【 セイコー 】から限定の新作時計が2種発売!プロスペックス大谷翔平モデル2023 SBDC191&1965メカニカルダイバーズ復刻モデルSBEN003【スタッフブログ】

セイコー ウォッチ株式会社から7月4日と5日と2日間続けて夏発売の数量限定モデルが発表されることとなりました。両機種とも発売は8/11(金)です。

①大谷翔平モデル2023 
②メカニカルダイバーズ復刻モデル 

どちらもこれまでの発売モデルはいずれも完売&プレ値でリセールマーケット=中古市場に出回るなど高い人気を誇っており我々質屋などの業界人から見ても非常に興味深いリリースとなります。

これまでの「大谷翔平モデル」や「メカニカルダイバーズモデル」のおさらいをしながら新発売となる数量限定モデルも見ていきましょう。

まずは大谷翔平モデルから参りましょう~!

①大谷翔平モデル2023〔SBDC191〕

今や❝世界の大谷翔平❞となった日本が世界に誇るアスリートである大谷翔平選手が、これまた❝日本が世界に誇る老舗ウォッチメーカーでもあるセイコー❞のイメージキャラクターに就任したのは日本ハムファイターズ在籍時でした。

2017年の日ハム在籍時の大谷翔平モデルの発売を皮切りに、
2019年にはロサンゼルス・エンゼルス仕様の大谷翔平モデルが2種、
2020年に2種、
2022年にはオールスター仕様が1種、ロサンゼルス・エンゼルス仕様が1種


と計7モデルがこれまでにリリースされてきました。
当ブログではそれらのモデルについても紹介&相場のチェックをしておりますので合わせてご参照ください!

↓【歴代大谷翔平モデルはこちらから】

いずれも既に完売済みで大谷翔平選手の人気の高さが伺えます。7年で8作がリリースされるなどそのモデル数などの多さも相まって、定価<<買取価格 とはなっていませんがいずれも換金率40~60%を維持するなどセイコーウォッチの中でも人気なのは間違いないです。

 今作SBDC191の特徴 

これまでの大谷翔平モデルはセイコーのシリーズラインナップの中でも主にビジネスマンを対象にした正確性と堅牢性が売り❝アストロン❞シリーズから発売されてきましたが8/11発売の今作はなんと初の❝プロスペックス❞からの発売となります。

上に並べた通り2017~2022年モデルはベースが❝アストロン❞ということもあってどれも日ハムカラーやエンゼルスカラー、さらにはオールスターのユニフォームカラーが入っているもののどれもスポーティーウォッチという印象でした。

…ところが今作は?

ベースモデルがなんと❝1965 メカニカルダイバーズ❞なのです!
メカニカルダイバーズについてはこの後のもう一つの限定発売モデルの項でも説明致しますので簡略化しますが、

SBDC191「セイコーが1965年に発表した国内初のダイバーズウォッチの現代風解釈×大谷翔平」がワタシです。

と!いうことなのです。

もっとかみ砕いて簡単に言うと「セイコーから大谷翔平モデルでダイバーウォッチが出るよ!」ということです。上↑に並んだこれまでの大谷モデルである❝アストロン❞軍団と見比べて頂ければデザインの違いも一目瞭然かと思います。

カラーリングは所属するエンゼルスのビジターユニフォームカラーでもあるグレーを基調としているようで秒針に赤が施されているとのことです。商品仕様を下記にまとめましたのでご参照ください。

モデル名1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 大谷翔平 2023限定モデル
品番SBDC191
価格187,000円税込み
防水性200m
ケースサイズ40.5mm(厚さ13.2mm)
数量限定1,700本
発売日8月11日(金)
ムーブメントキャリバー6R35
パワーリザーブ約70時間

リューズには大谷翔平選手の出番号でもある「17」そしてブレスレットのバックルには大谷翔平選手のサイン刻印がされているとのことです。

 今作SBDC191の高騰予測 

結論から申し上げると「定価以上のプレミア価格になることは(すぐには)ない!」が私の見解になります。

理由としては下記の通り、
①これまでの大谷翔平選手モデルで定価<中古買取相場になっているものはない。
②メカニカルダイバーズ復刻モデルの現代デザインで定価<中古買取相場になっているものはない。

というのが挙げられます。

まず①ですがこれまで発売された全7種の大谷翔平選手モデルはいずれも即完売&高い相場を維持していますが定価<買取価格になっている例はありません。加えて大谷翔平選手モデルは多いときで年に2~3本、1~2年に必ず新モデルがリリースされていますので数量限定ではありますが価格が爆発しない所以と言えます。

次に②についてですが「メカニカルダイバーズの現代デザイン」というにはこれまでもセイコーから発売されています。一番最近のものですと2023年2月発売の世界限定1,300本で国内200本限定のSBDX053(定価:385,000円)も現代デザインの一つですが7月現在まだセイコーオンラインストアで購入が可能です…。

つまりメカニカルダイバーズの現代デザインは素晴らしい時計である一方で市場人気はあまりない……というのが現状です。

以上からプレミア価格化というのは現時点では難しいと思われます。
それでも今や❝世界の大谷翔平❞ですのでこれまでの現代デザインモデルと比べると高い換金率になるかとは思います。

転売で儲けるのには向かないアイテムなので本当に欲しい人の手元に届くと思います!!良かった!!

②1965年メカニカルダイバーズ復刻モデル〔SBEN003〕

続いて1965年メカニカルダイバーズ復刻モデル〔SBEN003〕ですがこれまでの話の流れでメカニカルダイバーズ自体の人気が無いのでは?と思われている方がいるかもしれませんがそれは違います!!断固!!

セイコーのメカニカルダイバーズは「1965 メカニカルダイバーズ」と表記されているように1965年に国産初のダイバーズウォッチとして誕生しました。1966年からは南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈され、数々の過酷な環境下で実用されるなど日本の時計史としても歴史的な価値のある名作。です。

ファンが現代風デザインというリメイク品ではなく、オリジナルに忠実なモデルにこそときめくのです!!

ということです。

こちら↑が1965年当時の初代メカニカルダイバーズ6217-8001、通称ファーストダイバーです。当時の定価は13,000円程度でしたが、現在では最大買取価格350,000円強となり、定価との比較で2000%も価格が上昇しています。

「まあこれは正真正銘オリジナル品だから…」という意見もあるとは思いますが

・2017年発売の復刻モデルSBDX019〔限定数2,000〕 

こちらはオリジナルではなく2017年発売の「オリジナルに忠実な復刻モデル」です。発売時の定価は378,000円でしたが現在時点で、箱や保証書、替えベルト等も揃ってる場合には買取価格350,000円~400,000円となるなどややではありますがプレミア化しています。

詳しくは当ブログでもこれまでのメカニカルダイバーズをまとめておりますので下記をご参照頂ければと思います。

 今作SBEN003の特徴 

上記で書いたことからも分かるように❝歴史あるモデルのオリジナル版に忠実なモデルは人気が高い❞というのはこれまでで証明されています。

こちらが1965年発売の国産初のダイバーズウォッチ
8/11(金)発売の復刻版 SBEN003

個人的な最大の特徴は「ケースサイズが38mm」という点です!これがまさにオリジナル版に忠実ポイントの一つです。これまでのモデルはSBDX019などケース径39.9mmでオリジナル版と比べるとやや大きかったです。

たかが2mm、されど2mm。
です。こういったわずかな再現度の高さが人気に影響を与えるのです。

モデル名1965 メカニカルダイバーズ復刻デザイン 限定モデル
品番SBEN003
価格462,000円税込み
防水性200m
ケースサイズ38.0mm(厚さ12.5mm)
数量限定1,965本(国内500本)
発売日8月11日(金)
ムーブメントキャリバー6L37
パワーリザーブ約45時間

裏蓋のイルカの刻印やボックスに至るまで1960年代当時の雰囲気が再現されているとのことです。

 今作SBEN003の高騰予測 

リセールバリューを考慮する場合むしろ本命は大谷翔平選手モデルではなく、こちらのSBEN003かと思われます。今回のセイコー1965メカニカルダイバーズ復刻モデルSBEN003が高騰するかもしれない理由は以下の通りです。

①1965メカニカルダイバーズ復刻モデルは2017年以降で複数回発売されているがオリジナルに忠実に制作されたのは2017年のSBDX019のみ(それ以外は文字盤カラーが違ったりビームスとのコラボで寅さんモデルだったりする) 

②今作の完成度の高さ=次回の復刻モデルの発売があるか分からない、あっても最低でも数年先? 

という2点になります!

上記アドレスからセイコー1965メカニカルダイバーズ専用サイトもぜひご覧ください。

まずは①です。
メカニカルダイバーズ復刻モデルは大谷翔平選手モデルと比較すると圧倒的に発売ペースが遅いです。平均して1年に1本は確実に新作が登場する大谷翔平選手モデルに比べ、メカニカルダイバーズ復刻モデルは定期的に発売されるモデルではありません。

合わせて②にも記した通り今作SBEN003はオリジナルへの忠実復刻としての完成度が高く、次回はいつ復刻モデルが出るかは読めません。もしかすると次回は10~20年空くというのもあり得ない話ではありません。(海外メーカーと比較すると国産メーカーは限定品の発売スパンが短いのであくまで可能性の話です)

以上から「SBEN003は8/11の発売以降、中古市場でも定価同等での取引、数年後にはプレミア価格化」というのは十二分に考えられるシナリオです。

唯一懸念なのは462,000円という定価設定。これは2017年、6年前のSBDX019と比べると約10万円以上高い定価になりますのでこれがどう響くか…。

それでも!定価の何倍もの価値になるというロレックス現象は難しいかもしれませんが、所持していても値崩れすることは考えにくく資産的な意味合いでもおすすめの一本ではないでしょうか。

まとめ

今回は7月の上旬にセイコーより発表された二つの限定モデルについてブログを書きました。1965メカニカルダイバーズの現代版大谷モデルと1965メカニカルダイバーズ忠実復刻モデルという正反対の特徴を持つ二つのモデルを何故このタイミングでリリースするのか分かりませんが(笑)

普通は生誕〇〇年記念、例えば1965メカニカルダイバーズにとっては2025年が生誕60周年になるのでその時に発売されそうでしたがなぜか2023年でした。笑

大谷モデルに関してはWBC優勝記念とかMVP記念とかが出るのかと思いましたがこれは仕込みの日程を考慮してもやはり11月頃でしょうか。

大和屋質店ではセイコー製品のセイコーウォッチ、アストロン、プロスペックス、クレドール、グランドセイコーなど買取や質預けを行っております!ご検討のお客様はお気軽に当店へご相談ください!ご来店だけでなく電話、LINE等でもお気軽にどうぞ。

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【セイコー】【アストロン】WBC2023祝優勝!大会MVP大谷翔平モデル 時計 セイコーアストロンの気になる買取相場は?歴代モデルと同時にチェック!2023年最新 ※追記あり【スタッフブログ】

※2023年6月9日追記あり

日本時間2023年3月22日に国別の野球世界一を決める大会WORLD BASEBALL CLASSIC(ワールドベースボールクラシック)の決勝戦 日本VSアメリカが行われました。昨年に行われたサッカーワールドカップ2022カタール大会の決勝、フランスVSアルゼンチンと同じく世界中の少年少女が夢見た最高の組み合わせ、そして最高の対戦カードでした。試合内容も歴代最高の決勝と言われたサッカーワールドカップカタール大会に負けず劣らずの素晴らしいものでした!そして見事日本代表が優勝!

 \\\\ 優勝おめでとう日本代表 ///// 

https://twitter.com/WBCBaseball/status/1638380364908437504

大会前からメジャーリーグMVPの二刀流 大谷翔平選手やダルビッシュ有選手 史上最年少三冠王の村上宗隆選手などれ最強メンバーが集まったことでも注目され、大会が始まるとともに日本でもWBCフィーバーでした!

今大会でもMVPを獲得した大谷翔平選手!まさにこの大会期間はSHOW TIMEでした!
MLB公式のツイートもおしゃれです!

そんな大谷選手は当時日本ハムファイターズ所属時代の時にセイコーのイメージキャラクターに就任しており、その後セイコー 時計 アストロンシリーズから大谷翔平限定モデルが発売されているのです。

歴代セイコーアストロン大谷翔平モデルを振り返ると共に相場も見ていきます!

セイコーについて

セイコーの歴史はそのルーツである「服部時計店」が1881年に創業したことから始まります。1892年には時計製造工場「精工舎」が設立され今もブランド名/社名になっているセイコーというワードもここからです。その後、国内初の腕時計の製造、オートマチック時計の製造、1960年にはスイスの高級時計にも引けを取らないグランドセイコーを発表、さらに国内初のダイバーズウォッチの開発にも成功し、極めつけは1969年❝世界初のクォーツ式腕時計 アストロン❞を発売しました。

まさに日本が世界に誇る超一流時計メーカーがセイコー〔SEIKO〕です。
下記も合わせてチェック!

セイコー アストロン

セイコーアストロンはセイコーが展開する数あるシリーズの中の一つです。
・グランドセイコー
・アストロン
・クレドール
・アルバ
・プロスペックス
などなど高級路線やスポーツ特化、宝飾路線、アウトドア仕様、エントリーラインなど多岐に渡ってシリーズ展開がなされています。セイコーアストロン公式ホームページには以下の文章が綴られています。

<セイコー アストロン>は、1969年にセイコーが世界に先駆けて発売した、クオーツウオッチ<クオーツ アストロン>から名を受け継いでいます。ストーリー性のある洗練されたスタイリングと、進化を止めない唯一無二の機能性を共存させた、セイコーの先進性を象徴するブランドです。

https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron

「受け継がれている」というのがポイントで現在のセイコーアストロンは2012年に誕生した世界初の❝GPSソーラーウォッチ❞なのです。地球上のどこにいてもGPS衛星からの電波を瞬時に受信し、所持者がいる場所の正確な時刻表示を可能にした機能です。

プロスペックスは数あるシリーズの中でも❝より正確性に特化し堅牢性を高めたビジネスマン御用達❞のシリーズと言うと分かりやすいでしょうか。交通機関など時間に正確さを求める実に日本らしい時計と言えます。

時計の価格で言うと機械式>クォーツとなるのがほとんどですがクォーツの最高峰がセイコーアストロンと言えます。

歴代大谷翔平モデルと現在買取相場

 2017年 SBXB119 

当時所属していた日本ハムファイターズのカラーをイメージして作られた初代モデルです。限定3000本の販売で価格は150,000円+税でノベルティとしてレプリカサインボールが付属していました。

2023年現在買取相場45,000円-50,000円

2017年当時は100,000円を超す買取相場で取引されていましたが現在は4~5万円になっています。日本ハムファイターズ所属時のモデルはこれのみなのでそこを加味し今後高騰するかは謎ですが望み薄かもしれません。

 2019年 SBXC017 

メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍したことでエンゼルスのチームカラーである赤をアクセントに使用しています。大谷翔平選手の背番号「17」にちなんで限定1700本の販売、定価は240,000円+税です。

2023年現在買取相場120,000円前後

こちらは2019年当時には150,000円前後で買取されてましたが現在は120,000円前後と奮闘しております。黒を基調としながらもクロノグラフのサブダイアルに赤を使用と、実用性でもデザインに優れているのも関係しているかもしれません。

また2019年のモデルからノベルティにボブルヘッドが度々付属しておりこのありなしでもかなり価格に影響します。単体での取引もされるなどの人気で買取額においても4,000~10,000円前後変わることもあります。

ボブルヘッド:写真は2020年モデルの時のもの

 2019年 SBXC043 

2019年11月に発売された2019年2つめのモデル。SBXC017と比較するとエンゼルスのチームカラー赤のアクセント使用が控えめになっています。大谷選手の背番号にちなんで限定数は1700本と同じですが定価は250,000円+税と値上がり。こちらにもノベルティでボブルヘッドが付いていました。

2023年現在買取相場60,000円-75,000円

同年のSBXC017と比べると発売当時から不人気だったようでやはり大谷感そしてエンゼルス感を減らしたのが悪手だったのかもしれません。ラグ形状も変わっているのでよりサイズ感がほしい方はこちらが好きかもしれません。

 2020年 SBXC081 

2020年10月発売の大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルスモデルです。これまでと同様に1700本限定での発売でエンゼルスのホームユニフォームカラーから白×赤の組み合わせからインスパイアされているようです。税込み定価275,000円でした。ボブルヘッドがノベルティです。※先で紹介したのはこのモデルのノベルティボブルヘッド

2023年現在買取相場150,000円-180,000円

大谷翔平限定シリーズ初の白系文字盤だったこともあってか2年以上経った今も高い価格を維持しています。ここらへんからメジャーリーグでも二刀流でスターになっていったのも世間の人気に影響しているかもしれません。

 2022年 SBXC115 

2021年オールスターゲームに大谷翔平選手が出場したことを記念して発売されたモデルです。発売日は2022年4月15日。着用したアメリカン・リーグのユニフォームカラーにちなんだ特別デザインになっていて大谷モデルで現在唯一のネイビー仕様です。

ケース形状は2019年後期モデル2020年モデルと同じで遊び心として左のサブダイアルには背番号の「17」が見えます。税込み定価275,000円で1700本限定。

2023年現在買取相場100,000円-120,000円

やはり大谷色が弱まったせいなのか中古相場でも10万円前後の買取額になっています。

 2022年 SBXC125 

2022年11月11日に発売された2022年2つ目のモデルはセイコー アストロン ネクスターという新シリーズからの発売となり格好良さだけでなく時計本体のクオリティもぐぐぐっとUPしたモデルです。

 セイコーネクスターとは〔NEXTERシリーズ〕 

ネクスターシリーズとはGPSソーラーとして2012年に誕生したアストロンの10周年を祝して発売された次世代モデル、まさにネクスターです。
・サファイアクリスタルベゼル
・チタン製素材
・自分で簡単にベルトの長さを調整できるスマートアジャスター
など所々が進化しています。

そんなセイコー アストロン ネクスターから初登場した大谷翔平2022年モデルは、エンゼルスカラーで人気だった2020年モデルを踏襲し白に赤をアクセントとした組み合わせ。左のサブダイアルには「17」の背番号ナンバーが入るなどまさに全部乗せな一本です。限定1700本で定価は税込み308,000円でした。

2023年現在買取相場180,000円-200,000円

圧倒的に人気の出そうなモデルですが発売から半年が経った今現在でも正規店購入が可能であり、そういう部分も買取相場に影響しているかもしれません。2017年の最初の大谷翔平モデルは150,000円でしたので5年で倍の定価になりました。

世界のスーパースター大谷翔平モデルですがユーザー心理として30万を超える定価設定というのが関係あるかもしれません。

まとめ

これまでのモデルを振り返ってきて最新の相場も見てきましたが如何でしょうか?大谷選手モデルはいずれもコレクターズアイテム化している面がありますので保証書や箱、ノベルティに至るまで付属品の有無が価格にも影響します。

今回のWBC2023の優勝&MVPを受けてセイコーが❝大谷翔平WBC優勝&MVPモデル❞なんてのを今年の秋冬にリリースする可能性は十分ありそうですよね!世間の注目度が高まるタイミングで商品が売れる!相場が変動する!というのは良くある現象ですので大谷ファンはチェックしてみると良いかもしれません。

セイコーなどの国産ブランドは数量限定商品でもそのリリーススパンが早いのが特徴であり、ペースによっては毎年の様に限定やコラボモデルがリリースされることも珍しくありません。それに伴い需要は新作や新型に傾きますので発売から年を追うごとに相場は下落傾向になります。

その中では大谷翔平選手の飛躍と共に大谷モデルは高い換金率を維持していると言えます!今後出てくるモデルにも注目が必要です!

ともあれ!日本WBC優勝&大谷選手MVP優勝おめでとうございます!!

※2023年6月9日追記

新CMの公開を記念して2023年6月9日(金)より 「新CM公開記念!大谷翔平選手 ボブルヘッドキャンペーン」が開始となったようです。

2023年版のWBC記念などの大谷翔平限定モデルを出してくるのでは?と予想していましたが時計のデザイン~製造には時間がかかりますので早くても11月頃ではないでしょうか?セイコーはその前にまさかのボブルヘッドで大谷キャンペーンを打つようです!

【概要】

対象:11万円以上(税込)のプロスペックスまたはアストロンをご購入の方

とのことですのでプロスペックスもしくはアストロンの税込み11万円以上の時計を6/9以降で購入することで大谷翔平選手のボブルヘッド スーツVerが貰えるようです!大谷翔平選手のボブルヘッドは歴代大谷翔平限定モデルでも人気で相場にも影響しております!

スーツ仕様というのがどう響くかというところですが笑
また、ご購入を考えている方は
・ご自身が購入されるお店がキャンペーン該当店か 
・ボブルヘッドの在庫がまだあるか 

は購入前に確認した方が良いと思います!

時計の試着も済ませて購入決定してから「該当店では無かった」「既にボブルヘッドの在庫が無かった」とならないように注意しましょう。

該当店に関してはセイコーオンラインストアで購入すれば間違いないですがオンラインストアだとボブルヘッドが付くのか付かないのかの確認が出来ないのでお店に行く方がおすすめですかね!実店舗のリストはセイコー公式ホームページでも掲載されておりますのでこちらよりご確認ください。

 おすすめ商品 

本来であれば大谷翔平モデルの
SBXC115
SBXC125
のどちらかを狙いたい所ですが2023年6月現在どちらもオンラインストアでは「販売終了」となっています。このブログを書いたWBC直後の3月時点では購入可能だったSBXC125も3カ月が経過した現在は販売終了となっており大谷フィーバーを感じます。

❝実店舗在庫を狙って片っ端から問い合わせる。❞という作戦もありますが
この2つが購入できないとなれば個人的な候補は

アストロンではなく対象商品のもう片方のシリーズ❝プロスペックス❞ですかね!
こちら大谷選手モデルとは関係ありませんが下記でも紹介している通り、使いやすいデザインとカッコ良さで安定した人気と相場を誇るプロスペックスのダイバーモデルなんて良いのではないでしょうか。

2023年限定モデルでもある新作「SBDX053」もまだ購入可能のようです。(上記ブログでも触れた通り限定モデルなのに初動が悪く不人気?という見え方もできますが…)

限定などではありませんがファーストダイバーのデザインを組み込んSBDC101(6R35-00P0)もキャンペーンに該当しています。

大谷選手ファンでどうしても大谷選手に絡んだ商品が良ければSBXY041SBXC109SBEJ009といった大谷選手広告着用モデルなども候補かもしれません。ただここらへんは単に広告起用モデルですので今後相場がグングン上がる!ということはおそらく無いと思われます。

ということで以上追記でした。
6/9から始まるキャンペーン!大谷翔平選手ファンは狙ってみてくださいませ!

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【 セイコー 】1965 メカニカルダイバーズの現代デザイン SBDX053が発売 これまでのモデルや相場もチェック【スタッフブログ】

少し前になりますが日本が世界に誇る時計メーカーのセイコー(SEIKO)からセイコーダイバーズウオッチの起源であり始祖とも言える「1965 メカニカルダイバーズ」に、現代的なデザインとスペックを加えた特別仕様の限定モデルが発売になったとのことでセイコーのダイバーズウォッチについて少し掘り下げ。後半では気になる中古市場にも少し言及致します。

セイコー プロスペックスは、“Save the Ocean”活動のもと、セイコーダイバーズをご愛用いただいているダイバーや、大いなる海へ感謝の気持ちを込め、様々な海洋保護活動を支援していますが、その一環として、水中資源保護を目的とした、水中考古学研究の支援を行っています。
未知の歴史を解き明かし、未来へと繋ぐ、水中考古学の世界観と、セイコーダイバーズ史の起源である、1965年に誕生した国産初メカニカルダイバーズのデザインヘリテージを融合させた新モデルが登場します。

https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/1965_savetheocean/index

というのがセイコーのSBDX053の専用特設ページに記載されており時計の詳細やこだわり、さらにはセイコーダイバーズを通じたプロジェクト内容なども分かるので気になる方はチェックしてみて下さい。

ちなみに購入をお考えの方はセイコー公式オンラインショップからも購入が可能みたいです。

公式インスタグラムのポストからも分かる通り国内だけでなく海外からも注目を集めていることが分かります。

セイコーダイバーズウォッチの歴史

セイコーダイバーズウォッチは「1965 メカニカルダイバーズ」と表記されているように1965年に国産初のダイバーズウォッチとして誕生しました。1966年からは南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈され、数々の過酷な環境下で実用されるなど日本の時計史としても歴史的な価値のある名作です。

セイコーファーストダイバー
6217-8001
参考定価:13,000円
※1965年当時

そこから1968年に広島県呉市に住むプロフェッショナルダイバーからセイコーに届いた一通の「現在市販されているダイバーズウォッチは国内外のもの問わず、300メートルの深海潜水に耐えることができない(非常に要約)」という手紙を受け、セイコー開発チームは600m防水を誇る「6159-022」を1975年に発表しました。

チタン製ケース採用の飽和潜水仕様600m防水ダイバーズ
6159-020
6159-7010
参考定価:89,000円
※1975年当時

とこのようにセイコーダイバーズウォッチの歴史=国産時計のダイバーズウォッチへの挑戦の歴史は今日まで続いているわけですが、今回発売になったSBDX053はセイコーファーストダイバーとも呼ばれる6217-8001の系統を組んでいるようでセイコー公式ビジュアルでもこの2本が並んだものが使われていますね!

もうひとつの6159-022ラインも現在でも人気のマリーンスタープロフェッショナル通称「ツナ缶」なんて呼ばれ方をしていたりします。現行モデルはセイコー公式HPでチェックしてください!

セイコーダイバーズウォッチ過去作の相場情報や買取額

簡単なセイコーダイバーズウォッチの歴史の振り返りでしたが❝その偉大さ❞は伝わったかと思います!セイコーダイバーズウォッチはこれまでにも何度か復刻-リメイク-がなされています。ここではこれまでのモデルの2023年現在の買取相場を見ていきます。

まずはセイコーファーストダイバーの正当復刻させたラインを見ていきます。何故こんな言い方をするかと言うと、セイコーが復刻モデルを出す際には「当時のモデルを比較的忠実に再現」する場合と「現代風にリメイク」する場合の2種類があるのです!

今回の新作SBDX053はどっちですかね~!
それでは行きましょうー!

ファーストダイバー復刻作の買取相場

6217-8001

まずは本家大元のセイコー1Stダイバーズウォッチである「6217-8001」を見ていきましょう。

セイコー1stダイバー
6217-8001
販売時定価:13,000円

買取価格相場 ※2023年2月現在¥250,000~¥350,000

発表されたのが1965年と50年以上前のモデルになりますのでどの程度の状態で時計が保存されているかにもよりますが、それでも当時の定価13,000円と比べると驚異の跳ね上がり。1900~2500%UPという高騰具合です。

その時計史における歴史的価値や海外ブランドであるロレックスやオメガなどの歴史的モデルとの比較で鑑みれば今後も相場は上がり続けてもおかしくない時計です。現在ならアンティークウォッチショップなどで50万円前後で販売されているようです。

SBDX019(8L35-00N0)

続いてセイコー1stダイバーの復刻モデルの「SBDX019」

SBDX019
8L35-00N0
発売日:2017年8月
発売時定価:378,000円
限定2000本

買取価格相場 ※2023年2月現在¥300,000~¥380,000

2017年に限定数2000本で発売された復刻されたモデルです。ムーヴメントには「8L35」が使用されております。こちらは替えバンドや保証書などの付属品がある状態であれば現在、当時の定価と同等の額がつきます。驚異の換金率と言えます。

SBEX009(8L55-00E0)

2020年発売1100本限定のSBEX009

SBEX009
8L55-00E0
発売日:2020年6月
発売時定価:715,000円
限定1100本

買取価格相場 ※2023年2月現在¥300,000~¥350,000

2020年に限定数1100本で発売された復刻されたモデルです。ブルーグレーな落ち着いたダイアルカラーでありムーヴメントには「8L55」が使用されております。買取相場額¥300,000前後と堅調ではあるものの、他の復刻モデルと比較して定価が高かったこともありリセール率で言うと、他モデルよりはやや控えめ。

SBDX039(8L35-01C0)

2020年発売1700本限定のSBDX039

SBDX039
8L35-01C0
発売日:2020年11月
発売時定価:528,000円
限定1700本

買取価格相場 ※2023年2月現在¥180,000~¥230,000

2020年下期に限定数1700本で発売された復刻されたモデルです。ムーヴメントにはSBDX019と同じ「8L35」が使用されております。買取相場額¥200,000前後です。

SBDX041(8L35)

2020年11月に発売されたSBDX041は❝セイコー〔SEIKO〕×ビームス〔BEAMS〕×寅さん〔映画:男はつらいよ〕❞のトリプルコラボモデルです。

SBDX041
発売日:2020年11月
発売時定価:528,000円
限定300本

昭和のメガヒット映画シリーズでもある「男はつらいよ」にて主人公の車寅次郎(演:渥美清)が身に着けていたセイコーのファーストダイバーの復刻としてビームスが別注で作成しただけあって本数は限定300と非常に少なめ。

買取価格相場 ※2023年2月現在¥300,000~¥350,000

限定数300本当ということもあり中古市場への出回りも少ないですが約30~35万円での買取が可能なレア商品です。現在時点では、定価を上回る!というほどではありません。

ファーストダイバー現代風版の買取相場

続いてファーストダイバーを現代風にリメイクしたラインを見ていきます。こちらのラインは定価設定も10万円代と買いやすい価格になっています。

SBDC051

最初に2017年7月に発売された「SBDC051」
オリジナルデザインに忠実は「SBDX019」に対を成す形で❝現代デザイン❞という触れ込みでリリースされました。当時の定価は¥100,000円とのことでした。

買取価格相場 ※2023年2月現在¥15,000~¥20,000

比較的不人気なのかマニア心を擽らなかったのか2023年現在の中古市場では特別な扱いは受けておらず、セイコーの通常の時計と同じ扱いです。

SBDC101(6R35-00P0)

2020年6月発売のSBDC101、SBDC103、SBDC105

SBDC101
6R35-00P0
発売日:2020年6月
定価:143,000円
現行モデル

買取価格相場 ※2023年2月現在¥50,000~¥60,000

2020年に発売されたモデルで今なお発売されている人気モデル。ファーストダイバーの雰囲気を汲み取りながら普段使いもしやすいとのことで人気を博しているようです。それでも今でも販売されている。=定価ならだれでも買える商品なのでプレミア値という状態にはなっていません。それでもセイコーの通常品よりは換金率やや高め。

SBDC107(6R35-00W0)

2020年発売5500本限定のSBDC107

SBDC107
6R35-00W0
発売日:2020年6月
発売時定価:154,000円
限定5500本

買取価格相場 ※2023年2月現在¥70,000~¥80,000

2020年発売のプロスペックス55周年記念限定モデルSBDC107です。こちらは5500本と数量に縛りがあるため換金率もやや高め。

SBDC141(6R35-00P0)

2021年6月発売のSBDC141

SBDC141
6R35-00P0
発売日:2020年6月
定価:137,500円
現行モデル

買取価格相場 ※2023年2月現在¥45,000~¥50,000

ポリエステル製の強化バンドが特徴の2021年モデル。こちらも人気のSBDC101等と同様に現在でも購入が可能なモデルに当たるため中古相場での跳ね上がりなどはなし。それでも人気ラインだけあって換金率は悪くないです。

SBDC165(6R35-01V0)

2022年発売のSBDC165

SBDC165
6R35-01V0
発売日:2022年6月
発売時定価:148,500円

買取価格相場 ※2023年2月現在¥65,000~¥70,000

発売されたのは2022年とまだ新しいモデルで時計業界で流行のターコイズ。水色系の文字盤が特徴です。買取相場がやや高めなのはシンプルに新しいモデルだからと考えられます。時が経つにつれて過去作同様の相場感に落ち着く気配です。

2023年新作SBDX053の気になる今後の相場

ここまでセイコーダイバーズウォッチの過去発売作の現在相場をいくつか見てきましたが2023年新作「SBDX053」は今後どうなっていくのかを大胆予想していきましょう。

SBDX053
定価:385,000円
世界限定1300本(国内200本)
搭載ムーブメント:8L35

「SBDX053」はファーストダイバーのオリジナルデザインを受け継ぎながら文字盤などは現代風デザインを採用するなどハイブリッドなモデルに思われます。これまでの傾向を見るとマニア心を擽る「オリジナルに忠実」という部分にはSBDX053は該当しないため今後プレミア化する可能性はゼロではないものの、現時点での可能性は高くないかもしれません。しかし!2023年2月10日発売で国内限定200本ながらまだ購入が可能=初動は不人気!?かもしれないながら数十年後には「幻のレアモデル」なんて言われることもあり得ます(笑)

まとめ

セイコーメカニカルダイバーズ1965の新作SBDX053発売に合わせて軽くですがセイコーファーストダイバー系統モデルを掘り下げてきました。時計は自分がしたい気に入ったものを購入するのが一番ですが、最後の決め手に迷った時にはリセールバリューを気にされる方もいらっしゃると思います。そういった皆様の参考に少しでもなれば幸いです。

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