【 オーデマ・ピゲ 】開運!なんでも鑑定団でオーデマ・ピゲのロイヤル・オーク ジャンボが登場!驚きの鑑定額800万円を説明します。 ジャンボの系譜を読み解く【スタッフブログ】

2024年2月13日(火)放送の「開運!なんでも鑑定団」にて女優の浅野ゆう子さんが持ち込んだのがオーデマ・ピゲ(AP)のロイヤルオーク ジャンボでした。リファレンスは❝15202ST.OO.0944ST.02❞で持ち主は旦那さんのようですが、アンティークウォッチ専門店「ケアーズ」の会長である川瀬友和氏の鑑定結果は「800万円」でした!

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オーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」シリーズはその数が非常に多く、「あれ!その時計我が家にもあるかも!」と思った方も中にはいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は番組内で紹介・鑑定された時計がどれに当たるのかを詳しく解説していきます。

オーデマ・ピゲは世界3大時計メーカーとしてパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと共に名を連ねる長い歴史を誇る老舗メゾンです。

時計に興味の無い方には、誰もが知る「ロレックス」や「オメガ」よりも時計界における歴史や格式において更に上に位置しているブランドと認識して頂ければ差し支えないかと思います。

現在の主要ラインナップでもある1972年発表の「ロイヤルオーク」は時計業界に衝撃と、高級時計メゾンが生み出すスポーツウォッチとしての一大ムーブメントを巻き起こし、ラグジュアリースポーツウォッチとして現在の人気過熱の始祖です。

今回のなんでも鑑定団で持ち込まれた時計もこのロイヤルオークというシリーズの一本です。

現在の高級時計の高騰の原因ともなっているのが「ラグジュアリースポーツウォッチブーム」です。昔は高級時計=パーティーなどの際に身に着けるドレスウォッチが主要でした。長い歴史を誇るパテック・フィリップやオーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンなども商品の主要ラインナップは美しさを競った伝統工芸品のようなドレスウォッチでした。

その雲上ブランド達の美しい「ドレスウォッチ」に対し、ロレックスやオメガ、IWCやブライトリングといった時計メーカー達は「潜水用」「洞窟探検」「医療や鉄道の現場でも使える磁気対応」「宇宙の過酷な環境」「航空用」など様々な状況に特化させた時計やムーブメントの技術革新を進めることで支持を得てきました。

各社が別々のベクトルで競い合い発展を遂げていた時計黄金期とも言える時代でしたが、1969年のセイコーショックと呼ばれるSEIKOによるクォーツ時計の発表で機械式時計産業は大ダメージを受けます。

そんな中で機械式時計産業の救世主になったのが1972年発表の「ロイヤルオーク」でした。雲上ブランドが生み出す普段使い可能なステンレススチールの時計は、4年後に発売されるパテック・フィリップのノーチラスと共に今日まで、「ラグジュアリースポーツウォッチ」を牽引しています。

「時計界のピカソ」とも呼ばれる伝説の時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏によってデザインされたロイヤルオークはやがてオーデマ・ピゲのアイコンウォッチとなり、「ラグジュアリースポーツウォッチブーム」の始祖として歴史的観点からも非常に偉大な発明となっています。

初代ロイヤルオーク 5402

それではロイヤルオーク ❝ジャンボ❞ の系譜を紐解いていきましょう。初代ロイヤルオークが発表された当時の1970年代は、男性用時計(メンズ時計)の平均サイズは33mm~36mmと現代よりもかなり小さい物でした。

一方オーデマ・ピゲによって発表されたロイヤルオークはなんとケース径39mm。いまでこそ平均サイズですが当時としては驚異的なサイズだったようです。

当時にして巨大なサイズを誇ったその時計は一部の間で「ジャンボ」といった愛称でよばれるようになり、いつの間にか世間的に定着しています。現在では「ロイヤルオーク ジャンボ」とはこの初代ロイヤルオークに連なる系譜に使用されています。

搭載されているムーブメントはキャリバー2121。1967年にジャガー・ルクルト社によって発表されたエボーシュ(仕上げ完成前のムーブメント)のCal.920をベースとしており、各社が「薄さ」を競い合う中でオーデマ・ピゲが完成させたムーブメントです。

このCal.2121というムーブメントは2022年に現行ロイヤルオーク ❝ジャンボ❞ エクストラシンの16202ST.OO.1240ST.01が発表され、オーデマ・ピゲの自社開発ムーブメントが搭載されるようになるまで50年に渡り使われていた名作ムーブメントです。

2代目ロイヤルオーク ジャンボ 14802

ロイヤルオーク❝ジャンボ❞の正当後継機モデル Ref.14802 が登場したのは1992年という初代から20年が経った頃でした。と言うのも、1970年代後半から腕時計は小型化ブームへと突入します。

オーデマ・ピゲのロイヤルオークにおいても1970年代後半から1980年代に発売されたメンズ用はいずれも35mmだったようで、1972年に発表された初代ロイヤルオークは❝ジャンボ❞という愛称を固めていきます。

オーデマ・ピゲ社は初代への敬意としてロイヤルオーク20周年というアニバーサリーイヤーにRef.14802という限定モデルを発表します。Ref.14802は通称ジュビリーと呼ばれる1,000本(SS製や、金無垢製。プラチナ製など合わせての1,000本)の限定モデルで、初代5402へのトリビュートでもありました。

ちなみにこの Ref,14802 は次代に反した大きさの39mmも原因だったのか思うように売れず、1,000本全てが完売するのに4年を要したようです。

3代目ロイヤルオーク ジャンボ 15002

「ロイヤルオーク ジャンボ を限定ではなく通常ラインナップに。」という計画は1991年には既に計画されていたそうです。当時のオーデマ ピゲの共同ディレクターであったスティーブ・ウルカートとジョルジュ=アンリ・メイランは2代目のRef.14802が完売するまでこの計画を保留していたそうです。

結局 Ref.14802 が完売するのに4年かかったことで通常ラインナップのロイヤルオーク ジャンボ 15002の発表は1996年までずれ込みます。

この Ref.15002 はオリジナルの初代ロイヤルオーク Ref.5402 に最も近いようでそれぞれのパーツに互換性すらあったようです。唯一!上の画像の黄色矢印の部分、ベゼルの面取りの角度が45°になっています。(初代5402と2代目14802、さらに15002の後継機15202は45°)

オリジナルへの愛が強すぎたのか、Ref.15002はその後の3年間でステンレススチール製は174本しか生産されないなど、あまり売れたとは言えないモデルでした。

4代目ロイヤルオーク ジャンボ 15202

2代目の Ref.14802
3代目の Ref.15002

という2代続けてヒットしなかったという事実を受けて1990年代後半にオーデマ・ピゲは❝ジャンボ存続❞の危機に直面します。搭載ムーブメントの雛型でもあるエボーシュを製造するジャガー・ルクルト社がこのキャリバーの製造を辞めるのではないか!という噂が出ます。

オーデマ・ピゲは2つの危機的状況回避策を考えました。
①Cal.2121に替わる完全自社開発ムーブメントの作成
②ロイヤルオーク❝ジャンボ❞の見直し、復活

です。
その結果2000年に発表された Ref.15202 は初代ロイヤルオーク Ref.5402 の伝統は受け継ぎつつもタペストリー柄はより大きなグラン・タペストリー柄へと変わり、裏蓋はオープンケースバックへ。外装の精密さを大幅に増すことで高い評価を受けました!また「シルバー」「ダークブルー」「コスモブルー」など複数のカラーやピンクゴールドなどの素材を登場させた点も大きいモデルでした。

2024年2月13日(火)放送の「開運!なんでも鑑定団」にて女優の浅野ゆう子さんが持ち込んだのがオーデマ・ピゲ(AP)のロイヤルオーク ジャンボがまさにこの Ref.15202 であり、正確なリファレンスは Ref.15202ST.OO.0944ST.02 本人評価額250万円に対し、800万円もの鑑定額がついています!

5代目ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン 15202

2000年の❝15202ST.OO.0944ST.02❞でのジャンボ復活を受けて「ロイヤルオーク40周年」というアニバーサリーイヤーに登場したのがロイヤルオーク ❝ジャンボ❞ エクストラシン Ref.15202ST.OO.1240ST.01.Aです。

15202ST.OO.0944ST.02で進化した外装の精巧さはそのままに、ダイヤルのデザインで「12時位置にダブルインデックスのアワーマーカー」そして「APのロゴは6時位置に回帰」「グラン・タペストリーはプチタペストリーに回帰」と初代 Ref.5402 のデザインをトリビュートした外見へと立ち返りました。

第4世代目の15202ST.OO.0944ST.02の現代版ロイヤルオーク ジャンボを受けてのこの40周年アニバーサリーモデルは「原点回帰」という観点からも評価され、伝統×モダンなデザインは一気にプレミア化の一途を辿ります。

2010年代のオーデマ・ピゲ ロイヤルオークを代表する「入手難易度SSSの正規店で買えない時計」となっています。

6代目ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン 16202

2022年ロイヤルオーク50周年の年に発表されたのが Ref.16202ST.OO.1240ST.02です。他のこの年のオーデマ・ピゲのロイヤルオーク新作同様にシースルーバックから見えるローラーには50周年の「50」が施されています。

現行モデルのRef.16202ST.OO.1240ST.02最大の進化は、「ムーブメント」です。1990年代後半に陥った際のオーデマ・ピゲの復活のアイディアの一つである①完全自社ムーブメントの開発に20年余りの時を経てついに辿り着きました。

15202でのロイヤルオーク ジャンボの復活、そしてジャンボ初の完全自社開発ムーブメント キャリバー7121 を搭載した16202はケース径やサイズ、そして初代オリジナル版のデザインなどはそのままに、パワーリザーブが40時間➔52時間になるなど飛躍的なスペックの向上を遂げています。

プレミア化しているロイヤルオーク ジャンボですが単なる復刻版では思うように売れなかった過去があるなどその歴史を紐解くと面白いですよね(◍´◡`◍)またIWCのインヂュニアなどにも言えますがブランド側が歴史を再解釈して発売したモデルがヒットすることで、過去のモデルも見直され再評価を受ける。というのはあるあるかもしれません。それもあってか故ジェラルド・ジェンタ氏は晩年のインタビューで、

「本当の評価を受けられるまで、何十年も待たなければならなかった。」

という言葉を残しています。

現行モデルの16202ST.OO.1240ST.02を6世代目と5世代目と捉えるのかは、女優の浅野ゆう子さんが開運!なんでも鑑定団に持ち込んだ 15202ST.OO.0944ST.02Ref.15202ST.OO.1240ST.01.A を第4世代から第4.5世代 によって変わってきますが、当店では Ref.15202ST.OO.1240ST.01.A の市場での扱われ方を見ても前モデルとは完全に別の第5世代目として扱っております。

ロイヤルオーク ❝ジャンボ❞ エクストラシンは1972年に誕生した初代ロイヤルオークの正統な本流に位置しておりプレミア化するのは必然と言えます。

✔パテック・フィリップのクンロクことRef. 96
✔オメガのムーンウォッチのスピードマスタープロフェッショナル
✔セイコーのファーストダイバー

などメガブブランドの歴史に残るシリーズはやはりその時計へ与えた影響なども重要になっており、その❝オリジナル版❞数千万円~数億円といった価格でオークションにて落札されることもあります。

多くの時計コレクターや時計フリークにとってそのオリジナル版を手にするのは余りにも難易度が高すぎます….が、ブランドが過去に大いなるリスペクトを持った所謂❝復刻版❞であれば!!とこぞって狙った結果、こちらもプレミア価格になっているというのが現状であります。

例えば
✔第5世代 ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン
✔第6世代 ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン
は定価に対して当店での質入れ・質預かりも以下の様な対応が可能です。

時計画像リファレンス 商品名 特徴販売最終定価質入れ・質預かり概算額
15202ST.OO.1240ST.01.A
ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン
40周年記念
販売期間:2012~2022
3,850,000円6,000,000円
16202ST.OO.1240ST.02
ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン
50周年記念
販売期間:2022~
4,675,000円6,500,000円
※2024年現在時点

オーデマ・ピゲのロイヤルオークは当店でも取り扱いさせて頂くことの多い時計の一つです。オーデマ・ピゲなどの時計のご売却や、質入れ・質預かりでの一時的にご入用の方はお気軽にご相談ください。

オーデマ・ピゲは下記もご覧ください。


ロイヤルオーク
質入れ・質預かり 可能額

✔ロイヤルオーク オフショア
質入れ・質預かり 可能額

✔CODE 11.59
質入れ・質預かり 可能額

浅野ゆう子さんのロイヤルオークが登場する 開運!なんでも鑑定団の2月13日(火)放送分「雪の利尻島に超貴重<金色仏像>!?&東洋一の金山跡に<謎の絵>!実は有名画家作!?驚き値」はTverで観れますので気になる方はコチラもチェックして下さい!

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