刻印が確認できます。(開けないと確認不可)

  Ref.570  

製造年1938年~1968年頃
ケース径35.5mm

防水ケースのRef.565と同時期に発売されたのがRef.570です。こちらは初代カラトラバのRef.96をそのまま35.5mmにサイズアップさせたカラトラバ。

Ref.565との違いは先ほども説明した通り裏蓋の十角形かどうかと、ケースからラグにかけてが一体化しているかどうかになります。

2023年8月現在買取価格

Ref.565やRef.570については状態などの条件が揃うことで200万円を超える買取価格が提示されることもあります。最低でも70~80万円は提示可能です。


  Ref.2545  

製造年1950年~
ケース径32mm

防水ケース化を果たしながら大型化したRef.565とは異なり、初代カラトラバのRef.96のサイズ感のまま(正確には0.5~1mmのサイズアップ)防水ケース化したモデルです。

Ref.565同様に十角形裏蓋のスクリューバックです。

2023年8月現在買取価格※800,000円

  Ref.2526  

製造年1953年~
ケース径36mm
自動巻き

1953年発表のRef.2526はパテック・フィリップ史においてもとても重要なモデルの一つです。カラトラバ初の自動巻きムーブメントで、1949年にパテック・フィリップ社が開発したジャイイロマックスという精度を安定させる機構が搭載されています。文字盤はエナメル仕上げの仕様になっており「トロピカル」の愛称がつくなど多くのユーザーに愛された一方で、わずか2,750本しか製造されていないとのことでレア機体となっています。

2023年8月現在買取価格最大3,800,000円

  Ref.5032  

製造年1995年~
ケース径36mm×7.5mm
自動巻き

1990年代、同時期に発売されていたカラトラバは徐々に大型化が進んでいましたがそれでもどれも33mm径でした。1995年に登場したRef.5032は36mm径というかなり大型なモデル。しかし36mmケースでありながら薄さはわずか7.5mmでスモールセコンドもないモデルは究極のミニマルデザインといえます。

2023年8月現在買取価格最大1,000,000円

  Ref.5524  

製造年2015年~現行
ケース径42mm×10.78mm
自動巻き

2015年の発表時に衝撃を与えたカラトラバの亜種です。ここから定番化&定着するのかが分からなかったため変わり種部門に入れるか悩みましたがこちらで紹介。

現行モデルですがパテック・フィリップのホームページ上ではカラトラバのラインナップには含まれておらず「コンプリケーション」内に入っています。

ですがこの時計の名称は「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」であり紛れもなくカラトラバの系譜です。

ホワイトゴールドケースにブルー文字盤の5224G-001
ローズゴールドケースにブラック文字盤の5524R-001
の2種がラインナップされており定価は8,657,000円(2023年7月末時点)です。

2023年8月現在買取価格最大3,800,000円

❝ モダンテイスト ❞シリーズ

最後にリファレンスが5000番台以降に登場したブラック文字盤を用いたバウハウスの理念を尊重しながらもブラックカラーをメインに使うことと、4時位置にスモールセコンドダイアルを配置してモダン化したカラトラバである❝ モダンテイスト ❞ラインをご紹介します。

  Ref.5000  

製造年1994年~
ケース径33mm
自動巻き

カラトラバの持つバウハウスの理念やサイズ感は踏襲しながらもモダンなアラビア数字のフォントを用い、4時位置のスモールセコンドダイアルなど現代風にアレンジされているカラトラバ。さらにこの時の文字盤カラーに採用されたのはブラックとピンクゴールドの2種でこちらもこれまでにはない試み。

さらにシースルーバックから見えるマイクロローターにカラトラバ紋章のバックル。
リファレンスが5000に突入した記念すべきモデルとしてパテック・フィリップ社の挑戦が感じられるモデルです。

2023年8月現在買取価格最大1,100,000円

  Ref.5026  

製造年1990年代後期~
ケース径33mm
自動巻き

90年代後期に登場したRef.5000の系統である4時位置スモールセコンドダイアルの現代型ながらブレゲ数字×ブレゲ針を採用した相反するモダンかつクラシカルなモデルです。

2023年8月現在買取価格最大1,300,000円

  Ref.6000  

製造年2005年~2017年
ケース径37mm
自動巻き

2015年~2017年の間に発売されていたRef.6000
6000番に突入したカラトラバでありRef.5000から続く特徴は備えながらも37mmにサイズアップし、さらにポインターデイト機能が追加されました。

2023年8月現在買取価格最大2,500,000円

  Ref.6006  

製造年2017年~2020年
ケース径39mm
自動巻き

カラトラバのRef.6006は、見た目の通り2017年に生産終了となったRef.6000の後継機です。ムーブメントはRef.6000と同じ240 PS Cが搭載されています。
外見上の違いはケース径が37mm→39mmにサイズアップしたことと、日付を示す針の先端形状が矢印型になっています。

パテックフィリップ自慢の超薄型キャリバー240の誕生40周年を記念して発表されたモデルです。

2023年8月現在買取価格最大3,000,000円

❝ 現行品カラトラバ ❞シリーズ 2023年8月現在

2023年8月現在、パテック・フィリップのホームページに掲載されている「カラトラバ」はわずか13モデルとなっています。(前述の通りコンプリケーションに複雑機構カラトラバなどが一部あり)

今年春に行われたウォッチ&ワンダーズ2023で発表された最新作のカラトラバ4種も既にラインナップされております。(パテック・フィリップ公式HPカラトラバ

Ref.6007はすぐ上でご紹介したRef.6006に連なる雰囲気を持っていますがカラトラバにカーボン柄を掛け合わせたレーシング風デザインになっており現代風の勢いが強まっています。

定価設定は現在時点で5,709,000円とかなりの高額になっています。

まとめ

時計界No.1ブランドのパテック・フィリップの代表的モデルでもある「カラトラバ」を29種紹介して参りました。

カラトラバは1932年の初代カラトラバ❝ Ref.96 ❞から
・バウハウスの理念に基づいたデザイン
・手巻き式
を基本形としながらもこの約90年間で時代に合わせたサイズアップ、そして使い勝手の良い自動巻きムーブメントなどを搭載するなどしてきました。

近年ではカラトラバながらもモダン化を計るチャレンジ的なモデルも発表、そして人気を博しておりますがその全ては初代❝ 96 ❞があってこそです。

相場に関してはリファレンスが近年のもの(5000番台や6000番台)の方が定価も高く、中古市場でも高額で取引されています。

またカラトラバ全体でみるとここ3~4年で相場は上昇傾向にあり2020年あたりと比較して2023年現在は20~30%上昇していると言えます。

冠婚葬祭などドレスコードのある場用の時計としても所持ている方も多いカラトラバ。不要になった際の処分や、一時的にご入用の場合などお気軽にご相談下さい。

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【 ルイ・ヴィトン 】ルイ・ヴィトンからショッパー風バッグが発売!? パリ ファッションウィークで判明 バレンシアガやティファニーに続く試み【スタッフブログ】

2023年の6月20日~25日の期間で行われていた2024春夏 メンズ パリ ファッションウィーク=(日本ではパリコレクションとも呼ばれる)にて ルイ・ヴィトン で ショッパー風バッグ が登場し一部で話題になっています。

日本ではパリコレクションや略してパリコレなんて風に長い間使われてきましたが海外では「ファッションウィーク」という名称で定着しています。要はブランドが一堂に会して行われるファッション界の見本市なのですが、数あるファッションウィーク(=コレクション)の中でもパリは『プレタポルテ=既製品』における最大の見本市という扱いになっています!

ちなみに6/20~6/25で行われたのはメンズの2024春夏モデルであり、レディースの2024春夏は9/25~10/3で行われます。

今回のパリ ファッションウィークでのルイ・ヴィトン〔LOUIS VUITTON〕は実は開催前から注目されていました。それは今回話のメインとなるショッパー風バッグとは全然関係なく、ルイ・ヴィトンの新メンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任したファレル・ウィリアムスによる初のコレクション発表だったからです!

ファレル・ウィリアムス

ファレル・ウィリアムスは1973年生まれ50歳のアーティストでザ・ネプチューンズのメンバーとして音楽シーンを席巻した人物。ファレルの活躍はそこには留まらず、プロデューサーとしての能力も非凡で、有名どころだとブリトニー・スピアーズやマライア・キャリー、ジャスティン・ティンバーレイク、宇多田ヒカルらの楽曲も手掛けています。この結果、”2003年8月に全米のラジオ局で流れた音楽の43%および全英の20%は、ザ・ネプチューンズが手掛けた作品”という信じられない逸話を残し、翌年にはグラミー賞で最優秀プロデューサー賞を受賞。30歳にして名実ともに全米No.1プロデューサーとしての地位を確固たるものとしています。

2010年代に再びメディア露出が増えてきたファレル・ウィリアムスは元来の類稀なファッションセンスから全米のファッションアイコンとなっていきます。

最初に目を付けたのはアディダスで2014年からコラボレーションを開始しています。
・2015年発売のスタンスミスのスーパーカラーコレクション 
を最初とし、現在まで100を超えるコラボレーション企画を行っています。

・2017年にはファレル×アディダス×シャネルのトリプルコラボ「NMD Hu」を発売 
限定500足の販売で定価は13万円代と元々高額ではありますが、当然のようにプレミア化、現在でも100万円を超える額でリセールマーケットで販売されています。

ファレルウィリアムスはその後もコムデギャルソンやシャネルとのコラボや新規ブランドの立ち上げなどファッション業界でもそのプロデューサー能力を遺憾なく発揮していきます。

ルイ・ヴィトンには2度のコラボレーションを経て2023年2月14日にメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。「私は100%、ストリートウェア出身です」と自らを語るファレルが最初に着手したのは人気コレクションの❝スピーディ❞でありルイ・ヴィトンが誇るアイコンモデルに自身のセンスをカラフルに投影しています。また広告にはトップシンガーでもあり、数々のコラボレーションオファーが絶えないリアーナが起用されています。

ルイ・ヴィトンというハイブランドにストリートや様々なコラボレーションという部分はどこかマーク・ジェイコブス(1997-2014年までルイ・ヴィトンのディレクター)を思い出します、実はファレル・ウィリアムスをルイ・ヴィトンに結び付けた人物こそマーク・ジェイコブスです。

20年前、ニューヨーク57丁目にルイ・ヴィトンが店舗をオープンしたときのことだ。彼はそこで、当時メゾンのクリエイティブ・ディレクターだったマーク・ジェイコブスに声をかけられた。「君のサングラス、いいね」。そう言って、ジェイコブスは彼に尋ねた。「うちで作ってみないか?」。ファレルがそのサングラスは親友でビジネスパートナーでもあるNIGOが作ったものだと説明すると、ジェイコブスはサングラスコレクションのデザイナーとして2人を招くことにした。

https://www.gqjapan.jp/article/20230623-pharrell-williams-louis-vuitton-ss24-show

ルイ・ヴィトン 2024春夏

パリ ファッションウィークを見る限り、ルイ・ヴィトンの2024春夏メンズの目玉は前述した通り❝ショッパー風バッグ❞ではありません。

・カラフルな「スピーディ」 
・ダミエ柄 

ルイ・ヴィトンの人気ラインでもある「ダミエ(Demier)」と迷彩を融合した「ダモフラージュ(DAMOFLAGE)」やピクセル化したものが今コレクションの推しであることは一目瞭然です。

ルイ・ヴィトンのパリ ファッションウィークでのコレクションは「VOGUE」で一覧で見れますので是非ご覧ください。

そんな中で言葉を選ばずに言うのであれば「脇役」として登場したのが今回のブログのメインでもある❝ショッパー風バッグ❞なのです。

ルイ・ヴィトン ショッパー風バッグ

ルイ・ヴィトンの2024春夏服に身を包んだモデルたちが闊歩する中いきなり現れたのがショッパー風バッグでした。最初登場した際は「あれ?なんでショッパー持ってるの?」てなりました!笑 それぐらい再現性も高いです。

いやいや!いやいや….

ショッパーて何よ!!

という方のために少しだけ説明を。

  ショッパーとは  

ショッパーとは言わばショッピングバッグのことでブランドにおけるショッピングバッグとはつまり商品を入れるため、持ち運ぶための袋を指します。ルイ・ヴィトンにおいてはバッグや小物・アクセサリー・服まで購入した際に商品を入れて渡してくれるあの紙袋です。

そうこれです。これがルイ・ヴィトンのショッパーです。

買い物客がショッパーを手に持ち街を歩く様子はそれだけでブランドからすれば「宣伝」になるため各ブランドはこのショッパーのデザインにも拘っており素敵なものが多いのです。ハイブランドのショッパーともなるとこの紙袋だけでも数百円で取引されたりするので捨てるより売る方も多いです!

そんなショッパーをブランド側が逆手にとってショッパーデザインの製品を作ってしまおう!!」というのがショッパー風バッグなのです。ショッパー風バッグはあくまでに日本語でも無理やり呼びであり、正式には「ショッピング トート」と言った方が良いかもしれません。ただショッピングトートだと(意)=買い物バッグになってしまうのでショッパー風バッグの方がばっちりですよね。笑

ちなみに今回のパリ ファッションウィークは2024年春夏のものなので登場は早くても来年ということになります。2024年の年始には情報解禁されていくのではないでしょうか?

こういったショッパー風バッグは過去にハイブランドで発売されたことがります!

バレンシアガ ショッパー風バッグ

まずは2017年の7月末に秋冬コレクションの一つとして販売されたバレンシアガのショッパー風バッグです。

バレンシアガがショッパーのオマージュとして発売したこのデザインは瞬く間に人気商品となり、多少の仕様変更などはあるものも現在もバレンシアガの直営店や直営オンラインストアでも販売されています。

価格は当時約15万円で、現在だと約16万円で販売されています。

販売当時などは話題になり定価相当でリセールマーケットに出回っていたりもしていましたが2023年現在では①現行品が正規店で購入可能 ②流通量も十分で品切れしてない ことからプレミア化はしていません。

仮にお持ち込みがあった際の買取価格も

バレンシアガ ショッピングバッグ10,000-25,000円

といった価格かと思われます。

ティファニー ショッパー風バッグ 2020

続いて2020年にティファニーから発売されたショッパー風バッグです。
ティファニーの商品名もショッピングトート。

2020年時にはティファニーのアイコンカラーでもあるティファニーブルーカラーで発売されました。ショッパー紙袋に付いている折れ線まで再現するあたりがティファニーのこだわりと遊び心です。

当時の販売価格はそれぞれ
・ショッピングトート バッグ ミニ ¥98,000- 【縦15×横13×マチ8cm】
・ショッピングトート バッグ スモール ¥123,000- 【縦18×横21.5×マチ10cm】
・ショッピングトート バッグ ラージ ¥170,000- 【縦36×横26×マチ18cm】

でした。現在は販売終了となっているようでティファニー公式ホームページにはビジュアル掲載はあるものの販売ページはありません。

ミニは日本限定です。
全体的に個体数も少なく中古市場での商品供給も極端に少ないため価格の高騰が見込めるアイテムです。とはいえ、個体自体が少ないためデータをとるにもとれない状況です。

ティファニー ショッピングトート ミニ80,000-150,000円
ティファニー ショッピングトート スモール95,000-160,000円
ティファニー ショッピングトート ラージ130,000-180,000円

と状態にはよりますが購入時の定価金額を上回る価格で買取が可能な例もございます。特に昨今の人気の小さいサイズのバッグ、スモールサイズやミニサイズは換金率が高いです。

時にミニサイズは日本限定ということもあり今後さらにその希少性から高額になる可能性もあります。

ティファニー ショッパー風バッグ 2021

ティファニーのショッパー風バッグに2021年ブラックカラーが登場しました。外装は黒ですが内装にはティファニーブルーが使用されています。

・ショッピングトート バッグ ミニ ¥107,000- 【縦15×横13×マチ8cm】
・ショッピングトート バッグ スモール ¥135,000- 【縦18×横21.5×マチ10cm】
・ショッピングトート バッグ ラージ ¥187,000- 【縦36×横26×マチ18cm】

こちらもティファニーブルーの2020年モデル同様に2023年現在日本のティファニー公式サイトでは見つけることができなくなっており、購入ができないです。

ですが海外、例えばUSA版のティファニー公式サイトでは2020年のティファニーブルーモデルこそありませんが2021年発売のブラックに関しては購入が可能です。

気になる価格はラージサイズで1,420ドル=およそ200,000円となっています。気になるリセールバリューですが通常使いやすい黒や茶色は人気ではありますが、ティファニーの場合はやはりアイコンカラーでもあるティファニーブルーが人気ですのでブラックはティファニーブルーよりも下になります。

ティファニー ショッピングトート ミニ70,000-80,000円
ティファニー ショッピングトート スモール95,000-110,000円
ティファニー ショッピングトート ラージ120,000-135,000円

と換金率が定価相当もしくは定価の80%などと高換金率が望めます。

まとめ

バレンシアガやティファニーなどでも前例のある❝ショッパー風バッグ❞ですが元々ルイ・ヴィトンやエルメスは通常のショッパーでもある紙袋をリメイクして使用するなどの例も多く人気です。

気になる方は

「ショッパー リメイク」

で検索してみてください。または上の「ショッパー リメイク」からGoogleの検索表示画面に飛びますので覗いて見てください。すぐにエルメスやヴィトン、シャネルのショッパーをリメイクした画像や動画が目に入ると思います。

ヴィトンのショッパー風バッグの発売は2024年の春夏なので最速でも2024年の年始といった所でしょうか?気になる価格はバレンシアガやティファニーが15~20万円ですから、ヴィトンはオンザゴー位=30~40万位の定価になるのでは?というのが大和屋質店ブログ担当の率直な予想です。

発売後定番化するのか、シーズンものとなり2024年だけの販売になるのかはまだ分かりませんがヴィトンのショッパーのデザインと言えば誰もが知る、誰もが見たことがあるデザインなので人気は必至でしょう!

ファッションウィークレポートによるとショッパー風バッグを最高級のレザーであえて製作!とのことなので期待は高まります。

ルイ・ヴィトンやバレンシアガ、ティファニー製品の買取や質預けをご検討のお客様はお気軽に当店へご相談ください!ご来店だけでなく電話、LINE等でもお気軽にどうぞ。

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