【 パテック・フィリップ 】2024年初となる価格改定実施。その値上がり率…よりも廃盤商品の方がザワつく!?【スタッフブログ】

パテック・フィリップにとって2月と言えば毎年恒例の価格改定のタイミングです。昨今ハイブランドによる価格改定は通常の年2回ほどに留まらず、ブランドによっては年に3~4回の価格改定を行うなど異様な状況です。

パテック・フィリップは2022年、2023年と年に2回の価格改定を行ってきましたがロレックスやカルティエでは多いと10%を超える値上げを行ってきたために時計界のトップオブトップに君臨するパテック・フィリップにも注目が集まります。

本ブログでは2024年2月1日に実施されたパテック・フィリップの価格改定と廃盤商品について綴っていきます。

2024年1月に行われたロレックスの価格改定や分析についてはコチラをご参照ください!

2023年10月に行われたカルティエについてはコチラになります!

必ずしも、価格改定=値上げということではない。というのは当ブログでも説明して参りましたが昨今においてはコロナ禍以降での原材料や人件費の高騰などによって価格改定=値上げをする一方となっております。

①5811/1G-001

2022年にティファニーとの歴史歴なコラボレーションアイテムであるティファニーブルーのノーチラスが限定発売されたのと同時に通常ラインナップからステンレススチール製のノーチラスは姿を消しました。

現在はホワイトゴールド製に姿を変えた5811/1G-001が現行モデルとなっています。

ノーチラス
リファレンス旧定価2024.2.1~新定価
5811/1G-00110,527,000円10,570,000円

10,527,000円➔10,570,000円という値上げ、値上げ率は約0.4%で正直に言うとかなり優しい値上げと言っても良いのではないでしょうか?一千万円を超える定価に対して4万3000円の値上げ購入ができる人にとっては有って無いようなものかもしれません笑

ちなみに2024年2月現時点でのアメリカ定価は70,110 USDです。現在レートだと日本円で10,362,258円になりますから内外価格差はほぼなしです。

②5726A-001

続いて2010年から発売されているノーチラス ムーンフェイズ アニュアルカレンダー ステンレススチールで見ていきます。

ノーチラス アニュアルカレンダー
リファレンス旧定価2024.2.1~新定価
5726A-0017,678,000円7,690,000円

7,678,000円➔7,690,000円という値上げ、値上げ率は0.15%でほぼそのままです。ちなみにこちらは現在アメリカ定価だと51,020 USDで現在レートだと日本円で7,540,756円なのでやや海外の方がお得に購入ができるようです。

③5167A-001

続いてまだステンレススチール製が生き残っているアクアノート。ノーチラスのステンレススチール製が廃盤となっただけによりスポーティーではありますがアクアノートの人気は年々激しさを増しているように感じます。

アクアノート
リファレンス旧定価2024.2.1~新定価
5167A-0013,663,000円3,690,000円

3,663,000円➔3,690,000円の値上げは、値上げ率は約0.7%でこちらも②のノーチラス ムーンフェイズ アニュアルカレンダー ステンレススチール同様にほぼ定価はそのままとなっています。

「ははーんこれはSS(ステンレススチール)製は値上げほぼなしか!」と思いきや上記モデルのピンクゴールド版の5167R-001は6,875,000円➔6,890,000円とこちらも値上げ率は約0.2%ほどでほぼそのまま。

④5968A-001

4例目はアクアノート クロノグラフ。ステンレススチール製のクロノグラフ搭載アクアノートでオレンジのインダイアル針とオレンジのベルトがよりスポーティーで人気の一本でもあります。

アクアノート クロノグラフ
リファレンス旧定価2024.2.1~新定価
5698A-0018,294,000円8,340,000円

8,294,000円➔8,340,000円の値上げで、値上げ率は約0.55%でまたまたほぼそのままです。

ほぼ、値上げされてないようなもの!
微増!!

という結果でした。ロレックスやカルティエの値上げ率や過去のパテック・フィリップの値上げ率などから約10%前後の値上げというのを覚悟していた方も多いかと思いましたが、ふたを開けてみれば値上げ率は0.4パーセントや0.5パーセントの微増中の微増という結果でした。

ちなみに海外では約7パーセントほどの値上げがされているようで、日本定価を前回上げ過ぎたんですかね?

今回の値上げで私はむしろパテック・フィリップからのメッセージを受け取った気がします!(受け取り方は自由です笑)

パテック・フィリップ
パテック・フィリップ
パテック・フィリップは他のハイブランドとは違って、不必要な時にガンガン値上げなんてしないよ!今回は内外価格差も無いからやや微増なだけ。


決してパテック・フィリップ公式は何も言ってません。笑
ただ定例の価格改定時期に「ほぼ動かない」ということは逆に言えば「行くときは行くよ」という意思表示にも感じます。今後さらなる原材料や人件費の高騰や円安の状況によっては次回の価格改定(2022年は6月、2023年は8月)でガツンと値上がりする可能性もあるかもしれません。

そんなことより!!!

安堵に終わった価格改定よりも由々しき事態なのはディスコン=廃盤問題です!続いては2024年の廃盤品を見ていきましょう。

価格改定と同じタイミングの2月1日。パテック・フィリップから全世界の取扱店へ廃盤品=ディスコン品(discontinuedの意)の案内が出され、同時にパテック・フィリップの公式ホームページから姿を消した商品たちがいます。

2024年のウォッチ&ワンダーズは2024年4月9日(火)から15日(月)の日程で行われますのでパテック・フィリップによる後継機が発表される可能性もあるものの、パテック・フィリップは人気商品であっても後継機を出さないまま数年もの間沈黙…ということもするブランドですので注目が集まります。

①5164A-001

アクアノート・トラベルタイム

今回のディスコン廃盤品で最も衝撃だったのは、アクアノート・トラベルタイム 5164A-001です。2011年から発売されていたこの時計はステンレススチール製のアクアノートにトラベルタイムの複雑機構を搭載したモデル。

最終販売定価は6,424,000円でしたが、リセールマーケットでは一千万円を超えるプライスタグが付いております。

ピンクゴールド仕様の5164R-001は現行品として生き残っていますがSSモデルが廃盤というのは多くの人にとってショックだったのではないでしょうか。

5980/1AR-001
③5980/1R-001

ノーチラス コンビ
ノーチラス クロノグラフ

ノーチラスの2つのクロノグラフモデルでもある5980/1AR-0015980/1R-001が廃盤となることになりました。トラベルタイムやムーンフェイズといった機能を持つノーチラスは生き残っているもののクロノグラフという機能のみを持つノーチラスは後継機が出るまではなし!ということになります。

特に5980/1AR-001はノーチラスで唯一のステンレススチール×ローズゴールドのコンビモデルとして異彩を放っていました。最終販売定価は11,770,000円でリセールマーケットでは1600万円台~といった価格になっています。

④5712R-001
⑤5712G-001

ノーチラス プチコンプリケーション

ノーチラス プチコンプリケーションと呼ばれるカレンダーにパワーリザーブ表示、ムーンフェイズを備えた5712R-001と5712G-001という二つのゴールド製ノーチラスも廃盤となっています。

こちらは5164A-001のアクアノート・トラベルタイムとは逆で、革バンドタイプのホワイトゴールド製とローズゴールド製が廃盤になる一方でステンレススチール製の5712/1A-001は生き残っております。

最終販売定価はホワイトゴールド製、ローズゴールド製共に8,382,000円でした。

ラグジュアリースポーツウォッチと呼べるメンズウォッチは以上のようなラインアップがディスコンティニュー=廃盤となっていますがそれ以外だと

⑥コンプリケーション ワールドタイム 5230P-001
⑦コンプリケーション 年次カレンダー 5396G-011 と 5396R-015
⑧グランド・コンプリケーション レトログラード日付表示 永久カレンダー 5160/500G-001
⑨アクアノート・ルーチェ・ハイジュエリー 5062/450R-001
⑩カラトラバ・パイロット・トラベルタイム 37.5mm Ref.7234R と Ref.7234G

なども廃盤となっています。

パテック・フィリップでは過去にCEOのティエリー・スターンがインタビューにて「ノーチラスのステンレススチール」について言及しておりステンレススチール製のラグジュアリースポーツウォッチからの脱却の必要性を語っています。

一方で完全なスポーツウォッチのアクアノートのステンレススチールは減らさないとは付け加えているものの、時計の需要がステンレススチールに一極集中することの危険性を訴えています。

パテック・フィリップは元々はムーブメントや複雑機構、そして金無垢の時計で一時代を築いたメゾンのため限られた生産本数(年間66,000本と語っています)の大部分をステンレススチールに取られる状態を望んでいないのです。また、顧客の需要がステンレススチールに集中することで金無垢モデルが売れなくなる状況も危険と感じており、過去にはIWCがその状況に陥ったとも説明しています。

・・・・と語っていたのは今から4~5年前なのですが普通にアクアノート・トラベルタイムのステンレススチール製も廃盤になってる現況はどういうことなのでしょうか(笑)CEOの言葉を信じるのであれば後継機が出るのでしょうか。

当店ではパテック・フィリップの時計での買取だけでなく、大切なお品物を手放さなくて良い【質入れ・質預かり】も行っております。

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また、【パテック・フィリップでの質入れ・質預かり】ページもご参照ください。

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